2006.02.26 季節はずれの暴風雨

今日は一日曇りの天気。夕方から天気が崩れそうだったので久しぶりに早いうちから模型製作をしました。FW24のクリアー塗装を行い、長いこと放置していたのでデカールの具合が心配でしたが何とか軽く吹き付けることが出来ました。その後からニッサンのテラノを製作したわけですが、日が落ちて急に強い風が。日中はそれほど気温は低くなかったのですが(といっても1〜3℃)、風が強くなるにつれてすきま風が入ってきて部屋の温度が上がりません。その上雨まで降り出して。夜中にかけて大変な嵐になりました。
でも、2月で雨とはあり得ない話です。この時期、吹雪くことは良くありますが雨が降ると言うことは滅多にありません。新潟では大雪とかで問題になっていますが、こちらの地方は1月下旬から今までほとのど雪が降りませんし、なんか変な気候が続いています。3月下旬くらいの暖かい気候がずっと続いていましたし極寒の冬はどこへ行ってしまったんでしょうかね?暖かいのにこしたことはないのですが、冬らしい気候じゃないのでなんか不気味です。そのうち、しっぺ返しのような大荒れの天気にならなければいいのですが。今日は、その序章なのでしょうか?

F1の開幕戦、バーレーンGPの決勝レースがいよいよ再来週となりました。ホンダはテストの結果からするとルノーと引けを取らないくらい好調なので非常に楽しみです。ドライバーもジェンソンとルーベンスのベテランコンビ。マシンの信頼性も良いみたいなので常に表彰台圏内を走れそうです。コンストラクター2位は固いと思います。
ルノーはもちろん今年もトップ争いを展開するチームですね。今年のマシンはアロンソよりむしろフィジケラのドライビングに適しているみたいなので、今年はフィジケラの方にチャンスが来そうです。
合同テストでフェラーリが参加しなかったので、最後の合同テストからどのくらい進化を遂げたか分からないまま本戦をむかえるので、フェラーリは未知数です。が、私は今年、タイトルを取るのはフェラーリだと思っています。ミハエルがワールドチャンピオンを奪回し、来年のストーブリーグを騒がす存在になると予想します。
マクラーレンは、ボディーカラーがクロームと模型泣かせのデザインになって模型メーカーはどう表現するのか別の意味で楽しみなのですが、マシン自体も一発の速さはあるので、信頼性次第では本命かも。エンジンは失敗作だとノルベルト・ハウグも言っちゃいましたからね。やはり一発の速さだけで終わってしまいそうです。
ウイリアムズもエンジンの信頼性抜群。相性もピッタリでホンダ・ルノーに負けないくらい速さを示したので、今年は序盤戦、強そうですね。しかし、ウイリアムズのフォードエンジンはこれ以上予算も開発もしないらしいので、中盤から終盤にかけてはパワーアップの見込みゼロ。序盤でどれだけポイントを稼ぐかにかかってきます。
トヨタは昨シーズン大躍進したチーム。今年もその流れできてもらえばと思うのですが、テストではあまり良い結果が出てませんね。開幕戦には新しい空力デザインのものを登場させるようですが、どうでしょうか?こちらも未知数のチームです。トヨタはホンダを非常に意識していますからね。他のチームに負けてもホンダには負けたくないと言う意欲がチーム全体に漂っています。日本のコンストラクター同士の戦いが見物です。信頼性は抜群です。
レッドブルはエンジンの空力の設計を失敗し、オーバーヒートに苦しめられています。リリースでは問題は解決されたと発表しましたが、ボディー(サイドポンツーン)のデザインをそう簡単に変更できる問題ではありませんし。かと言って、ルノーのように鮫のエラのように穴を開ければ解決する問題ではありません。序盤は苦しい展開になりそうです。エイドリアン・ニューウィーがチームに加わったので、後半から来年あたりから強さを発揮してくるでしょう。デビット・クルサードも確実な走りをするドライバーなので終盤以降は良いところ来ると思います。
BMWザウバーはエンジンは問題ないとは思いますが(まだはっきり分かりません。パワーも出ているかどうかも)、シャシーとのマッチングに苦しんでいるようです。今年は苦しいでしょうね。中盤グループに埋もれそうです。
トロ・ロッソは昨年のミナルディーのチーム。唯一V10の規制エンジンを載せて戦います。V10のメリットが生かせるかどうか。トータルパッケージからすると、V8の小さいエンジンを積んだ方が空力的に有利のようなのでV10を生かせきれないかと思います。ほぼ終盤グループ必至です。
ミッドランドは昨年のジョーダンのチーム。コンストラクターがロシアということで、F1界初のロシアチームです。エンジンは昨年のジョーダンから引き続き同じくトヨタエンジン。パワーの問題は有りません。しかし、このチームは勝ちに行こうという気迫がゼロとF1レポーターの川井ちゃんが言ってました。参戦することに意義があるだけじゃチームは伸びてきません。終盤グループ必至です。
最後に大注目のスーパーAGURIフォーミュラーワン。11月のF1参戦表明以来、急ピッチでマシンを作っていますが、事実上、11月からゼロの状態でマシンを作っているとんでもないチーム。本来マシンを作るのには1年はかかるのに、このチームはその半分以下の期間でマシンを作っています。よって、信頼性はほぼ無し。強いて上げればホンダエンジンを載せるので、エンジンの耐久性・パワーに助けられると思います。シーズン途中でまったく新しいマシンSA06を投入予定なので、そのニューシャシーのでき次第で中盤からトップグループ争い出来るか注目です。序盤は苦しい戦い必至です。

