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SPECIFICATION ◆全幅:13.25m ◆全長:14.75m ◆全高:4.24m ◆翼面積:22.43u ◆自重:4,590kg ◆全備重量:7,300kg ◆最高速度:870km/h(マッハ0.78) |
| 1985年、ビーチ(現・レイセオン )は三菱重工業が開発したビジネス・ジェット機、MU-300ダイヤモンドIIの製造権を取得、翌年には同機の派生型であるモデル400ビーチジェットを初飛行させた。モデル400は後に改良型のモデル400Aに発展したが、この機体が 米空軍 のTTTS(給油/輸送機訓練システム)用の上級練習機として選定され、T-1Aジェイホーク(モデル400T)として92年から引き渡しが始まり、97年までに全180機が納入されている。 T-1Aはモデル400Aよりも機体構造が強化されており、燃料搭載量の増加、主翼前縁と風防の強化によるバードストライク対策などの改良が施されている。また、コックピットは教官席と学生席の並列複座型になっており、そのすぐ後方にはもう1席の学生席が備え付けられている。本機は1993年からSUPT(特別学生パイロット訓練)用の訓練機として使用されており、将来の輸送機および空中給油機の搭乗員の育成を行なっている。 なお、わが国の 航空自衛隊 も、本機をT-400輸送機・救難機等基本操縦練習機として導入しており、94年に初号機を納入、95年から美保基地の第41教育飛行隊で9機が運用されている。 |
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SPECIFICATION ◆全幅:10.12m ◆全長:10.18m ◆全高:3.26m ◆翼面積:16.29u ◆自重:1,690kg ◆全備重量:3,200kg ◆最高速度:515km/h |
| 米空軍 と 米海軍 のパイロット候補生の基本操縦訓練過程を一本化する計画、JPATS(統合初等航空機訓練システム)において、1995年、両軍と米国防総省は、ビーチ(現・レイセオン )がピラタスPC-9を元に開発したMkIIを選定した。同機は後に、往年の傑作練習機にちなんでT-6AテキサンIIの制式名称が与えられている。 T-6AにはPC-9から様々な改良が施されており、胴体の強化、降着装置の強化、燃料搭載量の増加などの設計変更が行なわれたほか、風防が強化され、キャノピーは時速500kmにおけるバードストライクの衝撃に耐え得る強度を誇っている。また、アビオニクスも全般的に強化されており、コックピットは反重力システムにより与圧され、直射日光を浴びても判読できる液晶ディスプレイを備えている。なお、エンジンも1,100馬力と出力の大きい プラット&ホイットニー・カナダ 製のPT6A-68ターボプロップ・エンジンに変更されている。 T-6Aの初号機は1998年に初飛行、翌年に米空軍の航空教育訓練軍団に引き渡され、2000年にテキサス州のランドルフ空軍基地に配備されている。ちなみに、教官の飛行訓練は同年に同基地で、訓練生の飛行訓練は2001年にジョージア州のムーディ空軍基地で開始されている。 本機は2014年までに米空軍が372機、米海軍が339機を取得する予定である。 |
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SPECIFICATION ◆全幅:10.30m ◆全長:8.92m ◆全高:2.80m ◆翼面積:17.09u ◆自重:1,755kg ◆全備重量:2,990kg ◆最高速度:580km/h(マッハ0.40) |
| T-37は、1952年に発表された 米空軍 の要求に応じて、軽飛行機メーカーの代名詞的存在である セスナ が開発した初等ジェット練習機である。 試作機のXT-37が1954年に初飛行、翌年に最初の量産型であるT-37Aが初飛行し、56年から米空軍に就役を開始している。59年からはエンジンを強化、計器・航法装置が改良されたT-37Bに生産が切り替えられ、後にA型の全機がB型仕様に改修されている。また、軽武装が可能なT-37Cも製造されたが、同機は米空軍で採用されることはなく、専ら諸外国に輸出されている。なお、T-37Aは534機、T-37Bは466機、T-37Cは269機が製造されている。 T-37Bは並列複座の双発ジェット機で、学生パイロットは本機で基本操縦、計器飛行、編隊飛行、夜間飛行の訓練を受けることになる。そして、本機で航空機を操縦する感覚をつかんだ学生は、より高速の大型機であるT-38およびT-1Aの訓練課程に移行するのである。 1986年、本機の後継となる予定であったフェアチャイルドT-46計画が破棄されたため、T-37Bの セイバーライナー による寿命延長改修が開始された。そのため、就役後40年以上が経過した現在も本機は419機が在籍しているが、先述したT-6Aの就役に伴い、本格的に退役が進められる予定である。 ※ 2008年4月3日、コロンバス空軍基地での訓練飛行を最後に全機が退役しました。 |
