☆★青いのが水里赤いのが土方のコメントです★☆



「幻想紳士録1」

オフセット A5 48ページ

水里裕 個人誌

1990年12月24日発行

個人誌のタイトル、随分考えてつけたはずなんですがあまりセンスがよいとはいえないような気が。初めからシリーズにするつもりだったのであえて「1」と入れてしまったのが運の尽き、今に至るまでこのタイトルとお付き合いしています。この号はやはり第一巻ということでコッパズカシい「ごあいさつ」やら「怪奇編全話解説」やら、あとは漫画というラインナップ。今では考えられないことですが、タイトル文字は活字本をコピーして切り貼りしたりインレタ貼ったり…、その稚拙な仕事ぶりが今見ると我ながら懐かしいですね。今でこそ「懐かしい」なんて書けますが、当時印刷所から戻ってきた完成品を見た私はあまりのシロウトくささに憤死しそうになったものです。

この本に関しては私の「怪奇骨董」以上にいろいろ冬コミの思い出が……詳しくは「趣味の大百貨店2」参照のこと……(笑)。


「幻想紳士録2」

オフセット A5 44ページ

水里裕 個人誌

1991年9月1日発行
個人誌第2巻、気を取り直してちょっとはすっきりした表紙になりました。でも表紙にウレシソーに自分のペンネームをしかもでっかく入れてる辺りまだダメダメともいえましょうか。とはいえ前号で「1」と銘打って、ちゃんと「2」が出たのは大変嬉しかったものです。たとえこの年夏コミ落ちてても。そして今初めて打ち明けるのですが、このとき私はジャンルコードの欄をですね、「う〜んウチって別に『夢幻紳士』オンリーファンクラブってワケでもないしィ」とか思ってつい「その他」で出してしまったのでした!そしてささやかな自己主張は「落選」という手痛いしっぺ返しに!いえ勿論単純な「落選」だったのかもしれませんが、でも「書類不備」だったのも事実。ごめーん。

けっこう「1」に比べて雰囲気変わっててびっくりしました。でもオシャレで「洗練されてる」って感じで好きです。


「幻想紳士録3」

オフセット A5 80ページ

水里裕 個人誌

1994年8月7日発行
この号ではまるまる一冊使って長いお話を書きました。タイトルは「花館の姉妹」、元ネタは久世光彦さんのドラマ「怪談・花屋敷」です。土方君と一緒に観ながら「ああここに魔実也さんがいたら、ああしてこうしてこうなって…キャーッ☆」と盛り上がった妄想をまんま紙とペンで!でもドラマそのものはそのとき一回見たきりだったのに、随分後になって再放送を見たら結構ドラマに忠実に再現しちゃってて「あらまずかったかしら?オホホ…」と思いはしたけど後の祭り、再版までしちゃいました。実はさらに第3版も準備中、あちこち描き直した原稿がいつでも入稿できる状態に。うーんでも7年も前の本、また出すバカっているかしら。どきどき。

ほんとによくあれだけ憶えていましたね〜。一緒に見ていた私なんかところどころとキャストしか……。でもこの本大好きで本編(怪奇編のこと)よかよく開きます(葉介先生ごめんなさい)。桜子・菫子嬢の衣装が素敵。でも、どっかで見たつい立てやらランプやら出てきて、以後原稿を描く時「あっ、これは堀口邸のっ!」とつい使うのをためらってしまうので困っています。
あ、再版するのなら温子さんのシーン足してよね!私のお・ね・が・い♪


「幻想紳士録4」

オフセット A5 80ページ

水里裕 個人誌

1996年2月15日発行
4号は漫画の短編集にする予定だったのですが、ワープロを新調したのと同時に土方君が教えてくれたユーミンの「砂の惑星」がツボにはまって、イキオイで「花館の姉妹」を小説にしてそのまんま本に!漫画ではアンハッピーエンドだったところ後日談をいれてハッピーエンドにしたり、茉莉花倶楽部名物「オトナ温子さん」と魔実也さんのラブシーンを足したり、なかなかお気に入りの一冊。「砂の惑星」をどうしても使いたかったこともあって、歌本シリーズで培ったアレでもってヒロイン二人のイメージソングを6曲ずつ選び、挿し絵のツマにした作業が大変楽しかったです。

いきなり送りつけられてびっくりしましたが、温子さんのシーンが嬉しくてここばっかり読んでます。魔実也さんがちゃんとお仕事してて良いですね♪温子さんもかっこよくて美しくていいですね。私の最近描く温子さんはこの本の温子さんが基準になっていますが、まだまだ色気とか妖しさとかが足りません。


「MOON NIGHT PARTY」

オフセット B6 90ページ

べたむら斑 戸脇和登 しょうこ
縄魔 小笠原夏樹 原マルチノ
羽月ちほ 土方沙織 水里裕
(敬称略 順不同)

1993年7月18日発行
この本では夢幻紳士同人の方々にお願いして、素晴らしい原稿を寄せていただきました。ナカミもいつもは怪奇編オンリーなんですが、ここではマンガ少年版・キャプテン版ミックス、さらに個人誌で募ったアンケートの回答コーナーや執筆者の皆さんの紹介コーナー等々、我ながら大変読み応えのある一冊でした。このとき私には珍しく2冊同時進行で制作したため、編集にはちょっとアラが目立つのですが、かえって「内容が良ければ編集デザインに関係なく面白い」ことを証明したような。え?それってつまり私がフダンこだわってるデザイン作業って殆ど無意味ってことですか?イヤーン!