最後に、今シーズンの私の個人的予想を立ててみました。
トップグループ フェラーリ   ルノー     ホンダ     マクラーレン
中盤グループ  ウイリアムズ  トヨタ     BMWザウバー レッドブル
終盤グループ  トロ・ロッソ  ミッドランド  SAF1

コンストラクターズ 1位 ルノー 2位 ホンダ 3位 フェラーリ
ドライバーズ    1位 ミハエル 2位 ジェンソン 3位 フェルナンド 4位 キミ   5位 ジャンカルロ 6位 ルーベンス

こんなんでどうでしょう?独断と偏見で予想してみました。


2006.02.23 SAF1バルセロナ合同テスト終了

今日はテスト3日目。SAF1は佐藤琢磨がハンドルを握り予定していた3日間のテストを締めくくった。この日は一日中ドライコンディションで、佐藤琢磨は58周を走りきりタイムは1:19.787をマーク。トップより5.852遅れの14台中14位の結果となりました。因みに、この日トップタイムを叩き出したのはホンダレーシングのジェンソン・バトン。タイムは1:13.935。2004年に記録されたタイムレコードに迫るタイムとなりました。V10エンジンからV8エンジンになり、馬力は落ちたもののエンジンが小さくなった分、空力パッケージに有利に働くためかアベレージスピードは昨年とあまり変わらないみたいですね。恐ろしきF1マシンですね。
さて、最終日の佐藤琢磨の走りですが私個人の意見ですがなかなか良いのではないでしょうか?昨日、一昨日とシステムチェックでそれほどアクセルを踏むことは出来なかったものの、最終日は少しは攻めた走りなんかもしたんじゃないでしょうかね。その結果、トップから6秒切るくらいの差であれば、バーレーンでは期待できそうです。SAF1のSA05はまだ空力デバイスはほとんどレース用の物を付けてませんからね。言ってしまえば、アロウズのA23のマシンをツインキールに変更した程度のボディー回り。次回のシルバーストーンでのテストではレギュレーションに合わせた空力パッケージのマシンでテストするみたいなので、今度は更に3秒くらいタイムアップは出来ると私は予測しております。そうなると、トロ・ロッソやミッドランドあたりと互角以上の戦いは出来ると思います。シーズン中には全く新しいSA06が登場すると言うことなので、ニューマシンが出てくればレッドブル、BMWザウバー、トヨタあたりと良い争いが出来るのではないでしょうか。これは全くの憶測なので自分の期待も込めて予測してみました。
開幕戦まであと16日。今年は日本国籍を有するチームが3チームも出走するF1GP。非常に楽しみですね。その分、ダメだったときの落胆は大きいわけですが・・・


