舞人と対峙するとき、私には生きるための何か大切なものが見える気がします。
舞人は、本当の自分を探す「もうひとりの私」の存在を、私に知らせてくれます。
舞踏家土方巽氏が語った「はぐれてしまった自分との出会い」を求めた姿なのです。
舞人と写真家のコラボレーション、それは不思議な時間と空間の共有です。
私が舞人の心に耳を傾け、舞人がもうひとつの目を意識する、その心の交わりです。
そして、舞人と写真家の琴線が共鳴したとき、何かが生まれる気がするのです。
繰り返される心の高揚を求めて、たくさんの舞人と出会いたいと思うのです。
今回の写真展は、これまでに私と対峙してくれた舞人たちを紹介するものです。
以下に、写真展に登場するほんの一部の舞人を紹介しましょう。
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