ONT size="+1">掲示板閉鎖のお知らせ
不本意な事情により、残念ながら掲示板を閉鎖することとなりました。
何ごとかとご不審に思われるかも知れませんが、趣旨を大きく逸脱した書き込みが頻繁にあった結果です。一つ一つ対応して削除しましたが、次第にエスカレートしており、狙いをつけられた掲示板そのものを削除しない限り、この類の書き込みが自動的に繰り返されるのだろうと思います。
半年足らずの短い間でしたが、参加してくださった皆様、閲覧してくださった皆様、ありがとうございました。
皆様のせっかくの書き込みを葬り去るのはもったいないので、掲示板は抹消しますが、交流の記録だけはコピーしてきました。
しばらく下に掲げておきます。
ここまで支えてくださった皆様には感謝しています。
再開の見込みは不明です。
ふたたび開設する場合は、また新しい掲示板を立てて、一からやり直すことにします。
いずれにしても、もう少し勉強しなくてはなりません。
このような顛末になり、申し訳ありませんでした。
【追記】
このページの内容は、2005年中はここに置いておきます。年が明けてから1月のうちに抹消する予定です。
[24] ご報告(大佛文乃詩集) 投稿者: wako 投稿日:2005/11/03(Thu) 21:25 |
「日誌」の方では少し前に触れましたけれども、三枝史生さんに勧めていただいた大佛文乃の詩集を読み進めているところです。 読み終えたら「ここで報告しますね」と書いたのに、近日中には読み終えそうにないので、目下読書中のご報告です。 感想の一端は「日誌」でも述べていますが、読む前に予想したよりも好きみたい。 機会を与えていただいて、ありがとうございました。
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[23] Re[22]: 大佛文乃のこと 投稿者: wako 投稿日:2005/10/18(Tue) 22:47 |
大佛文乃さんのお名前はいろんな場面で見たり聞いたりしていました。 縁がなくて、手にとって読むまでに至りませんでしたが。
山口の文学者として紹介している人たちは、「自分で作品を読んだことのある人」かつ「全国的に圧倒的な知名度のある人」で、山口の文学者の入門編くらいの名まえを並べています。 ほかにも、山口県内の文学者ということになると、氏原大作、中本たか子、青木健作は……と名前が挙がってくると思います。 それはさておき、せっかくきっかけを与えていただいたので、大佛文乃詩集を探してみようと思います。 読んだら、またここで報告しますね。 (詩は苦手分野なので、きちんと受け止められるかどうか、自信ないですけど。)
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[22] 大佛文乃のこと 投稿者: 三枝史生 投稿日:2005/10/18(Tue) 00:00 |
山口の街紹介の中に、詩人大佛文乃の名前がありませんでしたね。一度彼女の詩集を読んでみてください。貴女の感性とは全然違っていますが、阿東町地福の長谷に住んだ一人の女性の情念や息遣いが見えてきます。宮脇書店に1冊まだ残っていると思いますが。
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[21] Re[20]:
「手紙一」「手紙四」から賢治の作家論をたてる。 投稿者: wako 投稿日:2005/10/08(Sat) 10:29 |
大学三年男さん、はじめまして。 ひさしぶりに「手紙一」「手紙四」を読み返してみました。 どなたかよいご意見がいただけるといいですが、それまでのつなぎに、作家論ではないけれど、そぼくな感想を一言。
「手紙一」はジャータカのにおいが強すぎて、正直言って「ついていけない」ところがありました。 私事ですが、中学2〜3年のころ、賢治に触発されて図書館で仏教書を読みあさったことがありました。 人の心の機微に触れるような「恨みに対するのに恨みをもってしたら、いつまでも恨みは治まらない。恨むのを止めたときに恨みは鎮まる」といった句などには感動し、こういう言葉の集は読みふけりました。 ところが、「ジャータカ」(本生譚)の自分が渇き死にしそうなときに、水の中に小さい虫が浮いているのを見て、殺生はいけないから飲まずに死ぬ、そして天に迎えられる(?)というような話には、首をかしげました。こういうことを本気で信じなければよい仏教徒ではないとしたら、ずいぶん無理がある、と思いました。 中学生にしても、生真面目すぎる反応だったと思います。 ところで、宮沢賢治はいい年をして、人の心を動かす目的でこういう作品を配布しようとしたわけですから、どういう心の持ち主だったのだろうと不思議に思います。 同じジャータカでも、飢えた虎の子に自分の体を与えて救ってやる、という話なら、自己犠牲の精神をうたった物語として、受け入れることもできますが。 (亀井勝一郎が短編「捨身飼虎」で作品化していますが、素直に泣けました。これも高校生のころに読んだので、今より純粋な人間だった時のことです。) 「銀河鉄道の夜」の蠍の話にも、ジャータカ式の発想が活かされています。 たいてい古典的で素朴なものはそうですが、素材として文学作品の一部に組み込んで、うまく活かされていたときには感動するけれども、現代人を相手に、単独で感動を呼ぶのは無理というものです。
「手紙四」は宮沢賢治という人や作品世界を知っている人間にとっては興味深いものです。 ここには「永訣の朝」と「銀河鉄道の夜」の要素が散りばめられています。 賢治自身の妹を亡くした実体験がチュンセの気持ちを深く書き込ませていることと思いますが、「手紙四」にはそれを相対化して見ている別の視点があります。 自分の心の最も痛いところを、こんなふうに童話化して、他人に向けて開け広げて見せようとする……そうすることが、自己表現や悲しみの昇華につながる……というのは、とても「物書き」的な心情だろうと思います。ここで言う「物書き」は、職業作家ではなくて、プロ・アマ問わず、書くことが人格の一部になっている人種のことです。