2006.02.22 SAF1合同テスト合流

いよいよSAF1のテストが始まりました。スペインバルセロナ初日(21日)は佐藤琢磨がドライブ。走り出していきなりの電気系トラブル。わずか3周でストップしてしまいました。なんとか原因が究明でき、走り出しは午後からとなったわけですが、不運にもウエットコンディション。わずか5周で本日のテストを終了。結局まともに走ることが出来ず、トップから13秒近くも差を付けられた結果となりました。
事実上のシェイクダウンと言っても過言で無い状況で、やっぱりと言うか何というか。アロウズのA23シャシーを無理矢理今年のレギュレーションに変更してでのマシンなので、前年から熟成を重ねてきた他のチームと比べたら明暗は明らか。やはり、今年一年、暖かい気持ちで見守ってあげるしか無いみたいですね。
それにしても、A23を無理矢理ツインキールにしてくるとは。他のチームは鶴の首のように細長いノーズになっているのですが、SAF1のノーズと来たらノーズのつり下げ部をそのまま後ろに後退させたかのよう(文章表現だと難しいですね)。ストレートは良いかも知れませんが、コーナーではたしてクイックに入ることが出来るのでしょうかね。カウルの絞り込みも全然ありません。V10エンジン用に設計されていたので、そのままだとなんだかものすごい大きなエンジンを載せているみたいですね。実際はV8エンジンなので、デザイン的にはもっと絞り込めるはずです。サイドポンツーンも古くささが隠せません。直角に垂れ下がっているので、この辺も改良の余地ありですね。初めの3〜4戦はこのマシンで戦うと言うことなので、最後尾は必至です。最初の数戦は参加できただけでもすごいぐらいで、見守ってあげましょう。
さて、テストの話に戻しますが、2日目は井出有治がドライブ。この日も、システムチェック程度でタイムアタックのような思いっきりな走り込みはしませんでしたが、初日で走れなかった分、だいぶ周回をこなせました。タイム的にはトップから9秒ちょっとの遅れで、まだまだ太刀打ち出来ない状況ですが、この日はあくまでもシステムチェックが目的で、ドライコンディションだったのにタイヤはインターミディエイト(軽い雨用)タイヤを付けての走行だったようなので、これにドライタイヤを履かせて本格的にタイムアタックをすればあと5秒くらいは縮められるだろうという、期待を込めての予想を立ててみました。システムチェックの段階でフルスロットルはさすがにしないでしょうし。
明日あたりから、もっと本格的に走り込むことが出来ると思いますので何とか良いタイムを出して頂きたいと思います。次は佐藤琢磨のドライブかな?マシンだけは壊さないでほしいものです。


