フェラーリ F2003−GA 製作記1
2011.09.25(日曜日)
つい先日、秋のホビーショーアイテムとしてフジミから昨年のマシン、フェラーリF10のリリースが発表。フジミ模型は精力的にF1マシンを出してくれて、本当に有りがたいメーカーです。
さて、そんなフジミ模型から、マシンとしてはちょっと古いのですが、現段階では最新キット。このマシンが発売されたことに感謝、ということで、今日からフェラーリ F2003−GAの製作をしていきたいと思います。 2003年に登場した古いマシンと言ってもフジミの最新キットなので、フジミの最新鋭の技術が投入されていることでしょう。期待大です。 それでは、いつものように中身をチェックしていきたいと思います。 |
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まずはキットの全景から。
最新のキットだけあってパーツが細かく細分化され、数も多いです。 パーツ数的には、248F1やF2007と同じくらいでしょうか。 一度箱からパーツを出すと、元に戻せないような感じです。もう少し、箱を大きくしてほしいところではありますが。 パッと見はシャープで好印象です。 |
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それでは中身を取り出して、細かく見ていきます。
こちらはモノコック、ノーズ、リアカウル等ボディー関係パーツ。 最新のキットだけあって設計が細かくしっかりしている印象。 細分化されているので、実在しない合わせ目が発生してしまうので、その辺の処理をしっかりやっていきたいですね。 |
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続いてはフロント、リアのウイングや細かい空力パーツ群。
この当時のマシンは空力付加物が多く、どうしてもパーツも細かくなってしまいますが、その辺もきっちり再現されています。 成形色は赤なので、染料の染み出しが心配されますが、フジミのキットで染み出したことがないので、あまり心配しなくても良いでしょう。その分、下地処理のサーフェイサーは必須です。 |
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続いてシャシー、サスペンションアーム類。
成形色は黒。サスペンションアームにはカーボンパターンの再現が求められます。どこまで再現するかは、仮組みを行いながら決めていきたいと思います。 ちなみにこのランナー群にバージボードも一緒になっています。本来は白なので、白の発色を良くする為にきちんとした下地処理対策が必要です。 |
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こちらは主にエンジンパーツ群。シート、ステアリング、ブレーキなんかも一緒になっております。
今回のエンジンはどうしましょうか。F2007のようにリアカウルの開閉に邪魔になるのであればエンジンレスのプロポーションモデルで仕上げていきたいと思います。この辺も、仮組みをしながら決めていきたいと思います。 |
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こちらはメッキパーツ群。
ラジエター、エキパイ、エンジンヘッド、配管、ホイール等です。 ブレーキキャリパーもここに一緒になっています。 |
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続いてはタイヤ、クリアパーツ、ポリキャップ。
タイヤはF2007と同じようなクオリティー。使えない事はないのですが、ちょっと品質が悪いですね。 |
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最後にデカール。フジミの標準的なものが付属されています。
そして、今回のビッグな特典として、マールボロデカールが付いてきました。このサービスには、正直、やられました。タバコ広告が全面的に禁止されているご時世に、まさかタバコロゴを付けてくれるとは。 今回のタバコロゴの一件は、箱の中に同梱しないという条件でデカールはあくまでもおまけ的な扱いで実現できたとか。だけど、細かいことを気にしない一部の模型店では箱の中に入れて販売しているみたいです。通販では、そういった諸事情で特典デカールが付いていないというトラブルもあったとか。 何にしても、こういうサービスは大歓迎です。 それでは、次回から製作をスタートさせていきたいと思います。 |