これだけは知っておきたい
お部屋探しをはじめるあなたのお手伝い

     @お部屋探しをはじめるポイント
インターネット、住宅情報誌など賃貸情報がたくさんある中、自分だけの一部屋をどうやって見つけたら良いのだろうと悩んでいる人も多いと思います。ここでは、お部屋探しのはじめ方を説明します。
1 「自分のライフスタイル」を考える
進学・就職で賃貸物件を探している人、転勤・結婚で住宅を探している人など、新しく住まいを探す人のキッカケはさまざまです。また、時間の経過とともに家族構成が変わったり生活スタイルも変化してきます。その中で、自分が「住まいに何を求めてるのか」を整理していくと具体的なお部屋像が見えてきます。
たとえば、「オートバイを置くスペースが欲しい」「料理が趣味なのでキッチンスペースにこだわりたい」など。
2 「具体的な条件」を整理する
「住みたい部屋」のイメージがある程度固まってきたら、希望条件をより具体的に考えてみましょう。目安となる3大条件としては「賃料・エリア・間取り」が考えられます。他にも共益費や水道・電気料などのランニングコストの限度額もあらかじめ設定しておいた方が良いでしょう。おおよそ候補が挙がってくれば、構造・階数・設備など建物性能にも細かく気を配り、自分に最適だと思えるお部屋を絞り込んでいきましょう。

■住みたい部屋を決めるための条件(例)
@賃料AエリアB間取り(1K・2DK・2LDK・3DK・3LDKなど)C建物のタイプ(アパート・マンション・分譲貸し・貸家など)D付帯設備(エアコン・床暖房・オートロックなど)E住環境(日照・町並み・買い物・施設充実度など)F駐車場・駐輪場の有無G交通アクセスHペットが飼えるかI入居者数


     A物件情報の入手方法
情報を集める方法として、「インターネット検索」「住宅情報誌」「新聞広告・チラシ」などがあります。また近年インターネットの普及により、物件情報の入手方法もかわりつつあります。「インターネット」「住宅情報誌」を使って賃貸物件を探す場合のポイントは、後で後悔しないように情報量の豊富な「サイト・情報誌」を見つけることです。また、希望地域が決まっている場合は、その地域の不動産業者に直接訪問して情報を手に入れる事をおすすめします。


      B 用意する資金(礼金・敷金・家賃など)の意味とその目安について
契約時に必要な費用は、おおよそ月額家賃の4〜6ヶ月くらいをひとつの目安にしてください。その内訳は物件によって異なりますが、主には「敷金」「保証金」「定額補修分担金」「礼金」「家財保険」「前家賃」「仲介手数料」などがあります。ここでは各資金について詳しくご説明します。
敷金 賃貸保証料 礼金
家賃滞納などの保証金として貸主に預けるお金です。基本的に退去時に戻ってくるものですが、部屋を著しく汚してしまったり、付属設備を壊してしまったりした場合は、この敷金から修復のための費用が差し引かれることがあります。敷金は通常、家賃の2ヶ月分程度に設定されています。 アパートやマンション等の賃貸借契約を締結する際に、保証専門の会社や信販会社等が借主の連帯保証人に近い役割を果たすシステムです。 こうした業務を行う賃貸保証機関は借主等と保証契約等 を締結し、賃貸借契約の期間中に借主が滞納した家賃等を一定範囲で立替えます。 家主さんに謝礼として納めるお金。返還金はありません。(家賃の1〜2ヶ月分が一般的)
火災保険 前家賃 仲介手数料
入居期間内の水漏れ、火災、盗難などが発生した時にカバーするための保険。(10,000円〜25,000円が一般的) 契約上の入居日から当月末までの間の家賃を日割りで計算した金額で契約時にまとめて支払うお金。
(月の途中からの入居契約については、家賃の1ヶ月分プラス日割家賃が必要です。)
不動産仲介業者への手数料です。不動産仲介業者は、物件探しから、物件のオーナーとの交渉、各種法的手続きなど、あなたが賃貸物件に入居するために必要な手続きをサポートしてくれます。そのために支払う費用が仲介手数料で、通常、家賃の1ヶ月分を支払います