2006.02.19 また一つ人気サイトが終了

先日のwarachan氏のサイトに続き、またまた人気サイトが終了する事を知りました。模型とはカテゴリーは異なるのですが、F1界では超メジャー級のサイト、”F1ファンのページ”が6月をもって完全に無くなってしまうというのです。私にとって、warachan氏のサイトが無くなったのもショックでしたが、こちらのF1ファンのページが閉鎖されるのもかなりのショックです。私にインターネットの楽しさを教えてくれたのもこのサイトですし、F1の情報がまだ少ない時代にリアルタイムで色んな情報を楽しませてくれたのもこのサイトです。とても馴染み深いサイトがまた一つ無くなってしまうのはとても悲しいですね。
今思えば私が初めて友人の家で、56kの電話回線(当時はこれしか有りませんでした)でインターネットをやった時に繋いだサイトがここでした。当時はインターネットは何者だ?という感じでおっかなびっくりやった訳ですが、ここのサイトのチャットルームに初めて入り、インターネットで全く知らない他人とF1の話を出来たことに感動しました。今でもあの驚きと興奮を覚えております。それ以来、自分の家でもすぐにプロバイダー契約し、その時はOCNで契約したわけですが、インターネットを使っていくとどうしても長い間使ってしまうので、今のようにフレッツ接続が無く、使った分だけお金がかかりプロバイダ使用料、電話回線使用料を含めると1万円を超えることがしばしば。楽しさのあまり、朝日が昇るまでインターネットを楽しんだ思い出があります。これじゃまずいと、色々と料金のことを調べてたどり着いた結果がテレホーダイ。午後11時から午前8時まではいくら電話回線を使っても定額だったので、午後11時までジッと我慢して、11時になるやいなやチャットに繋げてそのまま朝の6時頃までチャットを楽しみ、少し仮眠を取って仕事に出かける日々を繰り返していたことを思い出します。ホント懐かしいです。それだけ、思い出深いサイトがこのF1ファンのページです。私のインターネット経歴の起源となったと言っても過言じゃないくらいお世話になったサイトです。そんなサイトが無くなってしまうのは非常に残念です。
F1情報の観点からも、非常にお世話になりました。当時は今のようにスカパーのF1生中継なんて存在せず、地上波のCX系で夜中の1時・2時の放送開始でいつも寝不足でF1中継を見ていました。しかし、本戦は放送されたものの予選は地域によってはオンエアーされず、私の住んでいる地域では放送されませんでした。そこで何を頼るかというとやはりここのサイト、F1ファンのページで予選結果をまずチェックして本戦を楽しむというのが私のF1の楽しみ方。当時の本戦はほとんど生放送が無かったので、録画されたものを放送されていたわけですが、そこで問題になってくるのがレースの結果を掲示板で書き込む人が出てくると言うこと。このサイトでも、何度もネタバレ厳禁なんてことも話題になりました。私も予選結果だけを見たかったのに、本戦結果を分かってしまうような事もしばしばあり、予選結果をのぞきに行くのにレース結果を見ないように恐る恐る閲覧したなんて事も今となっては良い思い出です。ほんと懐かしいですね・・・
そんな思い出深いサイトが無くなってしまうのは本当に残念です。今後、自分にとって、これだけゆかりのあるサイトが出てくるかどうかというと、決してないと思います。yahooのアクセスランキング3位に入るほどの人気サイトだっただけに本当に悔やまれます。(数あるサイトの中で3位に入るのはF1というごく少数のファンという事を考えると恐ろしい記録です)
ほんと、管理人の田原氏にはお世話になりました。また長い間有り難うございました。残念でならない気持ちでいっぱいですが管理人の意思を尊重します。お疲れ様でした。
模型のネットワークが減るのも悲しいですが、F1のネットワークが減ってしまうのも悲しいですね。


2006.02.17 とうとう季節風事件がこんな形で終焉

みなさんも、季節風事件と聞いてすぐにピンとこられるかと思います。私も影ながらこの問題は一部始終拝見しておりました。今となっては、誰が悪いとは言うことはありません。しかし、もっと良い解決方法が無かったのかと思うばかりです。この問題は、他人がとやかくどうこう言う問題ではありませんからね。某巨大掲示板2ちゃんねるで面白おかしく掻き立てる人が多いようで、私も常にロムだけはしてたわけですが匿名を理由に中傷的な事を書き込むのは許される行為ではありません。お互い顔を見合わせて、面と向かってあのような事を口に出来るでしょうか?結局、匿名という事を良いことに、ネットなら何でも出来る、普段なら他人に意見できないけどネットなら何でも言えるという卑劣な小心者が面白おかしく騒ぎを大きくしていったのだと思います。本当に、情けないことです。そういう人たちは真の弱虫です。
結局、最悪の事態で終焉となった訳ですが、本来、カーモデルを楽しく作る、見せる、教えてあげるという趣旨から離れていった結果となってしまいました。もっと仲良く楽しくカーモデルを楽しみましょうよ。
こうなった以上、私のリンクも変更しなくてはいけませんね・・・warachan氏と町工場のサイトは私のサイトを立ち上げるきっかけとなったサイトなだけに非常に残念でなりません。warachan氏のサイトは近いうちに完全に消えてしまうと言うことなので、無くなるサイトをリンクしておいても仕方がありません。また、町工場のサイトも休止状態ですし、実は、リンクのお願いのメールをしても私のサイトのリンクで唯一、返事をくれなかったのは町工場のサイトだけだったので、リンク解除のメールをしなくても良いでしょう。こちらが一方的にリンクをしたのですから、解除するのも一方的で良いと思います。もともとリンクフリーとなっていた訳ですし。
また一つ(というか二つ)、カーモデルネットワークの輪が閉ざされてしまうと言うことは非常に残念です。warachan氏のサイトが無くなることによって、私も含めたくさんの方が困るかと思います。それだけ影響力の大きいサイトでした。この問題は今後もカーモデル業界で波紋が広がりそうです。カーモデル業界の、これ以上の衰退化だけは避けて頂きたいと思います。


