平成23年度関東学生ソフトテニス春季リーグ戦

平成23年5月7日〜11日/千葉県白子町

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 このたびの東日本大震災により、被害、影響を受けられました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興され、ご健康ご健勝にてお過ごしいただくことをお祈り申し上げます。

 さて、本年の関東学生ソフトテニス春季リーグ戦は、ゴールデンウィーク直後の5月7日(土)、8日(日)に開催されました。初日の土曜日は、昼過ぎまで冷たい雨が降る中での辛いコンディションでした。男子は昨秋のリーグ戦で第2位の成績であったことから、さらなる上位を目指して大会に臨んだ大会でした。
 初戦対東洋大戦は、B−2で勝利を飾り幸先よいスタートを切りました。緊張感溢れるリーグ戦初戦の独特の雰囲気の中、接戦に次ぐ接戦を何とかしのぎ勝点を取れました。2戦目の対東京学芸大学戦もB−2で勝点を取りました。1番手が勝利したものの、2番手、3番手が相手の粘り強い戦法に屈して後がなくなったところを、4番手の小野(1年)・渡瀬(3年:キャプテン)と5番手の相原(3年)・萩原(2年)が窮地を救ってくれました。
 2日目を迎えたところで、ともに勝点2の順天堂大との対戦がこの春季リーグ2部の優勝決定戦となりました。勝ちを取りに行った1番手の山崎(2年)・石川(2年)が接戦を落としましたが、2番手の長谷部(3年)・山内(1年)が相手のエースチームを破る殊勲の勝利を挙げました。しかし、その後3番のシングルスを、接戦の末落としたところで、4番で一気に勝負を決められてしまいました。結果的に5番手が勝利したことから、3番手、4番手の敗戦が悔やまれます。なお、続く4対戦目の慶応義塾大戦も結果として2−Bで勝点を落としました。前の試合の敗戦を払拭できず、今一つ気力が続かず、本学は実力が発揮できないまま、残念な結果となりました。
 最終戦の東海大戦も1−Cで星を落としました。負ければ最下位の東海大の気迫に圧倒された対戦でした。
 本リーグ戦の最終成績は、第5位(2勝3敗:勝点2)でした。上位と下位が紙一重の、大激戦の続いた大会でした。
 女子については、新入生2名が加わった陣容で9部で優勝しました。、8部からの降格校がリーグ戦を棄権しており、リーグ戦で優勝した時点で8部昇格が決定しました。部員みんなの結束が、よい結果をもたらしたものと感じました。男子に引っ張られ、よい環境で練習を行えているアドバンテージを、今後も維持し続けてほしいと考えます。 

 春先の東日本大震災により、部の練習にもいろいろな影響が出ました。春のリーグ戦が終了したところで、学生達にはこの春の苦労や努力の足跡をよく確認してほしいと考えています。おそらく人生の中で、このような経験はめったにない巡りあわせと思います。特に地震の発生した時は練習中で、その日はほとんどんの学生が帰宅できず、たまプラーザの大学施設で収容していただいたり、グランド近くの狭い下宿にみんなで身を寄せ、部員全員が自己判断と自己責任による行動を取る必要が生じました。これらを教訓として、学生達には「常に自立心を持ち、健康でよい環境でソフトテニスを行えることに感謝し、学生生活と部会活動に専念してほしい。」と、強く感じている次第です。

 次の目標を立て、新たな到達点を目指して、引き続き努力してまいります。
 

                                                                                           國學院大學ソフトテニス部 監督 小 杉  誠

 

〈男 子〉

2部 勝点 順位
1東海大学 C B
2國學院大学 B B
3順天堂大学 C B C D B
4東洋大学 B B C
5東京学芸大学 B
6慶應大学 B B

※以上の結果2部5位(他のリーグ結果はこちら「関東学連HP」

國學院大學 B−2 東洋大学 國學院大學 B−2 東京学芸大学
山 崎・石 川 D−3 並 木・増 田 山 崎・石 川 D−2 朝 倉・関 澤
長谷部・山 内 D−3 石 田・小 見 小 沼・田 中 3−D 水 上・和田迫
小 沼 2−C 松 本 足 立 1−C 佐 藤
小 野・渡 瀬 D−4 菅 谷・山 舘 小 野・渡 瀬 D−1 田 島・永 山
相 原・萩 原 1−D 秋 田・島 田 相 原・萩 原 D−3 野 口・遠 藤
國學院大學 2−B 順天堂大学 國學院大學 1−C 東海大学
山 崎・石 川 3−D 萩 原・宮 澤 山 崎・石 川 D−2 仙 波・渡 辺
長谷部・山 内 D−1 佐 川・星 小 沼・山 内 2−D 中 野・落 合
小 沼 2−C 足 立 3−C 佐 藤
小 野・渡 瀬 0−D 正 木・江間田 小 野・渡 瀬 0−D 粂・菅 原
相 原・萩 原 D−4 永 野・伊 野 相 原・萩 原 2−D 淡 野・中 川
國學院大學 2−B 慶應義塾大学      
山 崎・石 川 2−D 宮 地・中 本
長谷部・山 内 3−D 田 中・南 川
足 立 2−C 塩 畑
小 野・渡 瀬 D−3 中 西・幾 嶋
相 原・萩 原 D−1 久 保・結 城

〈女 子〉

9部 勝点 順位
1東京薬科大学    
2國學院大学 B B B A
3学習院大學
4桜美林大学 A
5東京都市大学 A A
6東京大学 B A B

※以上の結果9部1位(他のリーグ結果はこちら「関東学連HP」

國學院 B−0 学習院 國學院大學 B−0 桜美林大学
安孫子・仲 田 D−0 関・石 田 安孫子・仲 田 D−0 西 岡・鈴 木
石 黒 C−0 川 島 石 黒 C−0 川 越
浅 川・斉 藤 D−0 OPEN 浅 川・斉 藤 D−1 石 川・佐 渡
國學院 B−0 東京都市大学 國學院 A−1 東京大学
安孫子・仲 田 D−0 川 島・田 中 浅 川・斉 藤 D−3 吉 満・福 田
石 黒 C−0 宇田川 石 黒 2−C 藤 城
浅 川・斉 藤 D−2 白 川・山 口 安孫子・仲 田 D−2 河 野・中 谷

〈女子入れ替え戦〉

8部6位 東京女子大学

R−B

國學院大學 9部1位

以上の結果8部昇格

 

大会スナップ(小杉監督提供)