2004年旭川マラソン大会 10月11日(月・祝) 1時間14分03秒=4位
転居などでバタバタした9月。昨年はハーフ3週連続出場と大会を楽しめた月だったのに今年は職場関係の駅伝大会に1回出ただけでした。やはり目標がないと練習のモチベーションは下がるもので,9月は朝に少しだけジョギングする日々が続いていました。このままじゃいけないと思って申し込んだのが旭川マラソン(とはいっても9月中,気分は乗らずじまいでした)。このコースである石狩川の河川敷は,
ほとんど毎日お世話になっているホームコースで,遠征に行くような新しい発見みたいな新鮮さはないですが,勝手知ったるコースなのでバテても位置関係が頭に叩き込まれている安心感がありました。
10月に入り走り込みを順調に消化。大会までに1日平均15kmくらいこなし,大会2日前の3連休も20km走を1回と前日もジョギングに1000m1本の刺激を入れて脚に負荷をかけました。目標はペースの持続とできれば1時間12分台。
前日は有志による前夜祭。以前その店でワイン1本を空けて酔っ払い状態になったので,今回は反省してビール一筋。でも記録を狙う参加者の面々はクエン酸作戦というかグレープフルーツジュースを飲んでおり,自分もと思ったのですが,酸味には滅法弱いので,ビール酵母で明日に備えます。
当日は早朝に雨が降ったものの,その後はやみ,雨に濡れることなくスタートラインにつくことができました。前回だったか前々回だったかコースがそれまでの石狩川の下流を単純に折り返すコースから,石狩川河川敷の周回コースとなりましたが,新コースになってからは初めての出場となります。
9時30分にフルとハーフの選手が同時にスタート。競技場を出て最初の3kmほどは国道を走り,それから石狩川の河川敷をハーフは1周,フルは2周します。国道を出るとすぐ知り合いの自衛官の選手が飛び出しました。その人の実力はよく知っているので,ついていったら自爆だと思いあえてついていきませんでしたが,石狩川の河川敷を出る頃にはすでに脚が重くなってきており,やはりついていかなくて良かったです。1人が独走。次が私を含む3名の集団。次に2名が続く展開でした。このコースは河川敷から土手に上がったり,下がったりするときに鋭角的なカーブがあります。ひとつ気づいたこと,「私がカーブを曲がる時は外に膨らみ過ぎる(-_-)」あまり脚の動きがぱっとしない証拠でしょう。
3名の集団は誰が引っ張るということでもないのでペースは上がらず,6km(5kmは距離表示が怪しい)は,20分47秒。そろそろキロ3分30秒平均も怪しくなるタイムです。その後,後ろから2名が追いついて5名の集団を形成しました。しかしペースは上がらず,10kmを35分15秒の通過。この4kmは落ちた感覚はないけど,ガタ落ちのようです。こりゃいかんということで自分がここから意識的にペースを上げました。でも切り替えたというよりはちょっと上げては落ち着くといった感じでなかなか引き離しはできません。中間地点にして自分がペースメーカーとなってしまったようです。しかしそうして引っ張ることができたのはそこから2km程度。あとは元気そうな後ろの選手に道を譲りました。集団は1名減って4名になりました。後ろについたのはいいけど,上半身はガチガチ,脚の運びもなんかイマイチ。前の選手がスッとペースを上げたら,すぐにでも脱落しそうな感じでしたが,幸いにもペースは一気に上がる気配はありませんでした。心の中では「ペース上がらないでね(^^;」と念じつつ,距離が減るのをただひたすら待つ我慢のレース。もう1時間12分台という目標は頭の片隅からもなくなってしまいました。北旭川大橋を渡るころは15km通過(でもストップウォッチを押す余裕がなかった)。2位集団は自分を含めて3人になりました。あとは下流の陸上競技場を目指すのみ。残り5,4,3kmと距離数は確実に減ります。ここまで来るとラスト勝負かな?ラストの競り合いには自信はないけど,力を温存していけば大丈夫かなと甘い期待。
20kmは1時間10分16秒。この10kmは35分1秒でやや上がっていたようです。20km付近の給水所では自分はテーブルに近づかず,ここでちょっとゆさぶってみようかなと思ったけど,ここも不発。どうも今日はやることやることが裏目に出ちゃうな。残り1kmを切って河川敷を降りる頃に勝負どころと思ってスパートしたら,あっさり後ろに着かれて,逆にスパートをかけられ離されてしまった。競技場に入る手前で万事休す。4位となってのゴール。競り合いに弱い自分を見事に?証明したレースになってしまったようです。
あまりずるいことを考えて最後に勝負と思ったのがいけなかったですが,仮に途中でペースを上げてもたぶんこの調子なら4位だったでしょう。
最後にソンス妻から強烈な一言「昨日ビール4杯も飲んだから4位になったんじゃないの?」。ソンス「・・・・」
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