2006.02.16 モデリングファクトリーヒロ製FW16

ついに買っちゃいました。FW16を。F1において名車中の名車ですね。今までもスタジオ27からやクラブM等からFW16はリリースされていたわけですが、この度、決定版といえるエンジン付きフルディテールキットがモデリングファクトリーヒロから発売されると言うことで、私も密かに注目はしておりました。2ちゃんねるのF1模型の板なんかで情報をチェックし、キットの出来なんかをリサーチしていた訳ですけど、初回出荷があっという間に無くなるという超人気ぶり。私が手にしたのは、追加販売の物だったわけですが、高価なガレージキットがすぐに完売すると言うことは、いかにモデリングファクトリーヒロ製のFW16が精巧に出来ているか、また、いかにFW16という車種が人気でユーザーの需要が多いかが伺えます。
このFW16については、なぜ名車なのかはここではあえて触れませんが興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか。
本当のところ、FW16は買う予定はありませんでした。なぜなら高額ということ。そして私にはガレージキットを作成した経験がないということ。また、メタル製のフルディテールキットは初心者には向かないと言うこと。
このキット1台の値段はインジェクションキット(つまりプラスチック模型)が8台前後余裕で買えてしまう値段です。やはり私も端くれモデラー。FW16とインジェクションキット8台を天秤にかけて考えてみます。単純に考えれば、8台の完成品の方がモデラーとしては作り甲斐がありコレクションとしても様々な車種が増えるわけでこちらの方がお得ですよね。しかし、FW16という車種はそれ以上に引きつける魅力のある名車です。問題は私に作ることが出来るかと言うこと。モノコック関係のパーツのみレジン製で他は全てメタルのフルディテールキット。ガレージキットというのはパーツ同士が合わなくて当たり前の世界。インジェクションキットの経験なんて一切通用しません。合わなければ削って合わす。サイズが違えば自分でそのパーツを自分で作るくらいの力量が問われます。接着に関してもハンダか瞬間接着剤。4輪がきちんと接地する完成品を作る自信は私にはありません。これだけの要素からして、普通のガレージキットならまず買うことはなかったでしょう。
しかし、やっぱりFW16という車種は、そんなことをひっくるめてもほしくなる不思議な車です。ある意味魔力があるというか。
oshanpinさんのサイトで、キットのインプレッションが掲載されていましたので、なにげに見てみると驚くようなキットの出来映え。ホイールとブレーキディスクなんて見たときには、アルミ削り出しの良さに一目惚れ。しかも細部にはふんだんのエッチングパーツ。喉から手が出そうになりました。でも、ここまでは、ほしいなと思っていて自制心を保てたわけですが、だめ押しに当サイトにoshanpinさんからFW16大絶賛の書き込み。こりゃもうやられました。絶版になる前に是非手に入れて下さいなんて言われたら、もう買うしかないでしょう。この名車を。
そんな感じで、とうとう私もFW16に手を出してしまいました。すこし高いキットを買ってしまったという後悔もありましたが、実際にキットが手元に手が届いてそんな気持ちが一気になくなりました。いや、マジですごいキットで・・・今持っているFW18なんてとても比較になりません。とにかく、ディテールにこだわり尽くされたキットです。
私には到底作ることが出来ないキットですが、無理と敬遠ばかりしていては先に進むことは出来ません。今年の目標に、ビッグスケールに挑戦するか、ガレージキットに挑戦する事を決めていたので、FW16を買ったことですし、もったいない気分をおいといて、製作できたらなと考えております。
ここのコラムを見られた方、製作の目処が付いたら是非アドバイス頂けたらなと思います。とにかくメタルキットの作り方が良く分からないもので・・・
あと、資料の方の情報もお待ちしております。パイピング用のケーブルらしい物がセットされていますが、インストでは説明がないようなので・・・


