時代は中世のヨーロッパ。 ホテルで暮らす家ねずみの一族には「繁栄を謳歌すれば必ず災いが降りかかる」という言い伝えがありました。 そんなある日、一族の長がホテルの飼い猫に殺されてしまいます。 そして次のリーダーと期待されていた主人公ジョージは、ライバル・ジェラルドにより追放され、強い者たちだけが優遇されるようになっていきます。 一方ジョージは外の世界で森ねずみたちのやさしさに出会い、食糧を貯え、共に協力し合い生きていく素晴らしさを知るのです。 はたしてジョージは、かつてのような繁栄を一族にもたらすことができるでしょうか?
原作・辻 新太郎 脚本・野崎能成 / 若沢 智
2023
2021
小学校の教科書にも載っているモンゴルの昔話『スーホの白い馬』、またまたの上演です。 今年は十和田市民文化センターが改修工事で1年間お休みのため、同市の東コミュニティーでの公演となりました。 年始めから新型コロナが流行し、開演も危ぶまれましたが、なんとか終演までこぎつけました。 公演後の打ち上げもなし。 例年に比べて規模を縮小した公演になりましたが、みんなよく頑張ってくれました。
脚本・演出 若澤 智
2019
2018
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」は、こども劇団としては4回目の上演となります。 「本当の幸せ」を探す旅に一緒に出かけてみましょう。
小学校の国語の教科書にも載っている、お馴染みのモンゴルの昔話。 2012年から6年を経て、再度上演です。
エキの死により、消え去ったかに思われたたるべの森に新しいコロボックルが生まれた。 その名はニポポ。 初めて生まれ来るコロボックルには相応の「力」が備わっている。 しかしその「力」を制御できず、わがまま放題のニポポは他の生き物たちには困った存在だった。 魂となったエキは、そんなニポポを優しく見守ることしかできなかった。 そしてある日のこと、ニポポの「力」は三人の子供たちをたるべの森に招き入れることになってしまう。 たるべの森の未来は? ニポポは?
十和田市こども劇団オリジナル作品「たるべの森シリーズ第3弾」。
脚本・野崎能成 / 若沢 智
2005年、 2010年に続き三度目の公演。
もちろん出演者に合わせて書き直しは必須。 劇団OBやOGの力を借り、更には大人の客演をお願いしての上演。 アンケートも上々でした。
原作・宮沢賢治 脚本・野崎能成 脚色・WAKA
2007年に初演、そして昨年再演された「たるべの森」の続編。
人間が入り込んだためにたるべの森を追われたコロボックルたち。
多くの犠牲を払いながらの風まかせの旅。 わたりグモたちとたどり着いたのは北海道のトウヤの森だった。 そしてそこには、たるべの森で犠牲になったコロボックルの長老エキの双子の妹アバがいた。
やっと安住の地を見つけたコロボックルたちに容赦なく襲いかかるキムンカムイの牙。 コロボックルたちの運命は?
原作・野崎能成 脚本/脚色・WAKA
2007年に子劇オリジナル作品として上演された作品をリメーク。
団員数の減少に合わせて、登場人物の見直しやセリフ分配が必須になりました。
脚本・野崎能成
瀕死のカモメからタマゴを預けられたネコのゾルバ。
タマゴを孵すこと、そのヒナを守ること、そして飛ぶことを教えてあげるという三つの約束を交わす。 鳴き声は似ているけれど全く違う世界のカモメとネコ。 ゾルバは三つの約束を守ることができるでしょうか? 四年ぶり、三度目の再演。
原作・ルイス セプルベダ 脚本・野崎能成
2000年に初演。それから23年の歳月が流れ4回目の上演となりました。
今では十和田市こども劇団を代表する作品になりました。
しかも、劇団オリジナル脚本は初回上演時から大きな反響をいただき、。
劇団創設30周年を迎えた今回もたくさんの称賛をいただきました。
児童向けの演劇脚本としては有名な作品のひとつ。今からおよそ50年前に発表された傑作です。
私たちが今回この作品を演目に選んだのは、コロナ禍による団員数の減少や稽古会場の閉鎖などに
よる稽古回数の激減という根本的な理由があります。しかし、それはそれ。
この作品がもつ『他を思いやる優しい気持ち』を、ご覧いただいた皆様に届けられればと思います。
原作 さねとうあきら 脚本 藤田、朝也
2001年に上演した作品を手直ししての再演。
大石 真さんの「チョコレート戦争」が原作となっています。
10年ぶりの再演となり、オリジナルの新曲が2曲加わりました。
原作・大石 真 脚本・日美子/若澤 智
2005年に上演した「星まつりの夜に」をリメークして再上演。
タイトルも「新釈 銀河鉄道の夜」としました。
「ぼくらは孫悟空」 3回目の上演。
2017
2015
2014
2012
2009
2008
小学校の教科書にも登場する有名な物語。 場所はモンゴル。
そこに住む人たちは羊や牛や馬などを飼っていました。
このモンゴルには「馬頭琴」という、一番上が頭の形をした楽器があります。 この物語はその「馬頭琴」がどのようにして誕生したのかを今に伝える物語です。
脚本・若沢 智
2011
2010
昨年に引き続きコロナ禍が続く昨今です。 コロナの流行に合わせて稽古場の閉鎖や稽古の
自粛が求められる中での今公演となりました。そして今回は朗読劇 4作品としました。
「冬きたりなば」「お〜い でてこ〜い」「スイミー」「百万回生きたねこ」の4本です。
「冬きたりなば」「お〜い でてこ〜い」は星 新一さん、「スイミー」は谷川俊太郎さん訳、薬師神
武夫さん作曲、「百万回生きたねこ」は佐野洋子さん作。有名な方々の作品をこども劇団バー
ジョンでお楽しみ下さい。
2020
2016
2013