株価チャートを読む時のポイント

実際にテクニカル分析をする際の株価チャートの読み方を解説します。

大勢が注目する数字に注目

株の板を見ているとわかるのですが、500円、1000円、10000円と言ったきりのいい数字や、過去の高値、過去の安値などには大きな買いや売りの注文が集まる傾向があります。大きな板があると、なかなかそこを抜けないものです。ただ、その板を抜いたとたんに、一気に買いや売りが加速し、株価が上昇したり下落したりすることがあります。

株価が上昇するときは、大きな板を上抜いたことで、買い安心感から、その株への買いが集中し、株価が上昇していきます。株価が下落するときは、大きな板を下抜いてしまってことで、まだまだ下がるんじゃないかという心理が働き、パニック売りから株価が急落します。

このように、「大勢が注目する数字」には人の心理が働くので、そこがキーポイントとなります。

大勢が注目する数字には、きりのいい数字や過去の高値、安値以外にも、株価チャートに隠された数字があります。チャートに隠された数字を読み解くことが株価チャートの読み方では重要になってきます。

トレンドラインは株価チャートに隠された数字

テクニカル分析で株価チャートを見る場合、きりのいい数字や過去の高値や安値以外にも、基準になる数字が出てきます。それを見るのがトレンドラインです。

株価チャートの波の底と底をつないだ線を引きます。チャートに引くこの線をトレンドラインといい、株価の下にあるラインを下値支持線といいます。チャートの波の山の頂上と頂上をつないだ、株価の上にあるラインを上値抵抗線といいます。

テクニカル分析では、これら上値抵抗線や下値支持線が「きりのいい数字」と同じ役割をはたします。

上値抵抗線はそのラインで株価の上昇が抑えられ、そのラインを抜けることができればそれだけ上昇の勢いが強いので株価はさらに上がる確率が高くなります。また下値支持線は株価の下落を食い止め、そこから反発して上昇し出す可能性の高いラインですが、下値支持線を下に抜いてしまうと、下落の勢いが強いのでさらに下落を続ける可能性が高くなります。

文字だけだと少しわかりにくいと思うので、次のページでは実際に画像付きでトレンドラインについて解説してみます。

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