2006.02.15 SAF1 佐藤琢磨と井出有治を起用

やっと発表されましたね。11日の東京・表参道でのPRイベントでドライバーラインナップが発表されるとウワサされて期待していたのですが、その時にはドライバーの件には触れられず、???と思っていたのですが、今日、やっと発表されました。11日時点ではドライバーはほぼ確定していたと思われますが、契約上の問題で公表できなかったんでしょうね。そして昨日、極秘でイギリスのケンブル地方空港の滑走路を利用してSA05のシェイクダウンが報道され、そのハンドルを握ったのが佐藤琢磨選手。これは既に佐藤琢磨選手の契約が内定しているからシェイクダウンを担当したと思いますので、この報道がドライバー発表を早めたのでしょうね、きっと。
これで、チーム監督、ドライバー、マシン、エンジン、タイヤすべて日本と純日本チームの誕生となったわけです。日本人として、こんなにワクワクするチームはありませんね。他の強豪チームとともに肩を並べてレースをするんですよ!すごいですね。もうこうなったら最下位を走っていても何でも良いです。今年は温かい目で見守ってあげましょう。


2006.02.10 また灯油価格値上げ

冬の季節で今が一番寒い時期なんですがまたしても良くない知らせが。灯油の値上げです。今回は4円も値上げ。いい加減、何とかしてほしいですね。今までいくら値上げしたかもう分かりません。16日から値上げらしいですが、税込みでいくらになるんでしょうかね・・・80円は確実っぽいです・・・値上げの前に、自宅の給油、済ませておかないと。
ところで、この値上げは石油資源全般に行われる見たいです。よって、灯油ほどでは無いですが2月はガソリンも軽油も値上げらしいです。北海道は特に車社会なので直接家計に響く燃料代、家計を圧迫します。家計どころが企業でも重機を扱う会社は深刻な問題です。そんな中、目を光らせているのが釧路支庁の税務課職員。なぜ燃料で税務課職員が目を光らせるかというと、このように燃料原価が上がっていくと、ディーゼルエンジンを使用する業者はコストを下げようと不正軽油、いわゆる重油や灯油を混ぜて燃料として使用するところが出てくるわけです。これが脱税になる訳です。燃料で脱税?おかしな話のように思えるわけですが、軽油とはもともと半分くらいは軽油税が課税されているので、軽油以外の燃料を使用すると、軽油税が入ってこなくなるので脱税と言うことになるわけです。ですから、各支庁の税務課職員は不正軽油使用撲滅に力を注ぐわけです。ちなみに一番コストの安い灯油だけでもディーゼルエンジンは問題なく動いてしまいます。
軽油税というのは地方税なので、脱税が発生すると各支庁の直接の税収に影響するので、不正軽油の取締は各支庁が行っているわけです。ちなみに、北海道は面積が広いので北海道内では行政区画を支庁単位に区切られています。宗谷・石狩・空知・胆振・釧路・網走など、聞き慣れないかもしれませんがこれが北海道の常識です。
軽油税に関しては北海道に限った話では無いのですが、今年は異常に不正軽油を使用する業者が多いとか。北海道の中小企業は本当に苦しいどん底にいることが伺えます。小泉さん、地方を見捨てる政策をするから、もろに北海道経済が圧迫するんですよ。痛みは平等に分かち合えばいいんですが、ごく一部にしか痛みが来ていません。その一部が北海道なんです!郵政民営化?そんな事したら北海道に荷物が届くの4日も5日もかかっちゃいますよ!
なんにしても、良い話題がない今日この頃です。