作家論のお役には立てないと思いますが、読者として自分の思いをつぶやいてみました。
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[20] 「手紙一」「手紙四」から賢治の作家論をたてる。 投稿者:
大学三年男 投稿日:2005/10/06(Thu)
15:45 |
ということをここ二週間ほどしているのですが・・・ 参考にしたいので、どなかか手紙一・四から捉えられる賢治の作家論を立てられた方は書き込みかメールをお願いします。
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[19] 『夜明けの風』はお奨めですよ 投稿者: wako 投稿日:2005/10/04(Tue) 23:16 |
美由紀さんが挙げていらっしゃった本の中で、自分で読んだことがあるのは『夜明けの風』だけなのですが、これはお薦めの一冊です。 『辺境のオオカミ』以前は、どんなに読みたくてもサトクリフの作品があまり翻訳されないので、翻訳された作品があったら飛びついて買っていました。 それが、あの年から急に翻訳ラッシュになって、買うのが追いつかなくなって、ありがたみも少々薄れて、ほとんど図書館ですませるようになりました。 でも、『夜明けの風』だけは手元に置いておきたいと思い、つい最近注文をしたところです。まだ届いていませんが。 これで、『落日の剣』上下をそろえたら、アクイラ家の歴史を鳥瞰できるのですが、あの本は少し毛色が違うので、買うのは保留しています。
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[18] お忙しそうですね・・・ 投稿者: 美由紀 投稿日:2005/10/04(Tue) 15:40 |
美由紀です。金沢は金木犀の香りが町中に漂ってます。
wakoさん、とってもお忙しそうですね。 合併の事もあるけれど、10月1日づけの調査もあるのかな? 私の周りの役所勤めの方々も大変そうです。
私はwakoさんほど忙しくないのに最近読めなくって 今は『さいはての潮に叫ぶ』、『夜明けの風』、 『きのこ雲の下から、明日へ』、『福音の少年』などが “積ん読”状態です。
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[17] Re[16]: 八岐? 投稿者: wako 投稿日:2005/09/19(Mon) 11:04 |
安来加夜子さん、はじめまして。 ご指摘をいただき、ありがとうございます。
とくに「八岐」を主張するわけではありませんが、 この『八岐の大蛇』は歴史の本ではないので、単純に一般的な表記の中の一つを採用しました。
「遠呂智」については、この本の「やまたのおろち」は蛇ではなくて人間ですから、逆に「大蛇」と呼ばれている人であることを漢字で強調できたほうがよかったのです。
考古学的、歴史的にはずいぶんあやしいことも書いています。 あり得るかも知れない範囲で、読み物として自分で効果的だと思ったことを採用しています。 気になる人もいるでしょうし、気にならない人もいるでしょう。 寛大な目で見ていただけると幸いです。
古事記や古い言語について、今後も興味あるお話を聞かせていただけるとうれしいです。
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[16] 八岐? 投稿者: 安来加夜子 投稿日:2005/09/18(Sun) 22:13 |
ヤマタノオロチの八岐大蛇は日本書紀の一書に曰くと 書いてあり、表現としてあまり信用が置けません。 古事記には八俣遠呂智と書いてあります。古事記では、 頭ごなしに大蛇と決め付けていません。なにやら遠呂知 とは得体の知れないものとして登場します。 まあ言語学、考古学的に偽書ではないと明白となった 最古の歴史書は古事記なので、そちらに表現をあわせた ほうが良いのではと思ったりもします。 少しお節介でしたか?性格ですみません。
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[15] Re[14]: “地下鉄道” 投稿者: wako 投稿日:2005/09/03(Sat) 17:50 |
『八岐の大蛇』を読んでいただき、ありがとうございます。 面白いと感じていただき、光栄です。
ところで「地下鉄道」ですか? それは、現実の鉄道のことではなくて、組織の名まえでしょうか? 自分でその本を読んだことはないのですが、「秘密の道をぬけて」という本があるようです。 これだと、「地下鉄道」は逃亡奴隷を逃がす地下組織の名称です。 ちびくろサンボの関連本で出てきたと言うことは、人種問題に関わる本かな、と想像してみました。 全然違っているかも知れませんが。
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[14] “地下鉄道” 投稿者: 美由紀 投稿日:2005/09/03(Sat) 09:13 |
遅れ馳せながら先日、『八岐の大蛇』読みました。 面白かったです! 今は『青いチューリップ』と『虹への旅』などを読んでます。 昨日は『秘密の道をぬけて』を読みました。 “ちびくろサンボ”の関連本を何冊か読んだ時に 読んでみたいと気になっていた“地下鉄道”の事を書いた本が あったのですが すっかり書名を忘れてます。 WAKOさん、何か思い当たりますか?
