2005.10.31 ソフトバンクホンダ?

明日、ホンダが青山本社でなにやら11番目のチームについて発表を行うというウワサが飛び交っています。そのウワサというのが新チームの代表に元F1レーサーの鈴木亜久里が就任し、メナード・エンジニアリング社を買収するというもの。また、チームには何らかの形でソフトバンクが関与するという。おそらくソフトバンクはメインスポンサーでしょう。ここに来て、いよいよ謎の11番目のチームが具体化されてきましたね。
今思えばホンダF1第3期が発表されるまで、超極秘扱いで公に発表されるまでホンダも沈黙を守り続けてきたし、ホンダは確実なことが決定されるまで秘密主義なんですね。見ているこっちはやきもきしてしまいますが。

あくまでも現段階ではウワサではありますが、すごいですね。日本企業がここまで元気だとは。ホンダも一気に2チーム体制。ソフトバンクも野球とサッカーのチームを持っていますし。去年のダイエー・ホークスを買収したときも楽天とライブドアがゴタゴタしているなか、何もなかったかのようにスラッと買収。(もっと複雑だったと思いますが、私のイメージではこんな感じでした)ソフトバンクって何者?
メナード・エンジニアリング社というのは旧F1チームのアロウズ施設を所有している会社なので、後々車体開発はここで行われるだろう。

確実な情報ではないので妄想が膨らむばかり。もちろん、佐藤琢磨がこのチームから参戦することは確実視されています。問題は参戦まで期間が少ないということ。当然、シャシーを新たに開発するという余裕がないことから来季はBARの旧シャシーを改良して参戦するだろうという見通し。

うぅ〜んっっ・・・もっと詳しい情報を求む。どっちにしろ、11月1日付けで何らかの正式発表があるということなのでそれまでは妄想を膨らませることにする。楽しみだけど、このチーム、競争力を期待して良いのか?ちょっとドタバタしすぎているが後ろの方を走るような事態だけは避けてもらいたい。


2005.10.27 インプレッサ製作断念

とうとう決断しました。現在製作中のインプレッサ、これ以上製作しても良い完成品が出来ないと判断し製作を断念しました。苦渋の決断ではありましたが仕方がありません。こんなにクリアーのヒビというのはリカバリーが難しいものか思い知らされました。それもこれも全て自分が悪いのですが。

では、一体何が一番の理由だったのか。いくつか思いつくのですが、最大の理由はクリアー塗装後ストーブの上に置き強制的に乾燥させたのが第一要因のような気がします。もともと私のクリアー吹き付けは、たっぷりと吹き付けるので急激な温度変化ではトラブルの原因に繋がります。ボディーの乾燥は温度変化の少ない自然乾燥が一番だと言うことを、今回思い知らされました。
もう一つの理由が、モデラーズの塗料の上にクレオスのクリアーを吹き付けたこと。これも様々な報告例がネット上でありますが、塗料同士の組み合わせが悪い例がモデラーズとクレオス。少し模型をたずさわって長い人であれば同一同士の塗料でボディーを仕上げるというのは常識。失敗例のほとんどが下地と本塗装、そしてクリアーを統一したメーカーで塗装しなかったということ。絶対ダメだということではありませんが、無難に仕上げるにはこのルールはしっかり守った方がリスクは少なくなります。私は今回、本塗装から1ヶ月後のクリアー塗装だったので、下地が十分乾いているから大丈夫だという過信から、このような事になってしまいましたが、今後はなるべく同一同士の塗料で仕上げていきたいと思います。

今回の失敗は明日以降の模型製作の教訓として、スキルアップにつなげていきたいと思います。失敗して初めて痛い思いをして次への作品とつながるわけですからね。
ところで製作記には製作断念としましたが、インプレッサ事態の製作は続けていくつもりです。もちろん、今のボディーは使い物にならないのであきらめますが、シャシーなどはまだまだ十分製作できるの続行していきたいと思います。ボディーはタミヤのカスタマーサービスのお世話になろうと思います。高いキットなので、そう簡単にお蔵入りには出来ませんからね。


