株取引でトレーリングストップ注文が使える証券会社

株取引でトレーリングストップ注文が使える証券会社

「株価が値上がりしたときに逆指値の損切りラインも自動的に上がってくれたら楽なんだけどなぁ

それを可能にした注文方法がカブドットコム証券等で使える”トレーリングストップ注文”です。

トレーリングストップ注文はビットコイン等の仮想通貨やFX取引をやっている人にはおなじみの超便利な注文方法で、トレール注文とも呼ばれますが、株取引でトレーリングストップ注文(トレール注文)が使える証券会社は少ないんですよね。

このページでは株取引でトレーリングストップが使える証券会社はどこなのかを紹介しています。

その前にまずはトレーリングストップ注文の意味がよくわからない方のためにトレーリングストップ注文の解説をします。すでに意味がわかる方は、ページ後半のトレーリングストップ注文が使える証券会社へ進んでください。

■このページの内容

 

トレーリングストップって何が便利なの?

自分が買った株の株価が上がり、含み益が出たときに逆指値注文で利益確定をする方は多いと思います。

例えば80円で買った銘柄の株価が上がって100円になった。含み益が出ているけど、もっと上がるかもしれない。

リバース注文の使い方

そんなとき、逆指値注文を使って例えば「株価90円以下になったら売り」というような注文を出しておけば、下げたときに備えつつも株価がもっと上がれば上がっている途中で売ってしまわずにすむし、「まだ上がるかも」と思っていたら下がってしまって売りのタイミングを逃し、せっかくの含み益がなくなってしまうなんてこともないでしょう。

含み益の利益確定で逆指値はとても役に立ちます。

株価がさらに上がっていったときに

さらに株価が上がり含み益がさらに大きくなっていったとき、ちょっと修正が面倒になります。

例えば100円で含み益が出ているとき、株価がもっと上がり110円になりました。さらに上がり120円になりました。

そんなとき、株価の高値が更新されるたびに逆指値の設定をし直して利益を伸ばしていきますよね。

  1. 100円まで上がった!⇒90円で逆指値の売り注文
  2. 110円まで上がった!⇒100円で逆指値の売り注文に変更
  3. 120円まで上がった!⇒110円で逆指値の売り注文に変更

というように、株価が高値を更新するごとに逆指値の条件株価も修正していると思います。

でも、注文の修正ってけっこう面倒なんですよね。

株価が上がったら逆指値の条件株価も自動的に上がってくれたら楽だと思いませんか?

これができるのがトレーリングストップ注文です。

トレーリングストップ注文では、株価が上がれば自動的に逆指値の注文価格を上げてくれます。つまり・・・

といった注文が可能な、非常に優れた注文機能です。

カブドットコム証券は、マネックス証券と同じように自動注文が豊富なネット証券です。逆指値注文が使えるのはもちろん

が使えて、さらに今回紹介したトレーリングストップ注文も使えます。

詳細や口座開設の申し込みはカブドットコム証券の公式サイトを確認してください。

>>カブドットコム証券(公式サイト)

トレーリングストップ注文をネット証券の株取引で使う場合は基本的にカブドットコム証券かマネックス証券になると思います。(理由は後述します)

カブドットコム証券の他にもトレーリングストップ注文が使えるネット証券はありますが、いろいろ条件付だったり手数料が高かったりします。

そのあたりを比較しながら詳しく解説していきましょう。

トレーリングストップ注文が使える4つの証券会社

トレーリングストップ注文はカブドットコム証券、またはマネックス証券のトレードステーションというツールで使うことができます。

また、トレーリングストップ注文と同じ注文方法(名前が違うだけで同じ)として、楽天証券のトレイリング注文、岡三オンライン証券のトレール注文・トリガートレール注文があります。

ユーザーの多いSBI証券でトレーリングストップ注文は使えるか?とたまに聞かれますが、残念ながらSBI証券では使えないので、トレーリングストップ注文を使いたい人はカブドットコム証券マネックス証券のトレードステーションなどの対応した証券会社で口座開設をする必要があります。

トレーリングストップ注文が使える証券会社は4つ

使える証券会社は4つありますが、トレーリングストップ注文に関しては基本的にマネックス証券のトレードステーションかカブドットコム証券をおすすめします。(理由は次の項で説明します)

