「趣味の百貨店」
コピー B6 26ページ

 カラー口絵・ポスター付録つき
土方沙織 楠にぽぽ
 とおこ 水里裕

1989年11月26日発行
さて、まずは初めのこの一冊から。大学の漫研有志がなんとなくイキオイで作ったコピー本、「とりあえず何でもアリのよろず本ね」というスタンスではあったのですが、でも私魔実也さん以外描く気はありませんでした。当然仕上がりは「夢幻紳士+α」本に。なにしろ私のオマケカラーも土方君のポスターも「怪奇編」「怪奇編」ときて、表紙は4人で持ち寄ったイラストをくっつけたんだけれどもオモテは当然私と土方くんで「夢幻紳士」「夢幻紳士」。
「トルーパー」(ああ懐かしい)やら「BANANA FISH」(あああ懐かしい)やら描いてくれたメンバーのアキラメ顔が今でも目をつむれば浮かんできます。ごめーん。


「趣味の百貨店 其ノ弐」

コピー B6 16ページ

土方沙織 楠にぽぽ
 とおこ 水里裕

1989年12月23日発行
前号の発行からたった一ヶ月で「弐」が出ています。若いっていいね!コレはクリスマス直前のイベントに持ってったから、全体にクリスマスをテーマに…なんて話もあったような気もしますが、結局表紙の紙をグリーンにしただけで中身はクリスマスに全然カンケイのない仕上がりになっています。そりゃまぁ魔実也さんにクリスマスもへったくれも無いよね!つーか、「夢幻紳士」オンリー本じゃないってば。まだ。
魔実也さん以外ではやっぱり「トルーパー」、あと「帝都物語」ネタがありました。本邦初公開、魔実也さんヌードが見所。


「趣味の百貨店 其ノ参」

コピー B6 20ページ

土方沙織 楠にぽぽ
とおこ 水里裕

1990年1月27日発行
またもやたったの一ヶ月で「参」発行、月刊ペースです。学生時代ってやっぱりヒマだったんだなぁー。
この号では、今まで「トルーパー」を描いてたコがとうとう圧力に負けて(誰のよ)やっと魔実也さんを描いてくれたとゆーのに、土方君が「乱歩」やら「ドラクエ」やら描いたので結局よろず本になっちゃってます。ちぇ。あっいえいえ、いいんですよ、みんなが好きなものを描いてくれれば編集長として私は本望です、うんうん。
え、私?私は魔実也さんだけしか描いてませんよぅ、おほほほほ。 


「趣味の百貨店 其ノ四」

コピー B6 16ページ

土方沙織 楠にぽぽ
とおこ 水里裕

1990年3月21日発行
「参」発行から二ヶ月も経っています、この頃メンバー全員学生だけに試験でもあったんじゃないでしょうか。
さてこの号の表紙はショッキングピンクの紙に、よりにもよって「鶴」の透かし!そこにベタで魔実也さん!てのがウリです。イヤだわ、今なら絶対に選ばない色と模様…。この頃にはもう、次に出す予定の総集編「趣味の大百貨店」のことで頭がいっぱいだったような。そして私もちょこっと「ドラクエ」ネタを描きました。堕落?浮気?いえいえ、ちゃんと「魔実也さん+ドラクエ」ネタだったのです。どんなんや。


「趣味の大百貨店〜趣味の百貨店 総集編」

オフセット B6 128ページ

土方沙織 楠にぽぽ
とおこ 水里裕

1990年4月29日発行
さて満を持して(笑)発行された「趣味の百貨店」の総集編、なんとオフセット!コピー本にあわせて書き下ろしも原稿はすべてB6原寸、たいそう描きづろうございました。表紙のイラストもソレまでは別々のイラストを貼り合わせて作っていましたが、ここで初めて文字どおり「合作」に。私と土方君、魔実也さん以外描く気のない協調性ゼロのふたりは「魔実也さんと鏡に映った魔実也さん」というデザインにチャレンジ、でも服もポーズも全然違っていて笑えます。この頃からキモノを描くのがスキだった水里は魔実也さんの着物に筆文字で「夢幻」と描こうとして、「演歌歌手かい!」と体当たりで止められたりしました。ナカミは当然半分以上夢幻紳士、メンバーの対談が関係者には楽しめます。


「趣味の大百貨店2」

オフセット A5 40ページ

土方沙織 楠にぽぽ
とおこ 水里裕

1992年2月2日発行
「大百貨店」の成功(?)に気をよくした水里が無理矢理企画決行、ナカミは「えっちな魔実也さん」と「魔王伝」と「銀英伝」と表紙に「星矢」、メンバーのコミケット&ディズニー旅行レポート四コマ。なんだかわけが解りません。内輪以外には面白くもなんともなかったかも?でも売ってしまった(笑)。


「趣味の大百貨店 こっそり参」

コピー B6 12ページ
土方沙織 水里裕

1992年9月6日発行
これはもうホントにこっそり出した本。インフォメにも一度も載せなかったし、私自身出したことすらずっと忘れていました。今見るとどうも「外伝」連載開始直前みたいで、「恐怖編連載ウレシー!」とか書いてます。うぅーん「恐怖編」と「外伝」ってちょっと違うのよね、ちょっと。つーかここで「恐怖編」はいったんお預けになったということにしておいて、またどこかで新たに「恐怖編」連載再開てなことにならないかしらね。「恐怖編」っていいタイトルですよね。