2005.10.24 フェラーリ330P4ベルリネッタ

先日、ヤフーオークションで落札した330P4が届きました。ほとんど模型店で見かけなくなったこのキット。再販定価2800でフジミのキットでは高い部類だなと思っていたのですが、中身を見てキットの内容に納得しました。パーツは最近のフジミのキットよりは細かく、点数も多め。それだけリアルにこだわっているという事ですね。それにもまして、この中にはエッチングパーツとシートベルトセットが同封されているという事。これには驚かされました。この内容でこの価格は驚異ですね。さすがフジミ黄金期のキットだけ有ります。これでパーツの合いがバッチリであれば完璧なキットですね。噂では、合いが悪いとは聞いていないので、素組でも良い完成品が出来そうです。

パーツ一つ一つ見ると、フジミスタンダードと言った感じですね。バリもそれなりにありますし、パーティングラインもごく普通に入っています。でも、その辺は下地処理として基本なのでそんなに苦にならないと思います。問題は、ボディーに表現されているリベットをどう処理するか。キットには、そんなリベットが細かくたくさんモールドされています。研ぎ出しを考えると、ヤスリで削り落としてしまうのが一番良い方法でしょう。ただ、その後、完全にリベットを無視して完成させるか、なにがしろの代替で表現するか、頭を悩ませます。私は恐らく前者でしょうね。

ボディーラインも、想像通り綺麗な流線的に表現されています。滅茶苦茶格好いいです。当然フェラーリは風洞を持っていますので、ル・マンを勝ちに行った結果でしょう。私個人のフェラーリのイメージで、この330P4ベルリネッタのようにまん丸としたボディーラインを持つマシンを作ってくるとは思いませんでした。そんなイメージがあるがゆえにとても斬新で魅力的なマシンなので330P4はとても好きなマシンです。近い内に是非完成させたい一台です。

この他にも、オークションでは無いのですが、F1キットを土曜日に購入しました。それは何かというとタミヤ製ブラウン・ティレル・ホンダ 020です。なぜ今頃?と思われる方もいるかと思いますが、私は中学時代、一度このマシンを作った事があるのですが、当然無塗装でデカールも満足に貼る事が出来ず、完成後1年ぐらいでデカールがバリバリに剥がれゴミにしてしまった経験があります。それ以来、特に思い入れもなく、いつでも買う事が出来ると思ってずっと買う事はありませんでした。オークションでも普通に安価で出回っていますが、いつでも買えるが330P4ベルリネッタのようにいつの間にか入手困難になってしまわないように安く入手出来る内に購入しました。近い内に、このキットもリベンジ出来たらなと思っています。

明らかに完成させるより、キットの在庫が増え続けています。そろそろマジで在庫を減らしていかないとやばくなってきました。


2005.10.23 カルソニック インパル Z 完成

少し更新が滞ってしまいましたが、実はZが既に21日に完成しました。6月から製作を開始し、実に長い放置期間を経てやっとの完成です。長かったです。製作日数自体はほぼ標準的だと思いますが、放置していたので着手から4ヶ月以上かかったのは初めてだと思います。まだインプも完成していないので、インプもかなり日数だけは経過しております。もっと、製作ピッチをあげないとだめですね。今回は人生においての色々なイベントがあったので、仕方ない面もありましたが。

完成してみるとやっぱり格好いいですね。しびれます。タミヤのキットの組成の良さに助けられていると言うところが大きいです。毎回、タミヤの作りやすさ、クオリティーの高さには驚かされます。田宮初の試みのダイキャスト製シャシーも、当初はどうかな?と思いましたが、これはこれでなかなか良いです。
今回は長い放置期間もあってか、色々とトラブルもありました。塗装で若干失敗したり、塗装面にホコリが付着したり、クリアーでデカールが引っ張られ破けたり、最後のデカール貼りに失敗したり、サイドミラーの取付に失敗したり。いろんな失敗を経験してやっと完成させることが出来ました。これらの失敗をしても、やはりキットが誰でも簡単に作れるようになっているので完成後の格好良さは格別です。失敗を帳消しにしてくれました。

製作記は完結しましたが、土日は忙しくて更新する暇がありませんでした。よって明日には製作記とギャラリーを更新したいと思っておりますのでお楽しみに。何度も言いますが失敗が多く、アラはたくさんありますがその辺はご勘弁を。


