【大会結果・講評】
〇1回戦
濱島・左近(國學院大學・日本体育大学)C−1佐藤・杉本(広島翔洋高校)
日本代表の高校生に対し果敢に攻め、常に主導権を握り両者の持ち味を遺憾なく発揮した攻撃テニスで勝利
しました。
〇2回戦
濱島・左近(國學院大學・日本体育大学)C−2佐藤・杉本(須磨学園高校)
相手はインターハイ個人戦優勝の今大会優勝候補の筆頭のパワーとテクニックを兼ね備えたペアです。
歴史に残る好ゲームとなりましたが、濱島選手の配球の良さと左近選手の勝負強さに翻弄された相手がミス
をし、僅差で逃げ切ることができました。
〇準決勝
濱島・左近(國學院大學・日本体育大学)C−0吉木・大野(日本体育大学・明治大学)
戦略とパワーに勝る濱島選手が大学生の新鋭ペアに見事に圧勝した素晴らしいゲーム内容でした。
〇決勝
濱島・左近C−2岩本・岩本(和歌山信愛高校)
相手は日本代表の高校生で数々のタイトルを保持し、今大会も第1シードの大学生を破り決勝まで駒を進め
てきた実力派ペアです。ダブル後衛・ダブル前衛・雁行陣とあらゆる陣形をこなし、高校屈指のテクニックの
持ち主です。
また、双子で息の合ったコンビネーションを崩すのは容易ではなく、大学の名選手でも敗れる好敵手です。
序盤から相手も柔軟を駆使し色々なパターンで攻撃を仕掛けてきますが、互いに一歩も譲らず2−2のシー
ソーゲームとなりました。
ここから濱島選手はギアを一気に上げて相手を前後左右に揺さぶり、スペースを目掛けて攻撃を仕掛ける絶
妙の配球により、試合巧者な相手を退けダブルス初優勝を飾りました。
濱島選手は、小・中・高校とシングルス全国チャンピオンに輝き、大学でも昨年度のJOCカップ・ジュニ
アジャパンカップで優勝したシングルスのスペシャリストですが、全国大会でのダブルスは本大会が初優勝で
した。
今後、今回の結果を糧にして、チームの要としてさらに活躍してくれることを期待します。 |