時代は中世のヨーロッパ。 ホテルで暮らす家ねずみの一族には「繁栄を謳歌すれば必ず災いが降りかかる」という言い伝えがありました。 そんなある日、一族の長がホテルの飼い猫に殺されてしまいます。 そして次のリーダーと期待されていた主人公ジョージは、ライバル・ジェラルドにより追放され、強い者たちだけが優遇されるようになっていきます。 一方ジョージは外の世界で森ねずみたちのやさしさに出会い、食糧を貯え、共に協力し合い生きていく素晴らしさを知るのです。 はたしてジョージは、かつてのような繁栄を一族にもたらすことができるでしょうか? 

 原作・辻 新太郎  脚本・野崎能成 / 若沢 智

2007

2023

2022

2021

小学校の教科書にも載っているモンゴルの昔話『スーホの白い馬』、またまたの上演です。 今年は十和田市民文化センターが改修工事で1年間お休みのため、同市の東コミュニティーでの公演となりました。 年始めから新型コロナが流行し、開演も危ぶまれましたが、なんとか終演までこぎつけました。 公演後の打ち上げもなし。 例年に比べて規模を縮小した公演になりましたが、みんなよく頑張ってくれました。


脚本・演出  若澤 智

2019

2018

宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」は、こども劇団としては4回目の上演となります。 「本当の幸せ」を探す旅に一緒に出かけてみましょう。

小学校の国語の教科書にも載っている、お馴染みのモンゴルの昔話。 2012年から6年を経て、再度上演です。

エキの死により、消え去ったかに思われたたるべの森に新しいコロボックルが生まれた。 その名はニポポ。 初めて生まれ来るコロボックルには相応の「力」が備わっている。 しかしその「力」を制御できず、わがまま放題のニポポは他の生き物たちには困った存在だった。 魂となったエキは、そんなニポポを優しく見守ることしかできなかった。 そしてある日のこと、ニポポの「力」は三人の子供たちをたるべの森に招き入れることになってしまう。 たるべの森の未来は? ニポポは? 
十和田市こども劇団オリジナル作品「たるべの森シリーズ第3弾」。

 脚本・野崎能成 / 若沢 智
 

2005年、 2010年に続き三度目の公演。
もちろん出演者に合わせて書き直しは必須。 劇団OBやOGの力を借り、更には大人の客演をお願いしての上演。 アンケートも上々でした。


 原作・宮沢賢治  脚本・野崎能成  脚色・WAKA

2007年に初演、そして昨年再演された「たるべの森」の続編。
人間が入り込んだためにたるべの森を追われたコロボックルたち。
多くの犠牲を払いながらの風まかせの旅。 わたりグモたちとたどり着いたのは北海道のトウヤの森だった。 そしてそこには、たるべの森で犠牲になったコロボックルの長老エキの双子の妹アバがいた。
やっと安住の地を見つけたコロボックルたちに容赦なく襲いかかるキムンカムイの牙。 コロボックルたちの運命は?

 原作・野崎能成  脚本/脚色・WAKA

2007年に子劇オリジナル作品として上演された作品をリメーク。
団員数の減少に合わせて、登場人物の見直しやセリフ分配が必須になりました。

 脚本・野崎能成 

瀕死のカモメからタマゴを預けられたネコのゾルバ。
タマゴを孵すこと、そのヒナを守ること、そして飛ぶことを教えてあげるという三つの約束を交わす。 鳴き声は似ているけれど全く違う世界のカモメとネコ。 ゾルバは三つの約束を守ることができるでしょうか? 四年ぶり、三度目の再演。

 原作・ルイス セプルベダ 脚本・野崎能成

父親の転勤で十和田湖・休屋で暮らし始めたマリとカケルの姉弟は、宇樽部の友達の誕生パーティーに招かれ、自転車で宇樽部トンネルを抜ける。 しかし二人がたどり着いたのはコロボックル達の住む『たるべの森』だった!
人間の手のかかった場所では生きていけないコロボックル達。 人間が入り込んだと知ると血眼になって二人を探し出し、湖の生贄にしようとする。 マリとカケルの運命は!? そして『たるべの森』の運命は!?
今年春開通したばかりの宇樽部トンネルをモチーフに、『自然との共存』を考える劇団オリジナル作品。