2005.10.20 モデラーズ関連サイト

私は時間があれば、モデラー仲間のサイトを必ず見ます。家に帰って見る場合もありますし、仕事中のちょっとした時間を利用したり(これは内密にこっそりと)。よって、実はほぼ毎日のように見ています。それも私のサイトにリンクを張って頂いてるサイトは必ずみます。で、何を見ているかというと、ブログをやっている方は、ブログを見たり、BBSを持っている方はBBSを覗いたり。本当であればBBSを覗けば一言何かコメントを書けば良いのですが、なかなか書くまでは至らず専らROMだけになってしまいます。(BBSを持っている方ごめんなさい。いつも私が見ていると思ってください。)もちろん、更新されている方は、更新内容は見させて頂いております。このように毎日見させて頂いておりますが、やはりブログをやっておられるサイトは、毎日管理人さんがどのように思っているのか、個性的な人間模様が伺えて好きです。また、模型の最新情報にもなりますし、見ることによって情報は大切だなと思います。

私は子供の頃、活字はとても嫌いで本なんて読むこともありませんでした。(要するに、読書は大嫌い)しかし、大人になるにつれて、インターネットが普及し、文字ぐらい読まなくてはいけないと思い、自分から積極的に情報を求めるようになりました。今でも、読書はあまり得意ではありませんが、文章を読む、特に、人の書いた日常的なブログは格好付けの文章や、営利目的に書かれている文章ではないのでとても受け入れやすく楽しいものです。最近は特に何らかの形で活字に慣れ親しむというのは大切だと思うようになりました。まず、文章力が身に付きますし、漢字も出来ないなりにも少しずつ身に付いてきます。難しいサイトに行って取っつきづらい文章を求めるのではなく、趣味のサイトで自分の共感できるような人の書いた文章を読むと言うことはそんなに難しいことではないですし、とても有意義な時間であったような感じに浸ることが出来ます。忙しい毎日を過ごして生きている現在社会においてこのように思えるようになる事はとても重要です。気持ちに余裕を持てる何かを見つけることは必要ですね。

今日も、そんな和やかな雰囲気に浸れるようなブログに出会えましたし、また模型製作意欲を掻き立てられる作品を見ることが出来ました。やっぱり同じ趣味をもつ仲間って良いですね。これからも勝手に閲覧し、勝手にROMしますのでサイト管理者様、あしからず。


2005.10.19 間もなく冬

最近、朝晩がめっきり寒くなってしまいました。日中は20度近くまで気温が上がるのですが、例年からするととても暖かい日が続いています。この朝晩の気温変化に体調を崩される方もいるかと思いますが、私もその一人です。なかなか風邪が抜けきらず、咳が止まりません。これから本格的な冬に突入するのに先が思いやられます。
しかし、最近は木の葉もすっかり赤くなり、それどころか枯れ落ちてきています。秋はもう終わりなんですね。子供の頃は、秋から冬にかけて季節が変わるこのシーズンがとても好きでしたが年齢とともに寒くなっていくこのシーズン、苦痛に感じるようになりました。また、あの寒い冬が来ると思うと憂鬱です。

さて、Zの方は華僑を迎えることが出来ました。明日、もしくは明後日ぐらいには完成できそうです。最近仕事も落ち着いてきて定時に帰れますし、模型作りのモチベーションは上向きです。インプをどうしようか悩みますが、次は何を作ろうかと色々と物色したりしています。やはり、次は静かにF1熱が上がり始めているのでF1キットですかね。FW24が保留状態になっているのでこちらを先に作ってしまおうか、それとも違うキットにしようか吟味中です。とにかく、今は新しいキットを作りたくて仕方がありません。このモチベーションが完成まで続けばいいのですけどね。そうも行かないだろうな。


2005.10.18 ヤフーオークション

私は良くヤフーのオークションを利用するのですが、手に入りにくいキットや、絶版キット、格安キット等を探すにはもってこいのオークションです。特にカーモデルのキットにおいては、版権の関係ですぐに絶版になってしまったりして、まだ店に売っているから大丈夫と安心しているとそのうち買いそびれて入手困難になってしまいます。また、フジミのように限定再販なんてされたら、普通の店では入手できない事もたくさんあります。そんなときは、ヤフーオークションをチェックです。

そして、本日、私がほしくてたまらないキットを落札しました。ヤフーオークション様々ですね。キットはフジミから再販されたフェラーリ330P4。このキットは再販されても模型店で結局一度も見掛けませんでした。私が行ったときにはもう既に売れ切れていたのかどうかは良く分かりませんが、せっかくの絶版キットの再販なのですからね、もっとたくさんの人が入手しやすいような販売方法をとって頂きたいです。

