SME3009imp |
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2010/7/18 |
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若きころオーディオショップで羨望のまなざしで眺めていたマイクロのターンテーブルDQX−1000を、偶然にもリサイクルショップで入手した。
それでは今度はトーンアームをということで、SME3009をオークションにて入手しました。
性能面でも定評のあるアームですが、性能以上にそのデザインにはすばらしいものがあり、大変魅力的なアームです。
DQX-1000に組み付ける前に清掃を兼ねてばらばらに分解してみましょう。
何事も経験!!
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外観は目立つ傷も無くまあまあの状態です
価格は妥当な価格??
保障なしならこの程度と思われる価格です
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この辺の作りは良いですね
良いデザインです
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取り付けベース部分を外してみました
ここで問題発生!
針圧調整のアームを固定しているボルトが緩みません
1.5mmのレンチではナメそうです
1.5mmじゃあない?ということはインチの1/16位かな??
明日ホームセンターに行ってレンチを探してみましょう |
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ケーブルコネクター周辺
コネクタの金具が1個欠品です
半田付けが怪しい
半田のやり直しか他のコネクタにするか未定ですが、いずれにしても1回切っちゃいましょう |
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途中までばらばら状態です
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磨いてみるときれいになっていきます。
こりゃあ仕上がりが楽しみになってきました。
ただ、緩まないねじが緩んでくれないと大変です。どうしても緩まなければ荒療治しかないか。
しかし、このアームのねじはインチ?ミリ?
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ホームセンターで買ってきました
インチの6角レンチでサイズは1/16.
これで合いそうですが念には念を入れて「ネジはずし」なるものを買ってきました
硅砂の微粉末をペースト状にしたもののようです。
ネジの穴とレンチの間に挟まり、隙間を埋めてナメないようにするものです
レンチにちょっと付けてねじ込むとしっくりいきました
エイヤっとねじると見事に緩みました
一安心!! |
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ばらばらにして磨きました。
磨きの方法は、今流行の水を付けてこするだけのスポンジを使用しました。
水ではまずいのでシリコーンスプレーを付けて磨きます。
よく落ちますね。 きれいになります。
シリコンで艶出しと保護も兼ねています。
最後に乾拭きで仕上げ。
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8割程度のばらしです
この程度で隅々まで十分きれいになります
後は組み付けるだけ
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組立 |
2005/7/18 |
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アームリフター・サポートの取り付け
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ベース等の取り付け |
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MICRO DQX-1000のアームベースへの取り付け
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DQX-1000に仮付けてみました
DQX-1000に付属していたアームベースがSME3009用であったのは幸いでした
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コネクタは表面が変色しています
接触の状態もよくわかりません
このコネクタを使用するのには少し抵抗があります
いっそRCAのピンジャックにでも換装した方がいかもしれません
それとも、微弱信号の部分に接点というのも好ましいものではありません
コネクタ無しが一番いいのかもしれませんね
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プラグも錆だらけ、ケーブルのメッシュも相当老化しています。
ケーブルは変えなければいけない状況です。
新規に購入すると結構な値段しますので手直しで対応してみましょう。
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ケーブルの製作 |
2005/7/31 |
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いろいろ考えた末結局コネクタは流用することにしました
ケーブルの半田付け
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ケーブルはトーレンスの銀メッキ物があったので使用しました。
RCAプラグは金メッキの廉価品を使用。
将来グレードアップでもしましょう。 |
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組み付け完了。
細かい調整はこれからですが何とか形になりました。 |
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何度見ても美しいアームです。
機能を高めつつ細部にデザインがなされ、まさに機能美というものでしょうか。
試運転が楽しみですね。 |
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試運転 |
2005/8/7 |
いよいよ試運転となりましたがここで問題発生です。
まあ、ある程度予想はしていましたが、カートリッジ+シェルの重量がありすぎてバランスをとることができません。
ウエイトのネジが外れそうです。
純正シェルが穴ぼこだらけで相当軽量化されているのが納得です。
オークションで探しますが、結構いい値段がついていてとても購入できません。
それでは最後の手段です。
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ホームセンターでステンレス製のワッシャーを買ってきました。 それを両面テープで2枚貼り付けます。
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ワッシャーをウエイトに両面テープで貼り付けます
そんなに見苦しくもないようです
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設置は水準器を使用します
小さな水準器より長いものの方が全体的な水平をとるには良いと思います
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試運転状況
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カートリッジはAT-32Zをつけています |
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試運転結果 |
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結果は良好です。
格好もいいですね。 しかし、コントロールスイッチのスタート・ストップのスイッチが動作しません。
電源スイッチを入れると回りっぱなしです。
分解してチェックしなくてはいけませんね。
とりあえず完了といたします。
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コネクタの変更 |
2010/7/18 |
SME3009impのコネクタは固定がイマイチで、且つ接点が黒く変色してしまいます。
どう見ても接触がよさそうではないので交換しました。 アンプにも使ったコネクタで、金メッキがしてあり接触もよさそうです。
基部は金田式御用達のベークのユニバーサル基板です。
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カバーの形に基板をカットしアームのコードを半田付けします
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圧着の端子を加工してカバーの取り付け穴を開けます |
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こんな感じになります
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まあ上手くいった方でしょう。 イメージとしてはオリジナルより良さそうですが。
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