誰もがしてしまう「間違った情報収集」

「塩漬け株が売れない!」
「しっかり情報を集めて”保有したほうがいい”という結論に達したはずなのに、なぜ!?」

そんなときは、この間違いに陥っていないか考えてみて下さい。

塩漬け株が売れない理由

なぜ、しっかりと情報収集をしているのに塩漬け株が売れないのか?

その理由は、いくら情報収集をしても”自分に都合のいい情報しか頭に入らない”からです。

都合のいい情報しか頭に入らないというのは言い過ぎかもしれません。ただ、心理的な傾向として、”良い情報は過大評価、悪い情報は過小評価”する傾向にあります。

たくさんの情報収集をします。自分の持っている銘柄に関して、いろいろな情報が入ってきます。

ニュース、決算書、雑誌、ネットの情報、銘柄コメント・・・
ネガティブな情報もポジティブな情報も、いろいろな情報があります。

でも、それを見たあなたは・・・

ネガティブな情報には少し不安になりつつも、
ポジティブな情報を見たら頭の中で「上書き」します。

ネガティブな情報は疑ってかかり、ポジティブな情報はすんなり信じてしまうんです。

「ええっ?これはまずいんじゃないかな?含み損が膨らまないうちに売ったほうがいいのかな?」と思っても、「でも、もうこれだけ下がってるし、織り込み済みかな?」と、都合の良い思考が浮かんできます。

そして、慎重な方はもう少し情報収集するのですが、そのときに無意識で探してしまいがちなのが、都合のいい情報なんです。

「あ、ほら、こんないい情報もあるし、大丈夫だよ!まだ売らなくて良かった。これだけ下がったんだから多少は戻るよね。」

と、良い情報を過大評価してしまいがちです。

”投資は自分との戦い”といわれますが、決断の時点ではなく、”情報収集の時点ですでに差が出ている”んですね。

無意識の中では、真実が知りたいのではなく、安心したいんです。
損を確定したくないんです。現実を受け入れたくないんです。何とか株価が戻ってくれる、自分の判断は間違ってなかった、損などしたくない、という期待をしたいんです。

情報にバイアス(偏り)がかかる、つまり、良い情報をえこひいきしてしまうんです。だから、よほど悪い情報ばかりの銘柄でないかぎり、上がる見込みがなさそうだなと思ってもなかなか売ることができないんですね。

解決策は?

解決策は、無意識的に情報にバイアス(偏り)が出ることを頭に入れて、入ってくる情報にバイアス(偏り)がかっていないかを常に意識しながら情報収集をすることが大事です。

もう一つの解決策は、「無かったことにする」こと。
今銘柄を持ってません。含み損もありません。もしそうだとしたら・・・?と考えてみて下さい。

含み損がない。これから買う銘柄を探している。
そうだとしたら「今その銘柄買いますか?」

その答えに従いましょう。

と、ここまで考えてNOが出ても、心理的になかなか売れないものなんですけどね。 それが難しいところ。まさに「株は自分との戦い」ですね。

 

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