Chapter 1 Apache2.2 & PHP5.2 PDT1.0 のセットアップ
Web サーバー
Apache2.2とPHP5.2をインストールします。無料で入手できます。
(開発環境は Eclipse + PDT + Zend Executable
Debugger +
Web Server Debugger)
http://httpd.apache.org/ から Windows版のWin32 Binary (MSI
Installer): apache_2.2.8-win32-x86-no_ssl.msi を
ダウンロード後、実行します。
-1、初期画面で[NEXT]を選択します。
-2、[License Agreement]画面で内容を読んで、"I accept the terms in
the license agreement" にチェックして
[Next]を選択します。
-3、[Read This
First]画面で内容を読んで、[Next]を選択する。
-4、[Server Information]画面では、"Network
Domain"に"127.0.0.1"と入力、 "Server Name"に "127.0.0.1"と入力
"Administrator's
Email
Address"に(自分のメールアドレス または @マークだけ入力し後で修正可能)
※アドレスは404エラーとなった時などに表示されます。
"Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts
for" は "for All Users, on Port 80, as a Service
--
Recommended"にチェックをつけます。[Next]を選択します。
-5、[Setup
Type]画面では[Typical]を選択して[Next]を選択します。
-6、インストール先のフォルダを指定し、[ Next >
]をクリックします。
-7、[ Install >
]をクリックします。Apacheのインストールが開始されます。
-8、"Installation Wizard Completed" と表示されましたら、インストールが完了です。[
Finish ]をクリックし
インストーラを終了します。
Apacheのインストールが完了したら、Apacheの動作確認をします。 Internet
Explorerを起動して、アドレスに
"http://127.0.0.1/"と入力して移動します。
It
works! と表示されればApacheのインストールは成功です。
2. PHP5.2 のインストール
http://www.php.net/downloads.php からWindows Binaries のPHP 5.2.5
zip package
をダウンロードして解凍します。
解凍後のフォルダphp-5.2.5-Win32をphp5に変更して適当なディレクトリに移動させます。
Apacheインストールが終わったら、今度はApacheをカスタマイズします。
Apacheの設定を変更するためには
"httpd.conf"という設定情報を変更します。
この"httpd.conf"というファイルは、Apacheのインストールディレクトリ(Cドライブにインストールしたならば ”C:\Program
Files
\Apache
Software
Foundation\Apache2.2\conf
"というディレクトリ)に入っています。
"httpd.conf"をテキストエディタ(メモ帳など)で開きます。
設定変更課程でApacheが起動できなくなった場合は、同じディレクトリ内の\defaultでにhttpd.default.confファイルがありますので、
ファイル名をhttpd.confに変更してコピーすることで、初期設定に戻ります。
http://127.0.0.1/
だけのURLでなく、プロバイダのサーバにあるホームページのように、http://127.0.0.1/~user_name/
という
URLでアクセスするために、usersのフォルダを作成して、その中にuser_name(適当なユーザー名のフォルダ)を作成します。
-1、Apacheのルートディレクトリ指定(42行目)
ServerRoot
"C:/Program Files/Apache Software
Foundation/Apache2.2"
Apacheをインストールしたディレクトリであることを確認。
-2、Apacheのポート指定(53行目)※ Apacheが使用するポートを指定。 通常、HTTPプロトコルでは80番ポートを使用する。
Listen 80
80番ポートであることを確認する。
-3、管理者メールアドレス(133行目)
ServerAdmin (メールアドレス)
Apacheインストール時のメールアドレスであることを確認。
-4、サーバー名(142行目)
ServerName 127.0.0.1:80
ループバックアドレス(127.0.0.1)であることを確認。
-5、ドキュメントルート(149行目) ※ Apacheのルートディレクトリ指定で、
このディレクトリの中身がインターネット上に
公開されます。
なお、Windowsではフォルダの区切り文字として"\"マークを使いますが、
"httpd.conf"内では"/"マークを使用します。
("httpd.conf"内の13行目あたりに注意書きがあります。)
DocumentRoot
"C:/Program Files/Apache Software
Foundation/Apache2.2/htdocs"
(WEBサーバー上で公開したいディレクトリを指定します。usersフォルダを公開する場合は変更の必要はありませんが、
PDT1.0でPHP
Web Server Debugger のZend Web Server
Debuggerを使用する場合DocumentRoot以外に
プロジェクトをおくとブレイクポイントで停止しません。)
-6、メインディレクトリの設定(177行目) ※ ここの設定は基本設定であり、後から個別に機能を追加することもできます。
<Directory
"C/Program Files/Apache Software
Foundation/Apache2.2/htdocs">
(Apacheドキュメントルートと同じディレクトリ)
Options Indexes
FollowSymLinks MultiViews ExecCGI
Includes
(これはCGIを許可する場合です)
AllowOverride
None
(".htaccess"の使用可否です)
Order allow,deny
Allow from
all
(外部からのアクセス許可設定です。)
-7、インデックスファイル指定(212行目)
