株と投資信託の違い、そして良いとこ取りのETFについて

投資信託の買い方の勉強をする女性「投資信託と株式投資ってどう違うの?」

「初心者はどっちから始めたほうがいいの?」

という方に向けて投資信託と株の違いを解説します。

株式投資と投資信託の違いは、”仕組みの違い”と、”取引するときの違い(手数料や買い方など)”があります。

株と投信の”仕組みの違い”と”取引する時の違い”

多くの方はまず株式投資と投資信託の仕組みの違いがわかっていないと思うので、まずはこちらから解説していきます。

「仕組みはいいから取引するときの違いが知りたい」という方は取引するときの違いをクリックして先に進んで下さい。

仕組みの違い

まず仕組みの違いですが

こう考えるとわかりやすいですね。

例えば株なら「ソフトバンク」や「トヨタ」などの企業に投資します。

ソフトバンクの株なら「ソフトバンクを応援したい」「ソフトバンクに投資したい」「ソフトバンクの株価上がりそう」「ソフトバンクの株主優待いいな」「ソフトバンクの配当金良さそう」といったようなときにその企業の株を購入します。

対して投資信託は「こういうテーマで運用します」といったものに投資します。

「日本のベンチャー企業」「アメリカの不動産」「新興国の債券」というようなテーマが決まっていて、それを運用する投資信託が販売されています。

アメリカの不動産なら「アメリカの不動産値上がりそう」「収益率高そう」「分配金が多くていいな」といったようなときにそういうテーマで運用されている投資信託を購入します。

取引するときの違い

次に、取引するときの大きな違いは「手数料」「値動き」「取扱銘柄」「買える場所(窓口)」があります。

手数料の違い

株は買うときと売る時に売買手数料がかかりますが、 投資信託は買うときに購入時手数料がかかり、それと別に信託報酬と信託財産保留額というコストがかかります。

信託報酬は投資信託の運用者に支払う手数料で、これが高いといくらその投資信託の運用成績がよくても運用者に支払う手数料で吸い取られてしまうのでここもチェックが必要です。

また、投資信託の購入時手数料は同じ証券会社で買っても商品ごとに手数料が違います。

株の場合は取引金額で手数料が決まるので、どこの企業の株でも買ったときの値段で手数料が決まりますが、投資信託の場合は商品ごとに手数料が設定されているのでわかりにくい部分かもしれません。

値動きの違い

値動きに関しては、株はリアルタイムで株価が変わっていきますが、投資信託は値段が変わるのが1日1回です。

株はすぐにいくらで買えたかわかりますが、投資信託を買ったときは翌日にならないといくらで買えたかわからないんですね。

買える場所(窓口)の違い

買える場所(窓口)に関しては、株は証券会社でしか買うことができませんが、投資信託は銀行の窓口でも購入することができます。

しかし、銀行で買うにしても投資信託を買う場合は普通の預金口座ではなく専用の口座を作る必要があるので「銀行だから楽」ということはありません。むしろ窓口が混んでいて並んだりすると面倒なので、どうせ口座を作るならネット証券などを利用したほうがずっと楽かもしれませんね。

取扱銘柄の違い

取扱銘柄に関しては、株の場合はどこの証券会社でも上場している株なら全て購入できますので、「この会社の株はどこの証券会社でしか買えない」といったことはありません。

しかし投資信託は証券会社によって取扱数が全く違います。「この投資信託を買いたい」と特定の商品が決まっている場合、それを販売している証券会社を探さないと買えません。

取扱銘柄数では銀行だと大手の取扱数が多い銀行でも300程度。ネット証券のSBI証券や楽天証券などは2000以上の投資信託を取扱っているので、圧倒的にネット証券が有利です。

参考:投資信託の購入でおすすめの証券会社

「ETF」は株と投資信託の良いとこ取り

そして、株と投資信託の中間のような「ETF」というものがあります。

「株を買うのと同じように投資信託が買える」というイメージです。

ETFは投資信託が上場したもので、インデックス型といって日経平均株価やTOPIXなどの「指数」に連動したものです。

指数に連動とはようするに「日経平均と同じ動きをするように作られた投資信託」「TOPIXと同じ動きをするように作られた投資信託」といったもので、その中でも上場しているものがETFです。

ETFは投資信託だけど上場しているので株のようにリアルタイムで取引ができ、リアルタイムで値段が変わります。

手数料も株取引と同じで売買金額で決まります。商品ごとに手数料が違うということがないので面倒くさくないですね。

ETFは投資信託なので信託報酬はかかりますが、普通の投資信託よりも安いです。

個別の株ではなく「日経平均」や「TOPIX」などの指数に連動しているので少ない金額でも分散投資もしやすいですね。

「個別の銘柄はどれを選んだらいいかわからない」という初心者のかたや、「銘柄選びが難しい」というかたでも、日経平均などに連動したETFを買ってみて投資することに慣れるというのもいいかもしれません。

ネット証券の口座があればどれも買える

いずれにせよ、証券会社の口座を持っていれば株も投資信託もETFも買うことができるので、投資に興味があるかたはまずは口座開設をしてみてはいかがでしょうか?

投資信託がメインという方は取扱銘柄数が多いSBI証券楽天証券がおすすめです。

株やETFに関しては銘柄数は同じですが、手数料の違い逆指値ツイン指値などの便利な注文機能が使えるかどうか、初心者でも使いやすいかどうかなど、比較する項目はいろいろあり、その人によって重視するものが違うので、「誰にとってもここが一番良いです」というところはありません。

しかし、初心者のかたには手数料も安く注文機能も豊富で、何より「使いやすい」と評判がよいマネックス証券をおすすめしています。

また、スマホやタブレットでの取引がメインという方には岡三かんたん発注というツールが使える岡三オンライン証券をおすすめしています。

関連記事