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[13] 『女騎士アランナ』 投稿者: wako 投稿日:2005/07/06(Wed) 22:21 |
本国では『アランナ』の続編が出る(出ている?)そうなので、翻訳されるのを楽しみにしています。
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[12] Re[11]: 感想、ありがとうございます。 投稿者:
美由紀 投稿日:2005/07/05(Tue) 10:24 |
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アランナの絵を描いてらっしゃったんですか〜。
『アランナ』、読みました、読みました。 たしか・・・wakoさんのお勧めでしたよね?
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[11] 感想、ありがとうございます。 投稿者: wako 投稿日:2005/07/02(Sat) 23:12 |
みきさん、こんばんは。
「八岐の大蛇」の感想を寄せていただきありがとうございます。 とてもうれしいコメントでした。 登場人物たちのことを、共感を持って語ってもらえると、我が子をかわいがってもらった親のような気分になります。 私は人の親ではないので、ほんとうに子どもを持つ人からは「何を言ってる」と思われるかも知れませんが、作品と登場人物は、作者にとって我が子のようなものですから。
ちょっと遊び心で書いてみたいと思うのが、 (1)じゃれ合って遊ぶ幼いワカハヤとナギヒコ。それを見守るクサナギ族の人たち。 後に敵になったり味方になったりする人たちが、みんな身近な親しい人たちだったころの、のどかな風景。 (2)出雲に外敵が攻めてきて、一致団結して戦うスサノオとナギヒコ。
たぶん(1)は作者の自己満足になってしまうし、(2)の方はパラレルワールドを作らなくては実現不可能ですけれど。
ところで、サイトを拝見しました。まだ少しだけ、ですが。 アランナの絵を描いてらっしゃったんですか〜。 (児童文学関係者はそこに一番反応してしまいます)
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[10] 八岐の大蛇、読了です 投稿者: みき 投稿日:2005/07/01(Fri) 20:54 |
wakoさんこんばんわ。
なんか気温が変わりやすくて、体調も崩しやすい季節ですよね。 日記を拝見したら、wakoさんは肩首が痛いそうで。職業病でしょうか? お大事になさって下さいね。 私は絵の仕事をやっていますので、ずっと座りっぱなしの為に、 腰痛持ちです(笑)
さらに日記ネタですが。デビュー14周年だそうですね。 私も絵の仕事を始めて、かれこれ15年目になりますので、 wakoさんとはほぼ同期ですね〜。この位の年数をやっていますと、 やっぱり何より「続ける」ってことの大切さが身にしみますよね。 この先もずっとがんばって下さいね。
さてさて、なかなか時間が取れなかったのですが、「八岐の大蛇」 読み終わりました。 正直言って、お世辞抜きにかなり私のツボを突いてくれました! 面白かったです。最初、ナギヒコが大蛇を退治する側だと思って読んでいたので、 途中でスサノオが出てきて、あれ?と思ったら……。 ああ、そうか、という結末に。悲しいのですが、こういうラストはとても好きです。 (サトクリフの「ケルトの白馬」のラストもそうですよね) 神話ベースのFTは、時に安っぽい使い方だな……と思うこと多いのですが、 この作品は神話の神がかり的な力を全面に使わず、ナギヒコの長としての、 理想や使命、そしてスサノオですら、同じ理想を持っているために共感出来ました。 (ページ的にはむりだと思うのですが、スサノオのことももっと読んで見たかったです) ほんとに、面白かったです〜、読んでみて良かったで。 ただ一つだけ、男性陣に比べて、女性人の魅力が少し足りなかったような気はします。アザミは好きなんですが。
それでは長々と書いてしまいましたが、失礼します。
PS・絵の云々という話を書いたので、実はサイトも持っているので アドレスを入れておきます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~miki-o/
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[9] Re[8]: 村中李衣さん 投稿者: wako 投稿日:2005/06/26(Sun) 23:08 |
そうそう、村中李衣さんは山口県在住の人です。 そういえば、私はまだ村中さんの単独の講演を聞いたことがない……たぶん、なかったと思います。 パネルディスカッション等は聞く機会が多いのですが。
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[8] 村中李衣さん 投稿者: 美由紀 投稿日:2005/06/25(Sat) 21:03 |