DirectoryIndex index.html index.html.var
DirectoryIndex
index.htm index.htm.var
"http://www.ponko2.com/"や"http://www.ponko2.com/link/"等のディレクトリ名で
呼び出されたときに表示する
ファイル名の指定です。
ここでは"index.htm"を追加していますが、"index.cgi"等を追加することもできます。
-8、CGI等のハンドラー設定(393,396行目)
-9、SSI使用設定(404行目)
(SSIを使用する場合のみ有効化)
AddType text/html .shtml
AddOutputFilter INCLUDES
.shtml
"#"を削除して有効化します。
-10、PHP 5 LoadModuleの追加(115行目)
LoadModule php5_module
C:/php5/php5apache2_2.dll
PHPIniDir "C:/php5"
C:\php5フォルダにphpをインストールした場合
-11、PHP 5 拡張子の登録(384行目)
AddType application/x-httpd-php
.php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
-12、言語優先順位の指定(454行目)
Include
conf/extra/httpd-languages.conf
"#"を削除して有効化します。
conf\extra\httpd-languages.conf ファイルを
LanguagePriority
ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
上のように書き換えて、日本語を優先言語とします。
-13、UserDirの設定(457行目)
Include conf/extra/httpd-userdir.conf
"#"を削除して有効化します。
conf\extra\httpd-userdir.conf ファイルを変更します。
UserDir
"C:/users/"
<Directory "C:/users/">
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit
Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI
Includes
<Limit GET POST OPTIONS
PROPFIND>
Order
allow,deny
Allow from
all
</Limit>
<LimitExcept GET POST OPTIONS
PROPFIND>
Order
deny,allow
Deny from
all
</LimitExcept>
</Directory>
C:\usersフォルダのユーザーディレクトリを公開する場合
ここまでの設定でC:\usersフォルダにユーザー名のフォルダを作成して(c:\users\sato など)
index.html
ファイルを作成します。コマンドプロンプトで net stop apache と入力して
Apacheを停止させます。 net start
apache と入力してApacheを起動させ、ブラウザで
アドレス http://localhost/~sato/index.html
(またはhttp://127.0.0.1./~sato/index.html)
にアクセスします。設定が正しければindex.html
が表示されます。
4. PHP5の設定変更(php.iniの編集)
解凍したフォルダには,php.iniがありません.php.ini-recommendedというファイルを
コピーした後,そのファイル名をphp.iniに変更してください.変更したファイルをテキストエディタで
いて編集します.
-1、 include_path の設定(506行目)
include_path =
".;C:\php5\includes"
-2、 doc_rootの設定(513行目)
doc_root =
"C:\Program
Files\Apache Software
Foundation\Apache2.2\htdocs"
apacheのhtdocsまでのパスを書きます
-3、 extension_dirの設定(520行目)
extension_dir =
"C:/php5/ext/"
php5のextフォルダまでのパスを書きます
-4、 MySQLの設定(651行目)
extension=php_mysql.dll
コメントアウトをはずして有効にします
-5、 環境変数の追加
環境変数のpathにC:\PHP5を追加します。
マイコンピュータ - プロパティ - 詳細設定 - 環境変数(N)
システム環境変数(S) - 変数 - Path を選択して 編集(I)ボタンを押します。
変数値に;C:\PHP5を追加してOKボタンを押します。
ここまでの設定が完了したならば、公開ユーザディレクトリ(c:\users\sato
など)にエディタで
以下のphpinfo.phpファイルを作成します。
<?php
phpinfo()
?>
ブラウザでアドレス
http://localhost/~sato/phpinfo.php
(またはhttp://127.0.0.1./~sato/phpinfo.php)
にアクセスします。設定が正しければPHP Version
5.2.4 と 表示され 各種設定項目が表示されます。
5. エデッタ(Eclipse+PDT 1.0 + Zend Executable Debugger )のインストール
PDT 1.02 は、Eclipse(Ver.3.3とJDK.5)で動作します。 JDK5 update14
をインストールし、
PDT 1.02 の オールインパッケージの pdt-all-in-one-R20080103-win32.zip
をダウンロードして
適当なディレクトリに解凍します。
Eclipseの日本語化はプラグインの pleiades_1.2.1.p19.zip を解凍してfeaturesとpluginsのフォルダを
Eclipseの解凍したフォルダにコピーします。
eclipse.ini
の最終行に以下の記述を追加します。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
Eclipseを起動します。「ヘルプ(H)」-「ソフトウエアの更新(S)」「検索とインストール(F)」を
選択します。
インストールする新規フィーチャーを検索(S)」を選択し、「次へ」のボタンを押します。
新規リモートサイト(T)ボタンを押します。名前を「PDT」URLを
http://downloads.zend.com/pdt