ところで、SAF1とソフトバンクのスポンサー契約交渉が決裂してしまいましたね。これでSAF1はメインスポンサーが無いままの状態です。これは今年一年戦っていくにあたって厳しいですね。チームの自己資金が無いと、開発も出来ませんし、テストも出来ません。参戦が確定しても、手放しじゃ喜べませんね。鈴木亜久里氏の苦悩は続く・・・


2006.02.03 節分

最近は忙しくなってきてプラモ作り&サイトの更新が出来なくなってきております。気が付けば今日は節分。節分といったって特別何を行うこともせず今日も忙しい日々を過ごしました。1月もあっという間に過ぎ去ってしまいましたし、月日が経過するのはホント早いですね。
先日、トリビアの泉で年月の経過が早く感じる事をジャネーの法則と言う、とやってました。60歳の人にとって1年は人生の1/60でしかなく6歳の子供にとっての1年は人生の1/6であり子供の方が時の経過が長く感じるそうです。この法則によると計算上は10歳の子供が体験する2ヶ月は60歳の大人が感じる1年と同じだと言っていました。なんだか、この話だけ聞くと妙に納得してしまいました。子供の頃って一日が長くて1年はものすごく長かったなと。最近は1日はあっという間。1週間も、そして1ヶ月も。このまま年をとり続け、1年なんて昨日のように感じるときが来ると思うとゾッとしてしまいますね。

さて、F1界では色々と話題が多くなってきておりますが、まずはSAF1。新体制発表が今月の11日に行われ、開幕戦に登場するマシンのシェイクダウンが14日のシルバーストンサーキットで行われるようです。11日の新体制発表は主にドライバーが正式に発表されるようです。佐藤琢磨選手はほぼ確定ではありますが、もう一人のドライバーが誰になるかが注目されるところです。また、14日のシェイクダウンのステアリングを握るのも佐藤琢磨選手に決まっていますので、いよいよSAF1が動き出すと言ったところでしょうか。少々遅い感もしますが第一の目標、グリッドに並ぶ!は達成されそうです。シャシーも旧アロウズのシャシーを2006年のレギュレーションに合わせた物に改造し、シャシー名SA05と命名してシルバーストンサーキットのショートトラックの主にストレート部分での初期動作のテストを行うみたいです。そして、21日にはバルセロナ合同テストを予定しているようです。他のチームとに合流し、他のチームとのタイム差がここで初めて公になる訳です。新規チームであまりタイムの方は期待できませんが、万が一、レッドブルあたりと互角に戦える戦闘力が有ればかなり期待できそうですね。非常に楽しみにです。

その他に、サーキットの話題で2007年は日本GPを富士スピードウェイで開催されるようなウワサが流れています。これはトヨタの社長がそれらしい事を発言したらしいのでかなり信憑性が高いのではないでしょうか。鈴鹿での契約は2006年までとなっている見たいですし、どうなってしまうのでしょうかね?個人的には鈴鹿はベルギーGPのスパ・フランコルシャン等のサーキットに次ぐドライバーサーキットでチャレンジングしがいの有るとドライバーの間では定評です。若干コースが狭いのが気になりますが、ドライバーの腕を試されるサーキットとして鈴鹿は有名なので、このサーキットが無くなると寂しくなってしまいますね。今年はベルギーGPが財政難で中止になってしまいましたし、名物サーキットが減っていくのは寂しいですね。最近は安全性の問題から単調な俗に言うミッキーマウスサーキットが増えてきていますので、ドライバーの腕が試されるサーキットは末永く続けて頂きたいです。
鈴鹿と富士、良くを言えば94年、95年のように日本で2GP開催なんて事にならないでしょうかね。F1エントリー11チーム中3チームが日本の自動車メーカーですしタイヤもBSなのですから。

しかし、今年はチームが消滅したりあらたに新チームが立ち上がったりでテストを見ているだけでもどこが速いのか見当も付きません。どのチームも互角といったタイムですし。これはひょっとしてぞくにマレに見る接戦のシーズンとなるかも知れませんね。楽しみです。でも、若干ホンダが良いタイムでテストしているので期待しちゃいます。