金田式プリアンプ No.198TYPE の製作
最終更新     2010/6/27
 
 AB級70Wの製作がなかなか終わらないので、まあ気分転換ということで手持ちの部品も活用してプリアンプの製作を開始しました。
最近の金田式アンプは定電圧電源が無い分簡単ですね。
 
 
イコライザアンプ基板
ラインアンプ基板
 
 いつもの通り100%オリジナルではありません。 手持ちの部品も活用しています。
でも今回は新品部品が多いですね。
これにヘッドホンアンプ基板が追加になります。
 
 
フロントパネルの製作           2010/4/10
 
ケースは以前ジャンクで購入してあった木製の物を使用します。
フロントパネルをどうしようかと思案の結果、今回は初めての試みで木と紙で作ることにしました。
ベースは5mmの木の板で、その上に紙にパソコンで文字を入れたものを貼り付けます。
  
 
このプリアンプは3ウエイのチャンネルフィルターを内臓させるので、左半分はそのスペースに当てます。
LOW,MID,HIGHの3つのバーニアダイアルが付きます。
  
 
こんな感じの文字にしました
 
接着は両面テープを使用
 
紙は厚手のざらつきのある白い紙を使用しました。
最近のプリンターは本当に印刷が綺麗ですね。
紙の表面保護のために水性の透明塗料を塗布します。 上手くいきますでしょうか。
  
フロントパネル完成         2010/4/16
 
水性塗料の塗布の結果はと言いますと、、、、、。
仕上げの感じは大変良いのですが、乾燥につれ板が反ってしましました。 大失敗!!
少しずつ塗料を吹いたのですがやはり紙が収縮してしまったようです。
結局角材で補強した後に紙を貼り付けました。 今度はOK。
この方法は使えそうです。 
   
 
左側のバーニアダイアルはチャンネルフィルターのレベル調整。
 
裏側はこんな感じ。
 
トグルスイッチはクロスオーバー周波数の切り替え用
 
入力はフォノ2系統とCDとAUX
 
結構良い感じになりました。
ウッドが赤が強い塗装となっているので白いパネルが新鮮な感じです。
パネルの白とパーツの黒がアクセントに。
    
リアパネル          2010/4/18
 
リアパネルはこんな感じになります。
今回の方法だとデザインは如何様にもなります。 これは結構使えますね。
  
 
リアパネル及び内部の仕切りでユニット式にして配線しやすいようにします。
アルミの複合材と「木」を使用します。 理由は加工が容易、、、、。
  
リアパネル完成         2010/4/21
 
リアパネルにRCAジャックを取り付けました。
秋月の廉価版。
  
 
パネルの色が白というのも良いもので、、、、。
 
 
今回は結構気合が入っているので進み方が早い。
  
電源の製作         2010/4/29
 
ケースの加工も終わり部品の取り付けを開始します。
チャンネルフィルター用のボリュームはダミーです。
 電源はトランスと整流回路のみなのであっという間に完成です。
トランスは18V0.4Aの基板取り付け用の物を使用しました。 (安かったので、、、、。)
  

基板と部品の配置はこんな感じ
 
基板はまだ未完成
 
ボリュームは古いアンプから取り外したアルプスのデテントボリュームを使用します。
古いものですが作りはしっかりしています。
入力の切り替えはリレーで行うのでセレクタスイッチは在庫の汎用品を使用します。
    
リレーの取り付け          2010/5/5
 
入力の切替リレーを取り付けました。
入力はフォノのMC入力1、CDを含めたライン入力3となっています。
リレーは安く且つ接点はそこそこのもの(推測ですが、、)を使用しました。 ロータリースイッチよりは安く上がりますがどちらが良いのかは?
  
 
入力切替リレー
 
 ツマミはエアーブラシで再塗装を行いました。
 
白と黒が結構良いバランスです。 今後製作するパネルは全てこのパターンで。
ツマミはオンキョーのアンプからの取り外し品を再塗装して使用。
 
ラインアンプの配線          2010/5/21

久しぶりにプリアンプの配線を行いました。
電源及び入力関係の配線は全てを基板裏面からすると大変な状況になりそうなので、コネクタを使用してあります。
完成したら半田付けをするかもしれません。
改造するならコネクタの方が断然楽です。
  
 
これでは金田式ではなく「金田タイプ」か?
 
