野村證券から野村ネット&コールに口座を変更したい(口座の移管)

野村證券の本支店で口座を持っていて、やっぱり手数料の安い野村ネット&コールに変更したいという場合があります。

「野村證券と野村ネット&コールの違いがよくわからずに本支店で口座開設してしまった」という場合や、「野村ホームトレードと野村ネット&コールは同じものだと思っていた」、「そもそも野村ネット&コールという手数料が全然安いネット証券があるなんて知らなかった」という場合などいろいろな理由があると思います。

証券会社の手数料比較ページにも野村證券と野村ネット&コールの両方を載せていますので比べるとわかりますが、本支店での取引と野村ネット&コールでは手数料が全然違いますからね。

そこで、「野村證券から野村ネット&コールに変えよう」と思ったとき、つまりすでに野村證券の本支店で口座を持っていて野村ネット&コールの口座を作る場合は注意点があります。

まずこの場合、野村ネット&コールへの取引店変更の手続きをする(取引店変更)という選択肢と、野村證券の口座を残したまま野村ネット&コールの口座を作り両方の口座を持つ(包括特定口座サービス)という選択肢があります。

まず取引店変更のほうから説明します。

野村ネット&コールへ「取引店変更」する場合

野村ネット&コールへ取引店変更の手続きをする場合、つまり今は「本店」や「○○支店」だけど、それを野村ネット&コールに変えるという場合は、現在の取引店に電話で連絡をして郵送で必要書類等を送ってもらうか、取引店に来店して手続きをします。

その際は届出の印鑑や野村カード、マイナンバー確認書類や本人確認書類が必要になります。

新しい証券口座を作るのとほぼ一緒の手間がかかるので、「どうしても野村ネット&コールでなければ」という場合以外はネット証券で新しく口座を作ってしまうほうが楽ですね。ネット証券なら手数料も野村ネット&コールより安いし、少額の取引なら手数料無料で取引できるところもありますからね。

取引店に行く場合は二度手間にならないよう、事前に連絡をして必要なものなどを確認した上で行くとよいでしょう。また、手続きの開始から完了までの約1週間は、入出金も含む取引ができなくなるので注意しましょう。

手続きの流れは以下のようになります。

  1. 取引店変更依頼書を請求
  2. 取引店変更依頼書に記載して提出
  3. 野村ネット&コールの口座を開設
  4. 旧取引店のすべて預り残高を野村ネット&コールへ移管

参考:取引店変更(野村證券)

以上の流れを見て「なんか面倒くさいから今の口座はそのまま残しておいて野村ネット&コールの口座を新しく作っちゃダメなの?」と思うかもしれません。

野村證券の口座を残したまま野村ネット&コールの口座を作り両方の口座を持つということですね。

それは可能ですが、注意点があります。

野村證券の今の口座はそのままで野村ネット&コールの口座を新しく作る場合

野村證券の口座と野村ネット&コールの両方の口座を持つ(今の口座は残したまま野村ネット&コールの口座を新規で作る)場合、一つ注意点があります。

本支店で特定口座を持っている場合、野村ネット&コールで特定口座を開設することができません

特定口座ではない一般口座の場合だと、年間取引報告書を自分で作成して確定申告をする必要があります。参考:特定口座と一般口座・源泉徴収あり/なしの違い

これはかなり面倒なので普通は特定口座を作ることが多いのですが、野村證券ですでに特定口座を作っている場合は野村ネット&コールで特定口座を開設することができません。

この場合、まず野村ネット&コールで一般口座で口座開設をし、開設後に「包括特定口座サービス」を申し込むという手続きをします。

参考:包括特定口座サービス

※今の口座の口座種類(特定口座なのか一般口座なのか)がわからない場合は、本・支店に問い合わせをして確認しましょう。

こっちもひと手間かかって面倒くさいですね。

この場合もネット証券で新しく口座を作ってしまうほうが楽ですね。ネット証券なら手数料も野村ネット&コールより安いし、少額の取引なら手数料無料で取引できるところもありますからね。

野村ネット&コールでの口座開設の申し込みから口座開設完了まで時間もかかるので、その間に忘れていて一般口座で取引をしてしまったら、年間取引報告書を自分で作成して確定申告をしないといけなくなります。

そう考えると、野村ネット&コールでないといけない理由が何かある場合(普通は無いと思いますが・・・)を除けば、野村ネット&コールにこだわらず他のネット証券で口座開設をしたほうがこのような面倒な手続きがなくて楽です。

例えば「手数料が高いから安く取引したい」という理由だけなら他のネット証券で口座を作ってしまえば、はじめから特定口座で口座開設もできるし口座開設までの時間も短くて済むので楽ですね。

もし私が同じ状況なら、IPO用に野村證券の口座は残したまま、他のネット証券で口座開設をすると思います。

野村ネット&コール以外のネット証券

証券会社の手数料比較ページを見るとわかりますが、基本的にネット証券なら野村ネット&コールと同水準の手数料で済みます。より手数料が安いネット証券も多いですね。

口座開設の申し込みもネット証券なら来店不用で、本人確認書類などの必要書類も写真のデータで送れば郵送さえなしでネットで申込みを完結させることもできます。

口座開設完了までにかかる時間も短いので、ネット証券で口座を作るという選択肢も考えておくといいですね。参考:ネット証券の口座開設の手順

ネット証券にはそれぞれ特徴があるので「誰にとってもここが1番です!」というネット証券はありませんが、「ネット取引の初心者におすすめは?」と聞かれればマネックス証券をおすすめします。

また、野村證券が最大手だからという安心感で選んだという方は、ネット証券で口座数が一番多いSBI証券などもおすすめです。(初めての人にとっての使いやすさではマネックス証券のほうが使いやすい気がします)

ネット証券の評判と感想なども参考にしてみてください。

ちなみに、野村ネット&コールは注文方法を比較で見ると注文方法の豊富さはカブドットコム証券(三菱UFJグループのネット証券です)と並んでかなり良いですよ。

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