本当にヤフーオークションはほしいキットを探すには便利なのですが、問題は落札金額よりも送料を心配しなければなりません。特に私の住む北海道は、一部の地域(北海道・沖縄・離島)のみ送料別といううたい文句が多く、送料が高くなってしまいます。どうせなら全国一律にしてもらいたいものですけど、そうもなりませんからね。逆を言うと、自分が出品者になった場合、送料が問題で落札されないと言う事にもなります。同じ金額で落札するのであれば送料が安いところを選ぶのは道理ですからね。北海道だからといってこういうデメリットもあります。最近はゆうパック料金も改定され事実上、北海道のような遠い地域に郵送する場合はコスト増。ますますオークションを利用しがたくなってきました。

このほかに振り込み手数料という問題もあります。振り込み手数料・送料を含めると、普通の店で買った方が安くなると言うこともよくありますから、キットの古さ、デカールが痛んでるかを予測してオークションを利用しないと失敗することもあります。アマゾンなら新品で平均1割5分以上値引きがあって1500円以上は送料無料。近場で買った方が特か、よく吟味しなければ失敗することもありますから注意が必要です。

今回のキットは絶版でキットも比較的新しいので到着が楽しみです。また在庫を一つ増やすことになりました。近いうちにこのキットを紹介できればと考えております。ご期待下さい。


2005.10.17 24(トゥエンティーフォー)シーズン3

このサイトのプロフィールでも紹介していますが、私は海外ドラマが大好きです。特に最近のお気に入りは24。CSでは、最近シーズン2が終了したばかり。シーズン2の最終回で大統領が倒れてしまうという終わり方だったので、確実にシーズン3へ展開が繋がるという予想は出来る。ファンとしては、シーズン3が楽しみで仕方がない。そしてつい最近、フジテレビのホームページを訪れてみると、シーズン3がオン・エアーされているのではないか!しかも一挙放送で。何の告知もなしに。驚きましたよ。そして落胆ですよ。すでにシーズン3が放送されてるなんて。せめてCMで流すとか、どっかの番組で取り上げるとかしてくれないと見逃してしまいますよ・・・シーズン2の時もそうでしたが見事に見逃しました。そして一足遅いCSで見ました。見られたからそれはそれで良かったのですが、やはり、旬の時期に見たいですよね。

そんなあきらめモードだったわけですが、よくよく調べてみると24のシーズ3の放送は東京付近のローカル放送で、フジテレビ全国放送ではないということが判明。これはもしかしたら、北海道は北海道で独自に放送するのではないか?そしてUHB(北海道文化放送)のホームページで色々と調べていくとやっぱりありました!東京よりだいぶ遅れてですが、10月よりシーズン3放送開始!しかも毎週金曜日の深夜。その情報を入手したときはまだ放送開始されていなく、ラッキーでした。よってもう2回放送済みですがきちんと見ましたよ。やっぱり24は面白いですね。すぐに次回の放送を見たくなります。地上波なので、CMが気になりますがまったく問題ないです。こんなに早くシーズン3が見られるとは思いませんでした。

北海道の方、まだ見てない方は是非見てくださいね。まだまだ2話目までしか終了していないのでこれから見ても大丈夫です。たぶん・・・だけど、24だけに24話あるから全部見るのに6ヶ月もかかるのですね、これは長い。


2005.10.16 ホームページ公開1周年

本日、めでたく当サイト公開1周年を迎える事が出来ました。本当に有り難うございます。
ホームページを公開した当初は、毎日のようにプラモデルの製作を行い、コラムも欠かさない日々が続いておりましたが、3ヶ月、6ヶ月、1年となると徐々にペースが落ちてきて、最近と言えば1ヶ月以上も手を付けられない状態が続いたり当初の勢いの面影すら無くなってしまいました。想いは毎日プラモを触りたいのですけどね・・・このままいくと、今年は自分の目標としている月1台完成が達成出来ませんね・・・でも、1台でも多く完成させる事を目標に頑張って参りますのでこれからもよろしくお願い致します。

