試合前には、すっぽん料理 | ||
友達の1人でクーさんがどうしてもすっぽん料理が食べたいと言い出し、その他ぼくも含めて全員が気持ち悪いので反対していたのですが、15年前と変わらずクーさんのわがままに付き合わされることになり、大阪の知り合いの店に聞いてみました。 「すっぽん料理大丈夫いけるよ」と言うことでお願いすることにしました。 すっぽんの生き血から始まるコースで、血はしばらくすると固まってしまうのでメンバー全員が揃ってから調理に入ると言うことで奈良の近鉄生駒駅で待ち合わせしました。 クーさんが来ない! わがままだけど時間だけはきっちりしていたやつだけに、心配になり携帯に連絡。しかし留守番電話になってる。 すっぽん食べたいって言ってたやつがすっぽんかましよった。(すっぽかしよった。)と言いながら、すっぽん嫌がっていた者ばかりですっぽんを食べに大阪へ向かいました。 店に着き何度か連絡入れましたが、やはり留守電。 しょうがなく料理を始めてもらいました。 まずはすっぽんの生き血。 生き血と聞いてひいてしまいますが、ワインで割ってあってわりと飲みやすい。後味に少し血の香りが残る程度。これが食前酒になります。 そして、若女将が次々とすっぽんを運んできました。すっぽんのお造り、腸の湯引きと続き、なべも温まってきました。 甲羅とその周りに肉が盛り付けられている。どの肉がどの部分かはっきり分かりませんでしたが、思ったほどグロテスクではありませんでした。 「あっ、これ生で食べてくださいねぇ」と若女将。 見ると1円玉くらいの大きさの丸い肉のかたまり・・・。でも動いている・・・。 なんと、すっぽんの心臓! 全員食べるのを嫌がって、どんな味がするのか聞いてみると、「私も食べたことが無いんです・・・。」と若女将にっこり。何かに似たような味とかなんかあるやろぉ!と思いましたが、笑顔が可愛かったのでまあいっか・・・。 結局、あみだくじで当たったMくんが食べました。 噛まずに丸呑みしたらしく、味については不明です。 そうこうしているうちに、なべに入れられたすっぽんの肉が良い具合になってきました。臭いもなかなか良いではないか。 どこの部分か分からないが、肉をつまんで、「パクリ」なかなか、うまい! なにやら、ゼラチン質の固まりも出てきたぞ。これは甲羅のふちの部分らしい。これもうまい! すっぽんを嫌がっていた者ばかりでしたが、ほとんど食べる所が無くなってきました。甲羅が浮いたり沈んだりしていて残り少ない肉を捜すには少し邪魔に思えてきた。 ここまで来たら後は雑炊です。 良いだしを出してくれた甲羅がなべから出され(甲羅は記念に持ち帰り出来ます)生卵をかけて雑炊の完成です。 これがまたうまい!もう最高!!栄養満点!!! 6人分くらいの大きさのすっぽんと店の大将が言ってたけど、にぎり寿司も頼んだせいもあり8人で大満足! すっぽん2万7千円(大きさ時期により変動あり)を8人で割ると3千4百円くらい。にぎりやビールを頼んでも5千円台で収まりました。 あっそうそう、もうこの時すっかり忘れていたクーさんですが、交通事故にあっていたらしく(大事には至りませんでしたが)とても残念そうにしていました。事故には注意しましょう。 さてこのページは、「試合前にすっぽん料理」となっています。 このすっぽん、学生さんも部活などで試合の前に、食べに来るらしいのです。 今思い出せばすっぽんを食べた翌日から2,3日は体の芯から熱いような、エネルギーが湧き出るような感じになったのを覚えています。 2005.7.24ソフトバレーボール日記でも書きましたが、草津の大会で足がつりました。今度は試合の前にチームのメンバーですっぽんを食べようかと考えています。実現すれば、またこのページで報告します。 実はこの店の大将は、ならくんの実の弟で若女将は弟の奥さんです。 弟は奈良の添上高校バレー部出身、若女将もママさんバレーボーラーです。バレーの実力は、ぼくより上です。 このページを載せることを連絡したら、「店の宣伝もしといて」との事ですので大阪へ来られた時は、行ってやって下さい。 「和・玄武」(わ・げんぶ) ホームページ出来ました。こちらです 活魚料理 二階御座敷宴会30名OK! 月曜〜土曜日営業 大阪府東大阪市御厨南2-1-29 近鉄奈良線 八戸ノ里駅下車 地図はこちら TEL 06−6781−3182 「100までドットネット見ました」と言っていただけば、1ドリンクサービスしますとの事です。(初回のみ。対象外の物もございますご了承くださいとの事です。) |
||