イコライザはもう2-3日かかりそうです。

このコネクタは結構使えそうです。
 
ミューティングとセレクタスイッチはリレーを使いました。
 
残るはラインアンプの試運転とイコライザー基板の製作です。
イコライザ用の2SC959が2ペア揃うかどうかが微妙なところです。
部品箱の中から出てくるかな〜。
フロントパネルにミューティングスイッチを付け忘れていました。
急遽取り付けをしましたが、文字なしとなってしまいました。
 
ラインアンプ完成          2010/5/29
 
ラインアンプが完成しました。
試験用のパワーアンプに繋いで音をだしました。 特に問題は無いようです。 
オシロで発振の確認をしましたがこれもOK。
ノイズも無いようです。
   
 
発光ダイオードはリレーの動作用
特に必要も無いのですが
  
入力の基板を変更しました。
 
ラインアンプがノートラブルで完成したかと言いますと、、、そうはいかないのですね。
まず、配線完了後試運転をしたらリレーが動作しません。
コイルの電圧を測っても問題なし。 どうして???? 
どう考えても原因がわかりません。 まさかリレーの不良? でも買ったリレーが全部不良なんてありえませんね。
ネットでリレーのデータを見て原因判明。 リレーに記載されている接点の「絵」はボトムビューではないですか。
リレーの上部にも良く見るとケシツブのような小さな字でボトムビューと書いてあります。
私はてっきりトップビューだと思っていました。
というわけで入力のリレー基板を作りかえと相成りました。
それに試運転をして判ったのは、ボリュームにガリがあることです。
新品交換が必要ですね。
 
 
イコライザアンプの2SC959が見つかりました。
以前に製作して半分解状態になっていた初代ハイブリッドパワーアンプのドライブ段に使っていました。
これで1ペア確保。
部品箱をあさって古い959も何とか1ペア確保。
これでイコライザ基板も配線ができます。
     
イコライザアンプ配線完了           2010/6/2
 
終段の2SC959は左右チャンネルで倍もhfeが違い、古い方は外観もイマイチですがとりあえず組んでみました。
959の代替として2SC97Aを使うケースも多いようで、評価も様々ですが、一応今回97Aもゲットしておきました。
  
 
とりあえず電源を繋いで調整を行いました。 DCバランスはかなりシビアです。 こんなもんかな?
一応オシレータとオシロを繋いで様子を見ました。 出力は出ていますし、周波数によってゲインが変化するので一応正常に動作しているようです。 明日詳しいチェックと音だしをしてみる予定です。
発注しておいたボリュームが着いたら明日完成の可能性も、、、、、。
  
イコライザアンプ動作確認          2010/6/3
 
通販で購入したボリュームが到着し、試運転用のパワーアンプとスピーカーを繋いでイコライザアンプの動作確認を行いました。
ちゃんと音が出て一安心。
しかし、ボリュームを絞りきっても音がゼロにならないと言うのも多少違和感がありますね。
そのためにミューティングスイッチがついているのか。
金田式プリはゲインが高すぎて、ボリュームを絞りきっても大音量などということもあるようですね。
後日A級50Wに繋いで本格的な試運転を行った場合どうなるか?
我が家はあまり大音量は難しいのでアッテネータが必要になるかもしれません。
やはりMCカートリッジにはMCプリが良いようです。
   
イコライザアンプ試運転とチャンネルフィルター        2010/6/5
 
本格的な試運転を行いました。
入力はMCカートリッジとCDプレーヤーを、パワーアンプはA級50Wを繋ぎました。
音は十分満足のいくものです。 セレクタースイッチによる入力切替時もノイズはありません。
しかし、フォノ時はボリュームを絞っても通常聴く音量に近い状況で、これは我が家にとっては困った問題となります。
CDはフォノよりは少し小さい状態です。
う〜ん、これはアッテネータで少し絞ってやらねばならないですね。
 ウッドケースにクリアで塗装を施しました。
艶がでていい感じ。
 勢いに乗ってチャンネルフィルターの製作に入ります。
 
  
左から High、Mid、Lowの各基板
 
ここにクロスオーバー切替のリレーが付きます
 
チャンネルフィルターはとりあえず試作ということで、コンデンサも安価なシーメンスの積層フィルム、ボリュームは汎用品を使用します。
将来本格的なマルチにした場合はSEコンにでも変更しましょう。
クロスオーバー周波数はリレーによる切替式とし、とりあえずLow−Midは400Hzと500Hz、Mid−Highは4,000Hzと5,000Hzに設定します。
今月中ごろには完成させたいところです。
 
体力測定その1              2010/6/21
 
イコライザアンプの特性を測定してみました。
RIAA特性は以下のとおりです。
 

RIAA特性

RIAA偏差
   ← 体力測定の様子
   
低域の100Hz以下で誤差が出ていますが20-30Hzの一番大きなところで+1.5dB程度なのでまあOKといたしましょう。
特別精度の高いCRを使ったわけではないのですが、思ったより誤差が少ない値に収まりました。
フラットアンプは方形波を通すとオーバーシュートが見られます。 ボリュームの位置によってはごく僅かですが発振波形が見られます。
ボリューム部分にコンデンサでも入れてみましょうか。
  
製作完了              2010/6/27
  
  
後日解体し部品は転用