に設定します。
「検索に含めるサイト」に追加された「PDT」にチェックを入れ、「次へ」ボタンを押します。
「インストールするフィーチャーの選択」でPDT の Zend Debugger
Festures の Zendデバッガー・フィーチャーを
選択し、「次へ」のボタンを押します。
「使用条件の条項に同意する」を選び「次へ」のボタンを押します。
終了のボタンを押してダウンロード・インストールを行います。
インストール完了しますと、EclipseのPDTでスクリプトのデバッガが可能になります。
phpinfo(); の実行結果を Browser
Outputで 確認すると以下のように表示されます。
| This program makes use of the Zend
Scripting Language
Engine: Zend Engine v2.2.0, Copyright (c) 1998-2007 Zend Technologies with Zend Debugger v5.2.10, Copyright (c) 1999-2007, by Zend Technologies |
| Passive Mode Timeout | 20 seconds |
| Directive | Local Value | Master Value |
|---|---|---|
| zend_debugger.allow_hosts | 127.0.0.1/32 | 127.0.0.1/32 |
| zend_debugger.allow_tunnel | no value | no value |
| zend_debugger.connect_password | no value | no value |
| zend_debugger.deny_hosts | no value | no value |
| zend_debugger.expose_remotely | never | never |
| zend_debugger.httpd_uid | -1 | -1 |
| zend_debugger.max_msg_size | 2097152 | 2097152 |
| zend_debugger.tunnel_max_port | 65535 | 65535 |
| zend_debugger.tunnel_min_port | 1024 | 1024 |
7. Eclipseの設定
Eclipseを起動して、プロジェクトディレクトリを
"C:\Program Files\Apache Software
Foundation\Apache2.2\users\sato"に
します。
ウィンドウ(W) - 設定 ダイアログの
PHP − PHP 実行可能ファイルに デバッガーのPHPが登録されていることを確認します。登録されていなければ
検索ボタンを押してEclipseのpluginフォルダを指定してOKボタンを押して追加します。
名前 PHP5
デバッガー・タイプ Zend
ロケーション
C:\Program
Files\eclipse\plugins\org.zend.php.debug.debugger.win32.x86_5.2.10.v20070905¥0.1.7\resources\php5"
PHP - デバッグ でデバッグ転送エンコードを日本語、Shift-JIS デバッグ出力エンコードを日本語Shif-JIS
に変更します。
8. PDTの使用
8.1 PHPプロジェクトとファイルの作成
Eclipseを起動します。ファイル > 新規 > プロジェクト を 選択し、新規プロジェクト ウィザードで
PHP > PHP Project をクリックして 次へ ボタンを押します。
プロジェクト名 test を入力して、 終了 ボタンを押します。
ナビゲータ ウィンドウでプロジェクト名を右クリックし新規 > PHP File を選択し、
File name に test.php と入力して終了ボタンを押します。
8.2 Zend Executable Debugger の使用
以下のソースコードを入力します。
<?php
function breakpoint(){
ob_flush();
flush();
sleep(.1);
}
print("This will get shown first, ");
print("as will this<br>");
breakpoint();
print("This won't get shown until after ");
print("continuing the break-point<br>");
breakpoint();
print("END!");
?>
実行(R) > デバック > 構成およびデバック を選択します。
PHPスクリプト をダブルクリックか右クリックで新規を選択します。
PHP スクリプトタブ のPHP 実行ファイルを デバッガPHPファイルを選択します。
PHP ファイル を 参照ボタンを押して 指定し デバッグ(D)ボタンを押します。
パースペクティブ切り替えの確認ダイアログが表示されますのではいボタンを押します。
デバックのパースペクティブ切り替わりブレークポイントでブレークされます。
9. Web Server
Debugger の インストールと使用
Zend
Executable
DebuggerはPHPスクリプトのデバッグができますが、Web ServerDebuggerのほうが
リモートデバッグが出来て使いやすいです。
9.1 Web Server
Debugger のインストール
http://www.zend.com/en/community/pdt からDownload
Web Server Debuggerの
Download Debugger Extension
Binaries から ZendDebugger-5.2.12-cygwin_nt-i386.zipを
ダウンロードして解凍し、\ZendDebugger-5.2.12-cygwin_nt-i386\5_2_x_compフォルダ内の
ZendDebugger.dllファイルをPHPのインストールフォルダ
C:\php5にコピーします。
次にphp.iniファイルに以下の設定を追加します。
zend_extension_ts=.\ZendDebugger.dll
zend_debugger.allow_hosts=192.168.0.2(リモートで接続するパソコンのIPアドレス)
zend_debugger.expose_remotely=always
Apache2.2のhttp.confで設定したドキュメントルートフォルダ
(
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