注文方法で証券会社・ネット証券を比較も参考にしてください。

次はトレーリングストップ注文が使える4社の手数料を比較してみましょう。

4社のトレーリングストップ注文の手数料を比較

トレーリングストップ注文が使える4社のトレーリング・ストップ注文の手数料(税抜)を比較してみましょう。

←表は左右に動かせます← 10万円 20万円 50万円 100万円 300万円
マネックス証券 
トレードステーション
50円 100円 250円 500円 1,500円
楽天証券
超割コース
90円 105円 250円 487円 921円
カブドットコム証券 90円 180円 250円 990円 2,790円
岡三オンライン証券 99円 200円 350円 600円 1,500円
※赤い字はその価格での最安値です。
※手数料は2019年4月20日時点、税抜金額です。
※マネックス証券は1日の約定金額合計10万円ごとに50円のミニプラン。100万円ごとに400円のノーマルプランなど、取引金額によってより安くなるプランもあります。
※楽天証券は有料ツールのみで利用可能(無料条件はあり)。
※岡三オンライン証券はツール起動時のみ有効なのでパソコンの電源を切っているときはトレーリングストップ注文は機能しません。

この4社を手数料で比較すると、50万円まではマネックス証券が安く、それ以上は楽天証券が安いですね。ただ、楽天証券はマーケットスピードUという有料ツールだけなので、無料利用条件を満たさなければ3ヶ月で2500円(税別)の利用料がかかります。

■手数料の上限(1回の取引で)

手数料上限はカブドットコム証券は3,690円(400万円以上は均一)、岡三オンライン証券の3,000円(800万円以上)があります。

1約定でそれ以上になる大きな金額の取引をすることが多い場合はカブドットコム証券や岡三オンライン証券が安くなりますが、そうでない場合はマネックス証券や楽天証券が安いですね。

スマホやMacで使えるのはカブドットコム証券だけ

カブドットコム証券はブラウザ取引で使えるため、WindowsもMacもスマホ(iPhone・アンドロイド)も使えます。

ソフトやアプリのインストールも必要無しで、PC版サイトでもスマホ版サイトでもどちらでもトレーリングストップ注文が使えます。

他の3社はWindowsのみ対応のツールでしか使えません。

そのため、スマホやMacでトレーリングストップ注文を使いたい人は必然的にカブドットコム証券になります。

他3社はPCでWindowsのみ対応

マネックス証券のトレードステーションはトレーリングストップ注文はPC版しか使えません(スマホアプリはトレーリングストップ非対応)。PC版はWindowsのみ対応(Mac非対応)です。

楽天証券のマーケットスピードU、岡三オンライン証券の岡三ネットトレーダープレミアムと岡三ネットトレーダーライトでトレーリングストップが使えますが、これらのツールはPCのみ・Windowsのみ対応(Mac非対応)のツールです。※2019年4月時点

他3社は制限がある

■マネックス証券はIPO申込ができなくなる

マネックス証券はトレードステーションというツールのPC版でしか使うことができません。(スマホアプリはトレーリングストップ非対応)。PC版はWindowsのみ対応(Mac非対応)です。

トレードステーションは利用料は無料ですが、利用期間中はIPOの申し込みができなくなる、マネックス証券の他のツールが使えなくなるなどの制限がかかります。(トレードステーションは通常と違うシステムになるためです)

マネックス証券でIPOの申し込みをしない人、トレードステーション以外の他のツールが使えなくても問題ない人ならマネックス証券がいいと思います。

あとはトレードステーションは高機能なので、その分初心者には難しいかもしれません。

ツールをある程度使う自信があるかたなら大丈夫だと思います。(まあ、トレーリングストップを使いたいという時点である程度慣れている人だとは思いますが)

■楽天証券は有料ツールのみ

次に、楽天証券はマーケットスピードUというツールで使えますが、こちらは有料のツールです。

無料利用条件がかなりゆるいので基本的にほとんどの人は無料で使っているようですが、有料ツールなので注意が必要です。無料利用条件を満たさなければ3ヶ月で2500円(税別)の利用料がかかります。

マーケットスピードUの無料条件はマーケットスピードと同じなので、マーケットスピードを無料で使えている人はマーケットスピードUも無料で使えます。

※2019/6/24から完全無料になります。(「条件付で無料」ではなく無料ツールになります)

■岡三オンライン証券はPCツール起動時のみ有効

岡三オンライン証券は、岡三ネットトレーダープレミアムか岡三ネットトレーダーライトというツールで使えますが、ツール起動時しかトレーリングストップ注文が有効になりません。

岡三オンライン証券はツールを起動していないときやパソコンの電源を切っているときはトレーリングストップ注文が機能しないので、注意が必要です。(他3社はツール起動していない時も有効)

私はカブドットコム証券で使っています

私は本当はマネックス証券で使いたいのですが、マネックス証券でIPOの申し込みができなくなるのは困るため断念。(逆にマネックス証券でIPOを狙わない人ならマネックス証券でもいいと思います)

そしてツール起動中しかトレーリングストップが機能しない岡三オンライン証券は除外、楽天証券はツールの利用料がかかるということで、トレーリングストップ注文はカブドットコム証券で利用しています。

口座開設はカブドットコム証券の公式サイトから。カブドットコム証券の口座開設の手順も参考にしてください。

 

カブドットコム証券公式サイトはこちら

まとめ

この記事のまとめです。

 

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