村上世彰さんの投資手法と実績

村上ファンドの村上世彰さん
村上世彰さん

村上世彰(むらかみよしあき)さんは村上ファンドを設立したことで有名になった投資家です。

一時はニュースでも大きな話題になり、同時期にライブドアの社長として話題になっていた堀江貴文さんと比較して語られることが多かった方ですね。

「お金儲けは悪いことですか?」などの名言を残した村上世彰さん。

村上世彰さんは東京大学法学部を卒業した後に通産省に入省し、1999年まで働いていました。 その後に、プレイヤーとなってお金を稼ぎたいと望んだことからM&Aコンサルティングを設立しました。

村上世彰さん(村上ファンド)の投資手法

村上ファンドを創設してからは株式を取得して積極的にどんどん経営に関与していきました。 株主総会では「モノ言う株主」として経営陣に対して遠慮すること無く批判を繰り返していたので、注目を集めました。

基本的な儲け方としては、会社の株を買って、短期的に儲けることができる事業をやらせて、株価が上がったところで売るという手法を繰り返しました。

このように露骨な方法を選択したことから批判を浴びることが多かったのですが、逆にこのやり方に共感を覚えた投資家も多いです。

投資家といえば、様々な指標を駆使しながらこれから株価が上がりそうな企業を選ぶのが一般的です。 しかし、村上世彰さんの場合はそのような方法を取るのではなくて、株主としての権利を最大限に活かして企業の価値を高める手法を選びました。

つまり、受動的になって株価が上がるのを待つのではなくて、自分から積極的に働きかけることで株価を上げようとしたのです。 このような手法は今までの日本では無かったことであり、与えた影響はとても大きいです。

批判をされることが多かったですが、株主が意見を言うことは海外では当たり前のことです。 そのことを世に知らしめたことについては、村上世彰さんを評価している人も多いです。

生涯投資家

2017年6月には生涯投資家という本を出しました。

村上氏の最初にして最後の著書であり、半生記であり、投資理念の解説書でもある。」と書かれています。

amazonのカスタマーレビューが105件あって評価が5つ星のうち4.7ってかなりの高評価ですね。(2017年7月22日現在)

本の出版後、村上世彰さんの公式サイトでは小中学生の保護者の方へのメッセージが記されています。

今の世の中を生きる子どもたちには、これから大人になっていって、どのようにお金を稼がなければならないか、それをどのように使うことが社会の役に立つのかといったことを、今から考えていってほしいと願っています。

2017年6月27日 「お金」の教育について 小中学生の保護者の方へのメッセージ(村上世彰公式サイト)より引用

これからは子供のお金の教育が必要になってきますね。そういった意味では、小さな金額でいいので子供の頃から投資に触れておくというのは大切かもしれませんね。

実際に村上世彰さん自身は小学校3年生のときに株式投資を始めたらしく、その影響はかなり大きかったでしょう。

有名なウォーレン・バフェットも11歳で株式投資を始めたと言いますからね。子供の証券口座を作っておき、将来大物投資家になる”可能性”を与えてあげるのもいいかもしれませんね。

その村上さんの娘である村上絢さんは27歳にして新村上ファンドとも呼ばれるC&I Holdingsの最高経営責任者になっています。父親である村上世彰さんから「投資家として能力はすごく高い。この世界の第一人者」と評されるほどの実力の持ち主なんだそうです。

彼女が何歳から株を始めたかはわかりませんが、子供の頃から投資に触れてきたことは間違いないでしょう。

 

ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引が発覚したことにより逮捕されるということがあり一時期大きなニュースとなりました。ホリエモン同様にマスコミの印象操作とも言えるような偏った報道によって悪者のイメージがつけられてしまった村上さんですが、本を見る限りでは報道と事実の大きな乖離を感じますね。現在はシンガポールを本拠地としながら活動を続けています。

上記の公式サイトでも書かれていたとおり、年に数回日本に戻ってくる際には小学校や中学校で子供たちに投資についてのお話をしてくれるそうです。

村上世彰さんは今でも現役の投資家として強い影響力を持っています。逮捕されるという逆境がありましたが、村上世彰さんは投資家としてこれからも突き進んでいくことでしょう。

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