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SPECIFICATION ◆全幅:7.70m ◆全長:14.14m ◆全高:3.92m ◆翼面積:15.79u ◆自重:3,250kg ◆全備重量:5,470kg ◆最高速度:1,310km/h(マッハ1.08) |
| 1950年代、米政府の軍事援助計画に基づき、ノースロップ(現・ノースロップ・グラマン )は輸出用の高性能軽量戦闘機N-156を開発した。同機は後に傑作軽戦闘機F-5に発展するわけだが、当時、ノースロップはそれとは別に練習機派生型のN-156Tも開発しており、この機体が 米空軍 の超音速高等練習機T-38として採用されることが決まった。本機は試作機のYT-38が1959年に初飛行、量産型のT-38Aが61年に飛行訓練航空団への配備を開始しており、72年までに全部で1,187機が米空軍に引き渡されている。 T-38Aは一時は サンダーバーズ の使用機に採用されたほどの高性能機で、米空軍の保持していた一部がポルトガルに供与されたほか、46機が当時の西ドイツ空軍のパイロット訓練用に引き渡されて米国内で使用されてきた。また、今日では多くのNATO加盟国のパイロットがテキサス州の シェパード空軍基地 において本機を使用した飛行訓練を行っており、NASA でもスペース・シャトル搭乗員の飛行準備訓練などに使用されている。 さらに、T-38Aの一部は照準機と訓練爆弾投下装置が取り付けられたAT-38Bに改良されており、この機体はF-15、F-16、A-10などの戦闘機パイロットの育成に使用されている。また、少数のT-38Aは無人標的機のQT-38Aに改造されたほか、その無人機を管制するDT-38Aも造られている。 1984年以降、T-38AおよびAT-38Bはペイサークラシックと呼ばれる寿命延長改修が行われており、これにより2020年までは現役に留まることが見込まれている。また、T-38の全機がアビオニクス更新などの近代化改修を受ける予定であり、改修機にはT-38Cという制式名称が与えられている。 |
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SPECIFICATION ◆全幅:9.39m ◆全長:11.99m ◆全高:4.09m ◆翼面積:17.66u ◆自重:4,460kg ◆全備重量:6,390kg ◆最高速度:1,040km/h |
| 1978年、米海軍 はVTX-TS(次期艦上練習機・訓練システム)計画を開始、81年に飛行時間の縮小と経費削減を目的とし、中等練習機T-2と高等練習機TA-4Jの2機種を代替する次期練習機として、ブリティッシュ・エアロスペース(現・BAEシステムズ )製の練習機、ホークを選定した。 この計画はT-45TS(T-45訓練システム)として訓練体系の合理化が進められ、米海軍は1986年にマクダネル・ダグラス(現・ボーイング )に技術開発を委託、艦載運用のためにホークの機体構造および降着装置を強化、着艦フックを装着するなどの実に多くの改変が加えられ、ほぼ新型機として誕生したT-45Aゴスホークは、91年に初飛行、翌年から米海軍および米海兵隊のパイロットの養成に使用されている。 T-45Aは縦列複座の中等・高等ジェット練習機で、訓練生は本機で艦上運用、戦術戦闘攻撃などのノウハウを学び、F/A-18などのパイロットへと成長することになる。A型がアナログ方式のコックピットを装備しているのに対し、1997年から配備が開始されたT-45Cは最新のデジタル式グラス・コックピットを備えており、既存のT-45Aも順次C型仕様に改修されていく予定である。 なお、当初米海軍は268機のT-45を取得する予定であったが、後に197機の調達に縮小されている。また、艦載運用能力を持たず、陸上運用での訓練に限定されたT-45Bを導入する計画もあったが、これは結局実現していない。 |
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