IPO(新規公開株)の効果的な買い方

IPO(新規公開株)の効果的な買い方ローリスクでハイリターンな株式投資、そんな投資方法があればいいな思ったことはありませんか?

IPO(新規公開株)は比較的リスクが少なく、短期間に何倍にも株価が上昇する可能性を秘めたおいしい投資方法です。

今年は日本郵政のIPOでも話題になっていますね。

実際に2013年は11月8日時点でIPOの公募価格(売出し価格)より初値(最初についた株価)のほうが高かった実績が100%、そのうち半分は初値が公募価格の2倍以上になっています。

これは、IPOに応募して買えたうちの半分は数日間で2倍以上になったということです。

IPOに応募して公募価格で買えたら初値ですぐ売ってしまう。たったこれだけで今年はかなり稼げてしまっているということです。それではIPOについて詳しく説明していきましょう。



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IPOとは?

IPOとは Initial Public Offering の略で、 日本語では新規公開株と言われます。普通の株式とどう違うのかというと、私たちが買う事ができる株は、上場といって、東京証券取引所をはじめとする証券取引所の審査基準を満たし、一般の投資家が自由に株券を売買できる会社の株です。

上場していない未上場の会社の株は、通常は会社のオーナーやその家族など、少数の特定株主のみがその株を保有していて、市場で自由に売買をすることができません。

未上場の会社が上場する事を株式の新規公開といい、新規公開時に市場に売り出される株のことを新規公開株といいます。

なぜおいしい?新規公開株

IPOの1番のメリットは、何といっても公募価格(売出し価格)で買えたときのリターンの大きさにあります。公募価格(売出価格)で買えたとき、市場で初値(最初についた株価)がついた際には非常に高い確率で公募価格を大きく上回っており、中には公募価格の何倍にもなっていることもあります。そのため非常に高い確率で高いリターンが期待できます。

株式を新規公開すると、今までは一般の投資家は買う事が出来なかった株が市場に出回ることになります。新しいビジネスモデルを持った注目の企業や、急成長中の企業は特に注目度が高く、上場後買い注文が殺到して大幅に高い初値をつける可能性がでてきます。

また新規公開株が決定すると、その新規公開する株を取扱う証券会社ではホームページ上などで広く告知するため多くの投資家の注目を集めます。新規公開される株数は比較的株数が少ないため、注目が集まればそれだけ買い注文の数が売り注文を上回り、初値が高くつく確率が高くなります。中には公募価格の何倍にもなるものもあり、IPOの初値は平均すると公募価格を大きく上回っています。

2013年には10月末時点で32社のIPOがありましたが、全て初値が公募価格を上回っており、そのうち半分を超える18銘柄は公募価格の2倍以上(以下の表赤い文字)になっています。さらに、3分の1になる9銘柄は3倍以上(以下の表黄色背景)となっています。

下記は2013年の11月8日時点までの新規公開株の、公募価格(売出価格)と初値の比較表です。
コード 銘 柄 名 公開日 公募価格 初値 倍率
4586 メドレックス 2月13日 1,000 2,200 2.20倍
3180 ビューティガレージ 2月14日 2,300 4,160 1.81倍
3181 買取王国 2月14日 900 2,000 2.22倍
3670 協立情報通信 2月20日 1,500 5,000 3.33倍
3671 ソフトマックス 3月12日 1,300 5,510 4.24倍
3182 オイシックス 3月13日 1,200 3,700 3.08倍
3672 オルトプラス 3月14日 1,500 4,015 2.68倍
2588 ウォーターダイレクト 3月15日 1,200 3,600 3.00倍
9025 鴻池運輸 3月15日 1,020 1,404 1.38倍
6073 アサンテ 3月19日 930 1,034 1.11倍
7215 ファルテック 3月19日 3,940 4,150 1.05倍
3673 ブロードリーフ 3月22日 1,080 1,200 1.11倍
1419 タマホーム 3月27日 980 1,700 1.73倍
1420 サンヨーホームズ 4月9日 700 1,250 1.79倍
3674 オークファン 4月25日 2,600 10,480 4.03倍
4587 ペプチドリーム 6月11日 2,500 7,900 3.16倍
6248 横田製作所 6月13日 720 1,702 2.36倍
4978 リプロセル 6月26日 3,200 17,800 5.56倍
6074 ジェイエスエス 6月27日 950 1,200 1.26倍
3184 ICDAホールディングス 6月27日 1,900 3,000 1.58倍
2587 サントリー食品インターナショナル 7月3日 3,100 3,120 1.01倍
3185 夢展望 7月10日 2,600 5,210 2.00倍
6075 フォトクリエイト 7月10日 1,670 3,775 2.26倍
3186 ネクステージ 7月30日 1,700 2,011 1.18倍
6076 アメイズ 8月13日 730 797 1.09倍
6077 N・フィールド 8月29日 1,500 3,100 2.07倍
3187 サンワカンパニー 9月13日 950 3,500 3.68倍
3288 オープンハウス 9月20日 1,780 2,100 1.18倍
5698 エンビプロ・ホールディングス 9月25日 700 1,040 1.49倍
6078 バリューHR 10月4日 2,000 4,035 2.02倍
6079 エナリス 10月8日 280 717 2.56倍
3677 システム情報 10月22日 740 3,500 4.72倍

公開後、初値がついた後は値動きが激しいものが多く、ハイリスクハイリターンになりますが、「公募価格で買えたものを初値で売る」というだけなら、値動きなどを読めない株の初心者でも簡単にできます。

また、IPO株の取得には売買手数料もかかりません。(売却時は通常の株と同じ手数料がかかります)これだけいい事ずくめのIPOですが、申込みが多くて抽選になるため毎回公募価格で買う事ができるわけではありません。取扱いが決まったら応募できる期間に応募するという形になります。

そこで情報が大事になってくるのですが、これもネット証券の機能を使うと便利で、例えばマネックス証券ではIPOの取扱いが決定したらメールでお知らせしてくれるアラートメールも設定できます。これは便利ですよ。

では、IPOの実際の申込み方法を見てみましょう。


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