さて、今日はF1最終戦、中国GPがありました。コンストラクターズ争いに終止符が打たれましたね。やはりルノーは強かった。どたばたしたレースの中、レースに勝ったのはフェルナンド・アロンソ。さすがチャンピオンですね。終始安定したレース展開で王者の貫禄を漂わせたレースでした。2位はキミ・ライコネン。惜しくもコンストラクターズをマクラーレンにプレゼント出来ませんでしたね。ポテンシャル的に言えば間違いなくマクラーレンのマシンが今年は一番の速さを持ち得てると思いますが、逆に信頼性に欠けていたのでタイトルを逃してしまいました。キミにも拍手を送りたいです。3位はラルフ・シューマッハ。今年のトヨタは躍進の年でした。表彰台にも上がれましたし、エンジンの信頼性はピカイチでした。最終戦で有終の美を飾れたので、来年も非常に期待です。
さて、佐藤琢磨と言えば最終戦でも運が無く・・・フライングスタートでペナルティーを受けたり、途中でコースアウトしたりと落ち着かないレース展開。セーフティーカーの関係で一時8位まで順位を上げて、運が転がり込んできたかと思いきや、一時の幻となり、マシントラブルでそのままリタイヤ。今シーズンの琢磨を総括したレースでしたね。ちょっと今年は情けないシーズンでした。BARほどのポテンシャルのあるマシンで1ポイントしか上げられないとは。ドライバーズランキング最下位。フルシーズンドライバーでこれではまずいでしょう。評判がた落ちのシーズンでした。

今年はさえない一年だったのはフェラーリ勢。特にミハエル・シューマッハは散々でしたね。結果は残したものの、トップ争いをするようなレースはサンマリノGPぐらいで、あとはあまり記憶に残るレースが無く、気が付けばポイントを取っていたような感じ。昨年の王者だけに、なんだか元気のないシーズンとなってしまいました。今日のレースでも、精細の欠けたレース展開。結局スピンアウト・リタイヤとなり、琢磨同様今シーズンを象徴するような終わり方でした。

新王者決定、マクラーレンの躍進、ミシュランタイヤの問題、BAR失格等見所の多いシーズンではありましたが、期待していた人が散々だと、ちょっと後味の悪いシーズンでした。来年こそはミハエル王者奪回、琢磨の表彰台に期待です!(琢磨に来年はあるのか?)


2005.10.14 タミヤのF1キット

最近、タミヤからF1キットがリリースされなくて非常に残念です。一番最後にリリースされたのがウイリアムズBMWFW24クリアーバージョン。FW24と言えば2002年シーズンのマシンなので、タミヤから出されているキットでは最新。最新キットが2年(2003年発売なので)も前になるとファンとしてはそろそろニューマシンのリリースがあっても良いのでは?と不満を口にしてしまいます。
もうしばらく新しいキットがリリースされていないわけですが、タミヤとしても出せるものなら出したいはず。でも、そう簡単にいかないのがF1の世界であり、模型業界の難しいところなのです。一番の問題が版権問題。私は版権問題について詳しくはないのですがある程度の予測の範囲内で推測すると、版権料というのがF1のチームにとってまちまちであり、また、ものすごく高いと言うこと。実際にチームにいくらくらいの金額を支払って版権を取得するかはわかりませんが百万や千万円単位ではないはず。高いチームでは億単位の版権料を要求するチームもあると思われます。版権は、期間も関係してきます。当然、長い間版権を取ればそれだけ料金も高くなります。(厳密には、版権は期間で契約する場合と、販売個数で契約する場合があるようです。キットはチームのイメージにもなりますからね、期間で宣伝になるか、ある程度の数量出回れば宣伝になるかを天秤にかけるみたいです)
仮に丼勘定で推測しますと、3年で1億円で版権料を取得したとします。キットを1個3000円で売る場合の模型メーカーの利益は、3000円中1割は販売店の利益、1割は問屋の利益、1割は輸送コストとした場合、模型メーカーの原価は2000円となります。材料原価が500円設計・製造に1000円だと模型1個売る利益は500円。キットが20万個売れたとしても利益は1億円なので、版権料と差し引いたら粗利益無しという事になり、裏を返せば20万個以上キットが売れないと赤字となってしまうわけです。需要と供給を視野に入れて政策決定しなければなりませんし、それを考慮した上でキットの単価をいくらにすれば採算が合うかも考慮してキットの定価を決めているのも言うまでもありません。