 脚本・野崎能成
孤独なミャーに優しさを与えてくれたまな。
でもまなは普通と違う能力を持っていた。 想像することが現実になってしまうのだ。 やがてまなの想像力は多くの恐ろしい妖怪をつくりだすことに…。
その妖怪たちと、50年前の妖怪戦争を体験した妖怪ハンターたちが繰り広げる大乱闘。 「妖怪も人間もみな同じ。 優しい心で助け合えば、この世は愛でつつまれる」 やっとみつけたまなの思いは世界を救えるか!?
 
 原作・藤野恵美 脚本・日美子
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を子劇バージョンに脚色。
主人公・ジョバンニは星まつりの夜に、川に落ちた友達を助けようとして水死した親友・ネルラ(
原作=カンパネルラ)と銀河鉄道で宇宙を廻るつかの間の旅をする。 そしてその中で生きることの意味をみいだしていく。 ネルラの分まで…。
 原作・宮沢賢治 脚本・野崎能成

童話「飛べないホタル」をがらりと脚色。
生まれつき羽が縮れていて飛べないホタルのデンボ。 しかしそんな彼は限られた短い命を誰かのために捧げたいと願う。
まわりからバカにされながらもデンボの想いは周囲を巻き込み、そこに命と引き換えの奇跡が生まれる。 
「この世に生命を受けし者たち。けしてひとりぼっちじゃない!」
 原作・小沢昭巳 脚本・野崎能成
「チョコレート戦争」を子劇バージョンに。
無実は無実。 自分たちをしっかり主張しようと子供たちのあの手この手の作戦が始まった。
 原作・大石 真 脚本・日美子
瀕死のカモメからタマゴを預けられたネコのゾルバ。
タマゴを孵すこと、そのヒナを守ること、そして飛ぶことを教えてあげるという三つの約束を交わす。 鳴き声は似ているけれど全く違う世界のカモメとネコ。 
ゾルバは三つの約束を守ることができるでしょうか?
自然破壊をテーマにした原作を大きく脚色して、「子育てとは…」をテーマにしました。 宝くじ基金を得て「こども演劇フェスティバル」と銘うって、一般参加の子供たちも加えボリュームアップの二日間公演。
 原作・ルイス セプルベダ 脚本・野崎能成
明日のスターを夢見て養成スクールに通う女の子。 通学途中で暴漢にナイフで刺されてしまう。 けれど今日は次のステージのオーディションの日。 この日のために昨日まで稽古を積んできたんだ…!
その想いだけで少女はオーディションに向う。
今頑張らなければ明日はない! そんな少女の想いははたして実るのか…。
 脚本・日美子
糖尿病のためみんなと一緒に学校生活を送れない小学生・マリコ。
ある日のこと「こっちへおいでよ。キミの望んだ世界があるよ」の声に誘われて訪れた場所、そこはエルドラ。 そこではみんなが自由に生活していた。 マリコのことを特別視する者もいない。 マリコはその生活を楽しんだ。 しかしそんなある日、マリコのとった行動が原因でエルドラは大混乱に。 このままじゃいけない! 自分はこのままじゃいけない! 
そう思った時マリコに現実の世界が見えてきた。 実はエルドラとは不登校児のための預託施設。 「私たちはいずれ自分の足で歩いていかなくてはならない。 ねぇ、みんな! 学校へいこうよ!」
 脚本・野崎能成 
探検に出かけた美少女探検隊。 やがてたどり着いたのは廃校の音楽室。 オルガンを鳴らすと次から次へと昔話のヒーローたちが現れた。 そして彼らは鬼退治を始めようとする。 よってたかっていじめられる鬼が可愛そうに思えた美少女探検隊はその鬼を守ってあげようとする。 「鬼退治」は正義だと主張する昔話のヒーローたちに対しこれはただのイジメだと主張する探検隊。 ヒーローたちはこの言葉に愕然とし、姿を消して行く。 何が悪で何が善なの? 本当の正義って何?
 原作・横内謙介 脚本・野崎能成
正義感は強いが自分勝手なところもある小学生の空悟。 そんな空悟のもとへ「西遊記」の世界から三蔵法師がタイムスリップ。 なんと三蔵を追って妖怪たちも一緒に来たから学校中大騒ぎ。
空悟たちは妖怪から三蔵を守り、元の世界に戻してやろうと一生懸命。 やがて天から孫悟空の声がして、光の輪に包まれて三蔵は帰っていく。 そんな中で空悟と子供たちたちは力を合わせることの大切さを学ぶ。
 脚本・日美子  