来月、村中李衣さんの講演会があります。 聞きに行こうかな・・・と思ってます。 村中さんって 山口県でしたよね。
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[7] 美由紀さん、ようこそ 投稿者: wako 投稿日:2005/06/23(Thu) 00:06 |
いらっしゃいませ。ありがとうございます。 『ブループリント』は全くチェックしていませんでしたが、これもクローンをテーマにしたものなのですね。 手に取ったことはないけれど、図書館で見たような気がします。 やっぱりいろんな人から教えてもらえると、情報の幅が広がっていいですね。
どうぞ、これからも遊びに来てください。
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[6] 掲示板新設おめでとうございます 投稿者: 美由紀 投稿日:2005/06/22(Wed) 22:24 |
美由紀です。 掲示板新設おめでとうございます! “クローン”というと 私は『ブループリント』かな? 特別“お勧め本”というわけではありませんが。
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[5] Re[4]: 草薙列伝・八岐の大蛇 投稿者: wako 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:03 |
さっそくの再訪、ありがとうございます。 「八岐の大蛇」の感想、とても楽しみにしています。 どうぞ、遠慮のないところをお聞かせください。
では、また近いうちに。
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[4] 草薙列伝・八岐の大蛇 投稿者: みき 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:43 |
wakoさんこんにちは。書き込みに丁寧なレス、ありがとうございました。 ところで、wakoさんの著作を読んでみたいとずっと思っていましたので、「草薙列伝・八岐の大蛇」を購入しました。 読み終わったら感想も書かせて頂きますね。楽しみです〜。
それでは又。
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[3] Re[2]: はじめまして。 投稿者: wako 投稿日:2005/05/31(Tue) 23:01 |
みきさん、早速の書き込み、ありがとうございます。 恐る恐るのぞいてみたら、ぎっしりと内容の詰まった投稿がしてあって、いっぺんに元気になりました。
>
和木さん(ここではwakoさんとお書きした方がよろしいでしょうか?)
基本的には、ここではwakoですが、どちらでもかまいません。 wakoは小学校からのニックネームです。
>
和木さんはサトクリフはどの作品が一番お好きですか?
一番思い入れが強いのは、『第九軍団のワシ』です。 一番深く感動したのは『ともしびをかかげて』だったと思います。 やはり、初めに岩波書店から出された一連の作品が最も好きです。 二十歳前後のころ、まとめて読みました。 サトクリフの主人公たちは、初めからこれくらいの年齢に設定されていたり、結末でこれくらいの年齢になったりするので、やすやすと感情移入して、のめり込みました。
>
それでは又、遊びにこさせて頂きます
是非また来てください。 楽しみにしています。
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[2] はじめまして。 投稿者: みき 投稿日:2005/05/31(Tue) 12:19 |
お邪魔します。以前メールを差し上げたことがあります、おくだみきと申します。その節はお返事ありがとうございました。 今日覗きに来たら掲示板が出来ていたので、早速足跡を残させていただきます。 和木さん(ここではwakoさんとお書きした方がよろしいでしょうか?)が日記で紹介なさっている本はいつも興味深く拝見しています。和木さんがご紹介なさっていた本で気になっているのは、「ヒットラーのむすめ」です。 でも今サトクリフを買いこんでいるので、まずはそれを読んでからになりますが。私はサトクリフデビュー(笑)が遅かったので、まだ3冊目なのですが、和木さんはサトクリフはどの作品が一番お好きですか?
ちなみに私のバイブルは「ゲド戦記」です。 それでは又、遊びにこさせて頂きます
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[1] ひとまず一番乗り 投稿者: wako 投稿日:2005/05/31(Tue) 01:10 |
掲示板を新設しました。
皆様の書き込みをお待ちしています。
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以上、物語工房 掲示板の足跡でした。
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