モリガキ農園は大丈夫?




月末、家畜保健所が鳥インフルエンザの調査に来て、「異常なし」とのことでした。
それ以降 (それ以前も) 、ニワトリがバタバタ死んでいくという事態は起きていません。
万が一、異常が見られた際は、お客様にはすぐにお知らせさせて頂きます。

は鳥インフルエンザ対策として、ウィンドレス鶏舎の整備を推進することを決めました。
(ウィンドレス鶏舎=窓のない鶏舎)
簡単に言えば、「太陽の明かりが一切入らない 工場の中で、ニワトリを飼いなさい」と言うてるんです。
外界と遮断して、病原菌を遮断しようという魂胆です。

んなもん、生き物が生活する環境と言えますか?
それに、ウィンドレス鶏舎が大半のアメリカで、2002年以降鳥インフルエンザが撲滅できていないんです。
EUでは、逆にニワトリの飼育するスペースを広げて、より自然な環境で飼う事によって
ニワトリを健康にする政策をとりつつある。
そのことが、鶏の免疫力を高め、鳥インフルエンザを防ぐ方策にもなるんです。

リガキ農園の鶏舎は、窓以前に 壁もない。(屋根はちゃんとある)
横も上も網で囲まれているだけ。
吹雪の日には雪が舞い込んでくることもあるが、締め切って外の空気が入らなくなるより よっぽどいい。
(ニワトリは自前の羽毛のコートを着ているので 寒さには強い。)
また、我が家のニワトリは、普段から発酵したえさや床をついばみ、いろいろな良い菌と共生している。

いらは より自然に近い環境で飼うことが、ニワトリの免疫力を高め、ひいては鳥インフルエンザ予防になる
と信じています。


森垣 聡

2004.3.22

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