2020年10月
カードやpaypayでの詐欺が横行し、大変な被害を受けている方が多いと聞いています。目の前でカードにはさみを入れて見せて安心させ、暗証番号を聞き出して、はさみを入れたカードで引き出すというのですから、驚きです。
磁気やチップに関係ない部分にはさみを入れて見せて、安心させるのでしょうが、良く見ていなければ見抜くことは難しいかもしれません。「オレオレ詐欺」から始まって、様々な手口を思いつくものだと、半ばあきれていますが、カードの管理、暗証番号の管理には細心の注意が必要でしょう。
メールにも毎日のように「あなたのカードが使えない状況ですので、最新情報に切り替えてください」というような文章が送られてきます。
ちょっと見にはロゴも雰囲気も同じなので、クリックしそうになりますが、いわゆる成りすましですから、心してかからなければとんでもないことにつながりそうです。
さて、先日警察から手紙が届きました。何かと思ったら、カードが拾得物で届いているというのです。えーまさか!と思いながら警察に行ったところ、私のカードに間違いありません。どこでどうして落としたのか、2週間も気が付かなかったのです。滅多に使わないカードで、デパートの中で買い物をした際に、そのカードではないものを使ったのですが、何かの拍子に財布から滑り落ちてしまったようです。
幸い、デパートの方が見つけて届けてくださり、セーフというわけです。
最近は暗証番号も、サインもせずに買い物ができるところもありますから、もし悪意のある人に拾われていたらと思うとぞっとします。
それから数日後、マンションの管理人さんから、財布を落とさなかったですかと連絡がありました。どうも買い物袋の一番上の置いて自転車に乗った際に、財布だけがポロンと落ちてしまったようです。全く気が付かないままテレビを見ていました。
拾ってくれたのは、同じマンションの子供さんで、母親と一緒に管理人さんのところに届けてくれたようです。もちろん中はそのまま、現金だけではなく、カードが何枚も入っていますから、もしも別の誰かに拾われていたらと思うと、心臓が止まりそうでした。ありがたく思い早速お礼に伺いましたが、当然のことをしたまでですと言われて、またまた感激です。
それ以降は良く使うカードとたまにしか使わないカード、免許証、保険証など、別々に入れておくようにしています。
世の中には人をだまして金品を盗もうとする人がいる一方、こんなにも善意に満ち溢れている人もいるのだと、改めて感じることの多かった9月でした。
そこで、なんだかついていると思い、宝くじでも買ってみようと、(このあたりが邪心にまみれているのですが)買いました。でも残念ながら世の中そう甘くはないですね。10番違いで、大金が手に入るところだったのにと、悔しさいっぱいです。連番で買った1枚のみ、300円、バラで買ったものはすべてハズレ!欲張ってはいけませんね。
カード詐欺はこれからもっと巧妙になってくるでしょうから、皆さんも気を付けてくださいね。
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