ベンジャミン・グレアムの投資手法と実績

ベンジャミン・グレアム
ベンジャミン・グレアム

ベンジャミン・グレアムはアメリカの経済学者であり、投資家でもあります。 20世紀の半ばまでに活躍したことで知られており、「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」などとも呼ばれることがあります。

しかし、ベンジャミン・グレアムの本質は投資家というものではなく、後に続く数多くの著名な投資家を育てたことや、投資理論を作り上げたことにあると言っても良いですね。

金融投資の巨人であるウォーレン・バフェットを育てたということも有名で、コロンビア大学でベンジャミン・グレアムが教鞭をとっていた時に唯一A+を取得した生徒がウォーレン・バフェットとなります。

ウォーレン・バフェットが自身の投資会社であるバークシャー・ハサウェイの株主総会で「投資の初心者はベンジャミン・グレアムの著書賢明なる投資家を読むべし」と言っていたこともあります。

ベンジャミン・グレアムは裸一貫から億万長者として成り上がったことでも有名なのですが、実は成功をする前に経済的に2度も破綻する目にあっています。 この経験を通じて、ベンジャミン・グレアムの株式に対する姿勢が変化していったともされています。

ベンジャミン・グレアムの投資理論「バリュー投資」

そんなベンジャミン・グレアムの投資理論として最も有名なものはバリュー投資と呼ばれるものです。

バリュー投資とは、簡単に言ってしまうと、投資対象とした株式について、「その株式本来の価値はどのくらいが適性であるか」を考えることから始まります。

そして、その株式が本来持っている価値よりも大きく値下がりしたであろう価格の時に買うといったものです。 つまり、ものすごく簡単に言ってしまうと、投資対象の株式が「安くなった時に買って、高くなったら売る」というシンプルな理論ですね。

株式市場とは短期的にその株式が持っている本来の価格よりも安くなったり高くなったりとするものですが、その動きを利用するかどうかをきちんと決めることで利益を出していこうというものです。

シンプルである分、様々な投資理論にも応用することができるのですが、株式投資において最も基本的な考え方であるベンジャミン・グレアムの投資手法は様々な有名投資家が使っていると考えて良いでしょう。

チャート分析は不要

ベンジャミン・グレアムの投資手法の考え方の一つに、チャート分析は不要とする考えがあります。

「ええっ!?チャート分析はしなきゃダメでしょ!」と思ったかたもいるかもしれませんが、これはありがちな失敗に通じているものなのです。

例えば「10万円の株式銘柄を購入し、しばらく経って5万円に下がってしまった!そこで、その株を損切りしたところ、売った直後に急上昇をして15万円になった」というようなことは投資をしている人なら誰しもが経験があることですよね。

この失敗はチャート分析にこだわってしまって、その株式が本来持っている価値を見ていなかったことにあると言えるのです。

 

「安いときに買って高くなったら売る」というのは今では当たり前のように言われていますが、「安い」「高い」という判断はベンジャミン・グレアムが言うように「その企業の本来の価値はどのくらいが適正か」という部分をもとに判断します。

この部分を意識せずに「自分が買った値段」などで判断してしまっている人は多いですよね。ベンジャミン・グレアムも非常に参考になる投資家の一人です。

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