メンテナンスについて
どんな機械や、道具でもメンテナンス(保守点検)が必要です。ピアノにおいても、当然メカニカルな部分が非常に多いのでメンテナンスが必要となります。それではメンテナンスと調律とはどのように違うのでしょうか。
普通メンテナンスという名称が使われる作業は、ホールやスタジオ等の営業用として使われるピアノに対して、年に1回か2回ぐらいの保守作業を指すことが多いと思います。
この場合の作業内容は整調や整音を中心とした作業で、特にスタインウエイやベーゼンドルファーなどのようなピアノは1〜2日がかりの作業で費用も20万くらいかかる場合もあります。これは普段毎日のように使用されるピアノで、毎日のように調律はされますが、ほとんどの場合ピッチを合わせて調律するくらいで、時間的にも整調や整音を細かく調整することが無理な場合が多いのです。また、プロの方の激しい演奏に色々な部品が消耗します。そのような事をまとめて年1回とか2回にメンテナンスとして作業します。そのお陰で、どこのホールのピアノもいつも良好な状態に保つことが出来ます。
それでは、ご家庭の場合はどうかというと、一般の先生方のピアノでも勿論メンテナンスは必要です。それは多くの場合、調律という作業にすべて含まれていることが多いのです。ですから、激しくお使いの先生や、学生さんなんかの調律の際、技術者の方がハンマーを整形したり、針を使って整音したり、時には弦を張り替えたりというような作業を経験されていると思います。しかしながら同じ作業をしても家庭の場合とホールなどの営業用ピアノでは作業料金に大きな開きがあります。
一般ご家庭の場合に、調律のたびにホールなどのメンテナンスと同じような料金を請求されたら、吃驚されるでしょう。ですから、現状では同じような作業をしてもご家庭の場合はかなり安い料金のご請求となっております。
しかし、料金の話は別にして一般ご家庭でも、ピアノの状態をいつも良好に保つためには、ホールと同じようなメンテナンスが必要です。それでは、現実に全ての技術者が、一般ご家庭のピアノに対して、適切な技術を提供しているかというと、残念ながら多くの場合、調律の音合わせのみで、整調・整音を怠っている場合が大変多いのです。適切な調整がなされていないと、タッチや音色が異常に不揃いになったり、消耗を早めてしまい、部品交換の時期が早まったり、ピアノを買い換えなければなりません。
当社では、ピアノは100年以上使用可能という目標を掲げて、技術の研究を続けてまいりました。実際、製造されて100年前後のピアノのメンテナンスを数多く手がけております。ホールなどのメンテナンスを手がけてきた技術を一般ご家庭のピアノにも適用して、いつも最高のコンディションでお使いいただけるよう心がけております。
当社で出版いたしました『体験的技術論(著者・村上武士)』は、業界に多くの反響を呼び、出版して8年になりますが未だに引き合いが多くあります。残念ながら本は完売しておりまして、ご提供は出来ませんが興味のある方は国会図書館などでご覧下さい。この本の内容は正にメンテナンスの方法を細かく記述いたしまして、どんなピアノでも永くお使いいただけるよう提案したものです。
当社では、全国どこへでもご希望があればピアノのメンテナンスにお伺いする所存でございます。メンテナンスの費用は個々のピアノの状況により違ってきますので一律料金は提示できません。現在のところ青森県、または福岡県の場合定期的に伺っているので、そこのお近くの場合出張費はお安く出来るかと思います。
興味のおありになる方はどうぞご連絡ください。
どんな機械や、道具でもメンテナンス(保守点検)が必要です。ピアノにおいても、当然メカニカルな部分が非常に多いのでメンテナンスが必要となります。それではメンテナンスと調律とはどのように違うのでしょうか。
普通メンテナンスという名称が使われる作業は、ホールやスタジオ等の営業用として使われるピアノに対して、年に1回か2回ぐらいの保守作業を指すことが多いと思います。
この場合の作業内容は整調や整音を中心とした作業で、特にスタインウエイやベーゼンドルファーなどのようなピアノは1〜2日がかりの作業で費用も20万くらいかかる場合もあります。これは普段毎日のように使用されるピアノで、毎日のように調律はされますが、ほとんどの場合ピッチを合わせて調律するくらいで、時間的にも整調や整音を細かく調整することが無理な場合が多いのです。また、プロの方の激しい演奏に色々な部品が消耗します。そのような事をまとめて年1回とか2回にメンテナンスとして作業します。そのお陰で、どこのホールのピアノもいつも良好な状態に保つことが出来ます。
それでは、ご家庭の場合はどうかというと、一般の先生方のピアノでも勿論メンテナンスは必要です。それは多くの場合、調律という作業にすべて含まれていることが多いのです。ですから、激しくお使いの先生や、学生さんなんかの調律の際、技術者の方がハンマーを整形したり、針を使って整音したり、時には弦を張り替えたりというような作業を経験されていると思います。しかしながら同じ作業をしても家庭の場合とホールなどの営業用ピアノでは作業料金に大きな開きがあります。
一般ご家庭の場合に、調律のたびにホールなどのメンテナンスと同じような料金を請求されたら、吃驚されるでしょう。ですから、現状では同じような作業をしてもご家庭の場合はかなり安い料金のご請求となっております。
しかし、料金の話は別にして一般ご家庭でも、ピアノの状態をいつも良好に保つためには、ホールと同じようなメンテナンスが必要です。それでは、現実に全ての技術者が、一般ご家庭のピアノに対して、適切な技術を提供しているかというと、残念ながら多くの場合、調律の音合わせのみで、整調・整音を怠っている場合が大変多いのです。適切な調整がなされていないと、タッチや音色が異常に不揃いになったり、消耗を早めてしまい、部品交換の時期が早まったり、ピアノを買い換えなければなりません。
当社では、ピアノは100年以上使用可能という目標を掲げて、技術の研究を続けてまいりました。実際、製造されて100年前後のピアノのメンテナンスを数多く手がけております。ホールなどのメンテナンスを手がけてきた技術を一般ご家庭のピアノにも適用して、いつも最高のコンディションでお使いいただけるよう心がけております。
当社で出版いたしました『体験的技術論(著者・村上武士)』は、業界に多くの反響を呼び、出版して8年になりますが未だに引き合いが多くあります。残念ながら本は完売しておりまして、ご提供は出来ませんが興味のある方は国会図書館などでご覧下さい。この本の内容は正にメンテナンスの方法を細かく記述いたしまして、どんなピアノでも永くお使いいただけるよう提案したものです。
当社では、全国どこへでもご希望があればピアノのメンテナンスにお伺いする所存でございます。メンテナンスの費用は個々のピアノの状況により違ってきますので一律料金は提示できません。現在のところ青森県、または福岡県の場合定期的に伺っているので、そこのお近くの場合出張費はお安く出来るかと思います。
興味のおありになる方はどうぞご連絡ください。