このほかにも、F1マシンというのは秘密事項も多いので、簡単に模型化しますから図面を下さいということにはなりません。エンジンメーカーもしかりです。このために、契約までこぎ着けても、途中でエンジンは公表できなくて断念という事も結構あります。実際にFW18なんかはエンジンの許可が出なくて、結局ラジコンのボディーだけのリリースになったという話も聞きます。マシンは秘密事項のかたまりですからね。

あと、模型メーカーの宿命的問題が金型の設計の高いということ。プラスチックモデルは大量生産にはむいていますが、金型を起こすのに莫大な費用を要します。この辺は、私は全然詳しくないのでプラスチックモデルがどのように生産されて作られるか一度観てみたいところですが。とにかく、先程キット一台に設計・製造に1000円と見積もりましたが、ひょっとしたらもっとかかっているかもしれません。キットを生み出すには、この金型が一番金がかかります。

CDが100万枚以上売り上げたらミリオンセラーとしてヒットしたとなりますが、プラモデルが100万個も売れたら大変なことです。今、日本のF1人気は上昇中ですが、プラモデル人気は特に車の人気は皆無に等しい状況。F1キットを新規にリリースすると言うことは、結構バクチ的なところもはらんでいます。こう考えていくと、ニューキットをリリースしてくれることがいかに難しいことであって、また有り難いことかわかりますね。タミヤ模型さん、頑張って出してください!

BARは来年、100%ホンダになります。もしかしたら、ホンダレーシングから近いうちに新キットがでるかもしれません。っていうか、可能性大です。ホンダは日本の会社ですから比較的良心的な版権契約できると思います。ホンダと、11番目の謎のチーム、どうやら同じシャシーになるというウワサも飛んでいます。F1模型を趣味とする私としては、これがもし本当であれば嬉しい限りですし、タミヤにとっても1台の金型でデカール替えで2チームのキットをリリースできますのでメチャクチャ期待してしまいますね。


2005.10.10 何とか体調回復

今まで風邪をこじらせてしまいましてダウンしてしまいました。ダウンといっても仕事を休むほどではなく、普通に会社に行っていたのですが帰ってくると何もしたくなく、早く布団に入って体調が良くなるように安静にしておりました。ISO9001のサーベイランス(定期審査)があたっため仕事も若干忙しくそのために多少無理をしたせいもあって回復に時間がかかってしまいました。いつまでも若いと思っていても、徐々に年齢が回復を遅らせているのでしょうね。

さて、週末はF1日本グランプリ。もちろん楽しみにしてましたし本レースは生で観戦しました。が、期待の佐藤琢磨はさんざんな結果。今シーズンの琢磨の走りを象徴するかのようなレースで、本当にお粗末な内容でした。私は琢磨を応援してきましたが、そろそろファンもフラストレーションが爆発しそう。久々のコラムだったので、F1の話で盛り上がりたいところなのですがそういう気分にもなりません。ま、残り1戦。中国グランプリで彼の走りには期待しますが最後くらいビシッと決めてほしいものです。予選出走順位が順位なのであまり期待できないかな・・・
それにしても、キミ・ライコネンの走りには感服しました。日本グランプリ優勝で優勝回数はフェルナンド・アロンソを上回りましたからね。予選17位からのキミの力走。日本グランプリの話題はキミの走りに尽きます。

今シーズンも中国グランプリを残すのみとなってしまいました。なんだか寂しいですね。今週末が過ぎ去るとあの長いオフシーズンが始まります。オフはいろんなビックリするような話題が出てきそうですね。特に新規11番目のチーム。誰も予測すら出来ず急に浮いてきた未知数なところが多い新規チームだけにかなりワクワクします。近々発表があるみたいなのでいろんな妄想を膨らませながらF1模型製作へと意欲を増していけたらなと思います。ビッグな新チーム参入にあやかって、私もちょっと新しい分野にチャレンジしてみようかな。初めての1/12ビッグスケール、もしくは初めてのレジンキット製作。どちらもレベルが格段に上がるので、自分の技量が試されます。オフシーズンはどちらか一方にトライしたいと思っておりますが、さてどうなる事やら。
もちろん、製作記で紹介していこうと思いますので乞うご期待!その前に、FW24のコンパック仕様をまず仕上げてしまおうかと思います。F1シーズンが終わろうとしているときに、模型製作のモチベーションは上がってきました。オフの楽しみの一つでもありますから、これはこれで有りですね。密かにF1模型の輪を広げていきたいです。