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SPECIFICATION ◆全幅:41.7m(後退角15度)23.84m(同67.5度) ◆全長:44.81m ◆全高:10.36m ◆翼面積:181.16u(同15度) ◆自重:87,090kg ◆全備重量:216,400kg ◆最高速度:1,450km/h(マッハ1.2) |
| 1964年頃、B-52の後継機を求めて開始されたAMSA(次期有人戦略航空機)計画により、70年6月、当時のノース・アメリカン(後のロックウェル、現・ボーイング )に大型爆撃機B-1の開発が委託された。そうして製造されたB-1Aは様々な問題を抱えながらも、76年12月に国防総省と 米空軍 は量産することを発表したのだが、単機価格の高騰を理由に、翌年就任したカーター大統領によって量産の中止が発表された。 一度は開発中止の憂き目に遭ったB-1であったが、レーガン政権誕生と共にB-1Bとして復活、100機が生産されている。 B-1Bの主翼は、B-1Aから引き継がれた大型のVG(可変後退)翼で、空気取入口の設計変更や電波吸収剤の使用などによってステルス性を獲得している。また、胴体3箇所の爆弾倉には、核爆弾を含む多種多様の兵装を大量に搭載することが可能である。 B-1Bは1986年10月に実戦部隊に配備されたが、当時はエンジンやアビオニクス関連のトラブルが頻発していたためか、91年の湾岸戦争では召集されていない。しかしその後のB-1Bは信頼性も高くなっており、コソボ紛争に投入されるなど、B-52より優れた機動性・兵装搭載量を存分に生かし、米空軍の主力戦略爆撃機として活躍している。 |
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SPECIFICATION ◆全幅:52.43m ◆全長:21.03m ◆全高:5.18m ◆翼面積:464.50u ◆自重:47,000kg ◆全備重量:170,550kg ◆最高速度:マッハ0.8 |
| B-2は冷戦下の1978年、「ブラック」計画として開発が開始されたステルス爆撃機である。この計画は、初期にはシニアC.J.プロジェクト、後にATB(高度技術爆撃機)として知られていたが、88年に完成、公開されるまでは機密扱いにされており、まさに「姿の見えない」爆撃機であった。 B-2の開発は当時のノースロップ(現・ノースロップ・グラマン )によって行なわれた。ボーイング、ヴォート、ゼネラル・エレクトリックの3社から多大な支援を受けて設計されたこの独特の機体デザインは、尾翼、胴体を廃した全翼形式を採用しており、前縁後退角を33度、後縁を2字のWを繋げたような鋸歯状にすることにより、レーダーの反射方向を極限にまで縮小している。また、翼上に配置されたS字型をした空気取入口や排気口により、赤外線対策にも万全を期している上、機体には電波吸収材が多用されており、ステルス性においては徹底した対策が施されている。 B-2A(A型しか存在しない)の生産ブロックは3段階あり、それらは、当初のブロック10(2〜16号機)、GPS照準システムが搭載されたブロック20(17〜19号機)、そして多種多様の爆弾を搭載できるようになった最終形態のブロック30(20、21号機)である。なお、旧型も順次ブロック30基準に改修される見込みである。 米空軍 は当初132機のB-2購入を計画していたが、冷戦の終結に加え、例によって単機価格の高騰が災いして21機に縮小されている。 |
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B-52H Stratofortress ◆全幅:56.39m ◆全長:49.05m ◆全高:12.40m ◆翼面積:371.60u ◆自重:78,360kg ◆全備重量:229,100kg ◆最高速度:1,045km/h(マッハ0.86) |
| 「BUFF(デカくて、ブサイクで、太ったヤツ)」という愛称で親しまれている ボーイング B-52は、1955年に就役して以来現在に至るまで、史上最も長くその任務に就いている軍用機である。 初期型のB-52Aが 米空軍 から3機の発注を受けて以来、B-52は小さな改修を繰り返しながら、B型が23機、C型が35機、D型が170機、E型が100機、F型が89機、G型が193機、そして最終型のB-52Hが1962年までに102機納入され、B-52の製造は打ち切られた。 湾岸戦争の「砂漠の嵐」作戦を最後にB-52Gの全機が退役したため、現在就役しているのはH型のみである。 B-52HはB-52Gから採用されている低い垂直尾翼を受け継ぎつつ、エンジンがTF33ターボファン・エンジンに換装され航続性能が向上しているほか、胴体尾部の防御火器が変更されている。また、低空侵攻能力の向上や電子対策、レーダー警戒装置が追加され、サバイバビリティの向上が図られている。 なお、冷戦終結、国防予算削減、またB-1BおよびB-2の就役に伴い、B-52Hの主任務は通常戦(非核作戦)の長距離出撃にシフトされている。B-52HはAGM-86C CALCM(通常弾頭型空中発射巡航ミサイル)やAGM-84Dハープーン、AGM-142Aラプター(別名ハブ・ナップ)など、実に多種多様の兵器を搭載することが可能であり、今後もしばらくは現役機として活躍することが見込まれている。 |
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| Photo Copyright : U.S. Air Force |