「三日月迷宮」

オフセット A5 68ページ

水里裕
個人誌再録本

1999年8月14日発行

あちこちでバラバラと描いてきた魔実也さん原稿の再収録本です。のワリには自分の本からの再収録も結構あったような。もっとたくさん収録するつもりだったのですが、昔の原稿をじっくり見直してるとやっぱり恥ずかしくなっちゃって予定よりは薄くなりました。イチバン古いのでえーと1990年のイラストなんか出してますね。てことは私この10年というもの魔実也さんラブラブ原稿ばっかり描きながら生きてきたのね!そろそろこの情熱に免じて魔法使いのおばあさんが現れて下さらないかしら、「おまえの一番の願いはなんだい」とかいって。「ああ、おばあさん、それは勿論、…魔っ(以下自主規制)」うぅ〜ん、このページ読んで下さってる方にはどうもすいませんねぇ。

思えば先輩の送別会の日、私がたまたま本屋で見つけた怪奇編の3巻を持っていってあなたに見せたのが運の……いえ、運命でした。



「真夏の雪」

コピー A5 20ページ

水里裕 個人誌

2001年8月11日発行

この夏はもともと「幻想紳士録5」を作るつもりだったんですが、なんだか進み具合がいまひとつだったので、5月末にはアキラメちゃってこのホームページの作成に取りかかることにしました。
予定ではホームページ完成後、コミケ用にペーパーのひとつも作ってお茶を濁したら後はのんびり過ごすはず…だったのですが、なぜかホームページ公開直後そのままネームに取り掛かる私!いつもなら一ヶ月かかるネームがたった一晩で、いつもなら一枚に3日かかる作画が一日3枚のペースで。なんだか久しぶりにダッシュで走り抜けた、約2週間とちょっとでした。
これのネーム直前まで関わっていた、佐々木丸美さんの同人誌の影響で雪ネタに。せっかくのコピー本なので、オフだとあんまり出来ない紙使いに挑戦。コピーの状態もよくて、急いで作ったワリにはなかなかお気に入りの一冊です。



「MOON NIGHT PARTY 2」

オフ A5 124ページ

夢幻紳士オールスター
ゲスト様本
総勢17名様+水里裕
ゲスト様についてはこちら

2001年12月29日発行

在庫アリ
この本を作ろうと最初に思い立ったのは、鈴木輝彦さんの掲示板で「神宮寺八千華もえもえ読本」制作の打ち合わせをしていたときでした。「ああ、大勢で本作るのって楽しい…、私も私も本作りたいー!」と思い立ったらすぐ行動、「もえもえ読本」初売りの夏コミ打ち上げで早速数人の方に執筆依頼を打診させていただいたのでした。それがいつ?…、1999年の夏なんですね。それから実際に発行できたのが2001年の末って…。遅すぎる。とゆーか執念深すぎる(笑)。でも前の「MOON NIGHT PARTY」の時も、当時のあとがきを読むとやっぱり企画から発行まで2年と半年かかってるので、私にとってはこれで普通のペースなのかもしれません。ともあれ前代未聞、夢の豪華競演本になりました。ゲストの皆様には本当に大感謝!です。
なお、ネタばれになるのであまり詳しくは書けませんが…、本誌101ページでちょこっと触れた「片方だけの耳飾り」については、土方君のページにてWEB COMICとして読むことが出来ます。あわせてお楽しみ下さい♪



「闇色薔薇園 かはたれ」

コピー A5 20ページ

水里裕 個人誌

2002年8月9日発行


「闇色薔薇園」シリーズなんですが、今回なぜか個人誌。「闇色薔薇園」てタイトル、我ながら結構気に入っているのです。なんつーかこう、「このシリーズなら何でもあり、何を描いてもいいのよね…」てなカンジで(笑)。いや勿論、字ヅラも気に入ってます、はい(笑)。
「真夏の雪」に続いてのコピー本ですが、前回とほぼ同じ装丁だったので、製本作業は大変スムーズでした。でも逆にいえばワンパターンということだし、今年の夏コミで買わせていただいたコピー本、どれもとても装丁が凝っていて素敵だったので、いずれまたコピーで作る機会があれば、今度はもっと変わった本にしてみたいですね。

ところで、「かはたれ」…「彼は誰」。タイトルから決めてお話を作ったのは久し振りでした。実はペア企画なので、いずれ「たそがれ」も出るのかも?



「幻想紳士録4.5 蒼薔夜」

オフ A5 20ページ

水里裕 個人誌

2003年8月16日発行


在庫アリ

「蒼薔夜」…「そうしょうや」、と読みます。久し振りの「幻想紳士録」ですが「5」ではなくて「4.5」。もともと「5」はすでに制作中で、それが夏コミに間に合いそうになかったので急遽デッチあげ…(ゲホ)、もとい制作したのがこの本です。「5」の内容が前提になっているため、なんだかよくわからない構成になっていますが、描いてて楽しかったから私的にはまぁいっか、というカンジ。

なおこの本ではトーンを一切使いませんでした。買いに行く時間がなかったわけでも、主婦の倹約ワザというわけでもなく(笑)、たんに一度やってみたかったからなんですが、トーンを貼る行程が一切無いってのは思っていたよりラクでした。トーン粉が飛び散らないので、暑い夏には特にお勧めです!(←誰に勧めているのだ)