2000年に初演。それから23年の歳月が流れ4回目の上演となりました。
今では十和田市こども劇団を代表する作品になりました。
しかも、劇団オリジナル脚本は初回上演時から大きな反響をいただき、。
劇団創設30周年を迎えた今回もたくさんの称賛をいただきました。

児童向けの演劇脚本としては有名な作品のひとつ。今からおよそ50年前に発表された傑作です。
私たちが今回この作品を演目に選んだのは、コロナ禍による団員数の減少や稽古会場の閉鎖などに
よる稽古回数の激減という根本的な理由があります。しかし、それはそれ。
この作品がもつ『他を思いやる優しい気持ち』を、ご覧いただいた皆様に届けられればと思います。

原作 さねとうあきら  脚本 藤田、朝也

マル・シャークの「12の月」を子劇風にアレンジ。
わがまま王女が自然の息吹にふれ、やさしい心をとりもどす。
 原作・マル シャーク 脚本・日美子

2001年に上演した作品を手直ししての再演。
大石 真さんの「チョコレート戦争」が原作となっています。
10年ぶりの再演となり、オリジナルの新曲が2曲加わりました。

 原作・大石 真  脚本・日美子/若澤 智

2005年に上演した「星まつりの夜に」をリメークして再上演。
タイトルも「新釈 銀河鉄道の夜」としました。

「ぼくらは孫悟空」 3回目の上演。 

2000年「三つの約束」をミュージカル版で再演。
第2回公演のリメーク版。

2017

2015

2014

2012

2009

2008

2006.
十和田市こども劇団

小学校の教科書にも登場する有名な物語。 場所はモンゴル。
そこに住む人たちは羊や牛や馬などを飼っていました。
このモンゴルには「馬頭琴」という、一番上が頭の形をした楽器があります。 この物語はその「馬頭琴」がどのようにして誕生したのかを今に伝える物語です。

 脚本・若沢 智

2011

2010

1994
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
1996
1995

昨年に引き続きコロナ禍が続く昨今です。 コロナの流行に合わせて稽古場の閉鎖や稽古の
自粛が求められる中での今公演となりました。そして今回は朗読劇 4作品としました。
「冬きたりなば」「お〜い でてこ〜い」「スイミー」「百万回生きたねこ」の4本です。
「冬きたりなば」「お〜い でてこ〜い」は星 新一さん、「スイミー」は谷川俊太郎さん訳、薬師神
武夫さん作曲、「百万回生きたねこ」は佐野洋子さん作。有名な方々の作品をこども劇団バー
ジョンでお楽しみ下さい。

2020

十和田市民文化センター・育成団体として十和田市こども劇団設立。記念すべき第一回目の公演は、如月小春作「ぼくんち2002」を子劇用にアレンジした「ぼくんち2004」。 オムニパス形式で10年後の地球に巻き起こっているかも知れない問題・疑問点を四匹の犬たちがエスコートする。 宇宙船スプートニクではじめて宇宙の旅に出た犬・ライカとの交信をまじえながら地球や人類の未来を問いかける。
 脚本・如月小春
パンフで見る
公演の歩み

2016

2013