2020年11月


自殺者が増えているようで、私の好きな三浦春馬さん、竹内結子さん、芦名星さん、三宅雪子さん、昔仕事でお目にかかりサインをもらったことのある藤木孝さんなど、どのような思いがあったにせよ命を落とされたことが悔やまれます。

他方、岡山で35歳の女性が公園で一人で出産しそのまま用水路に捨て去ったり、24歳の女性が子供を置き去りにして3歳の女児を餓死させた事件など、命を軽んじる母親が絶えないことにも驚きます。

子供を望んでいる夫婦にとっては、こういった事件を目にすることはどんなにか辛いことかと思います。不妊治療費が高額なこともあり、財政的にあきらめかけている人にとっては、保険適用になるというニュースは吉報に違いありません。

そもそも結婚年齢が高齢化したこともあって、妊娠の確立が悪くなっているという説もあるようですし、仕事を持っている女性にとっては結婚年齢と妊娠希望の年齢が一致しないこともあって、なかなか難しい問題を含んでいるようで、一筋縄では解決できないでしょう。

コロナの影響で在宅で仕事をする人にとっては、出会いのチャンスそのものが減少しているようで、出会い系サイトなどでは嘘か誠かわからない情報が満載ですし、成りすましなどを考えるとやはり実際にあってみなければ相手を理解することは難しいでしょう。

以前研修の際の席は各自が自由に決めてもらっていました。教室のように二人で一つの机並びです。できるだけ男女で座ってもらいました。隣に座るとき、私たちは無意識にその人を見て、視覚的に自分にとって好ましいかどうかを決める習性があります。髪型、服装、表情等ですね。そしてその感覚はかなり長時間続きます。

研修が終わって数か月後に、メールが届きました。なんと隣同士に座ったその二人がゴールインするということです。研修後にお付き合いをしていたようで、先生のおかげですと感謝の言葉がありました。研修で勉強しただけでなく、交際のきっかけをつかんだわけです。

私にもこんな経験があります。長い研修を受けたのですが最終日に席が隣の人と食事をして帰ることになったのです。研修の内容についての話がほとんどでしたが、私は研修講師としてこれからやっていけるかどうか迷っていたので、話し相手になってもらいました。研修期間中さまざまな実習を通して感じた感想を話してくれ、絶対に大丈夫だから自信を持っていくよう勇気づけてくれたのです。共に結婚していますので、恋愛にはなるはずもありませんが、とても好ましく力になりました。

コロナがいつまで続くのかわかりませんが、ビジネスは完全に形態を変え、プライベートでもWITHコロナの生活を余儀なくされた今、外での人との出会いや会話が減り、飲んだり食べたりにも抵抗を覚える人が多いと聞きます。部屋に一人閉じこもっていては、鬱になることも多いでしょう。
気分が滅滅して、これまでの自分とは違う精神状態になるかもしれませんが、命の大切さを思いながら生活しなくてはと思います。カードやpaypayでの詐欺が横行し、大変な被害を受けている方が多いと聞いています。目の前でカードにはさみを入れて見せて安心させ、暗証番号を聞き出して、はさみを入れたカードで引き出すというのですから、驚きです。

磁気やチップに関係ない部分にはさみを入れて見せて、安心させるのでしょうが、良く見ていなければ見抜くことは難しいかもしれません。「オレオレ詐欺」から始まって、様々な手口を思いつくものだと、半ばあきれていますが、カードの管理、暗証番号の管理には細心の注意が必要でしょう。

メールにも毎日のように「あなたのカードが使えない状況ですので、最新情報に切り替えてください」というような文章が送られてきます。

ちょっと見にはロゴも雰囲気も同じなので、クリックしそうになりますが、いわゆる成りすましですから、心してかからなければとんでもないことにつながりそうです。


さて、先日警察から手紙が届きました。何かと思ったら、カードが拾得物で届いているというのです。えーまさか!と思いながら警察に行ったところ、私のカードに間違いありません。どこでどうして落としたのか、2週間も気が付かなかったのです。滅多に使わないカードで、デパートの中で買い物をした際に、そのカードではないものを使ったのですが、何かの拍子に財布から滑り落ちてしまったようです。

幸い、デパートの方が見つけて届けてくださり、セーフというわけです。
最近は暗証番号も、サインもせずに買い物ができるところもありますから、もし悪意のある人に拾われていたらと思うとぞっとします。

それから数日後、マンションの管理人さんから、財布を落とさなかったですかと連絡がありました。どうも買い物袋の一番上の置いて自転車に乗った際に、財布だけがポロンと落ちてしまったようです。全く気が付かないままテレビを見ていました。

拾ってくれたのは、同じマンションの子供さんで、母親と一緒に管理人さんのところに届けてくれたようです。もちろん中はそのまま、現金だけではなく、カードが何枚も入っていますから、もしも別の誰かに拾われていたらと思うと、心臓が止まりそうでした。ありがたく思い早速お礼に伺いましたが、当然のことをしたまでですと言われて、またまた感激です。
それ以降は良く使うカードとたまにしか使わないカード、免許証、保険証など、別々に入れておくようにしています。

世の中には人をだまして金品を盗もうとする人がいる一方、こんなにも善意に満ち溢れている人もいるのだと、改めて感じることの多かった9月でした。

そこで、なんだかついていると思い、宝くじでも買ってみようと、(このあたりが邪心にまみれているのですが)買いました。でも残念ながら世の中そう甘くはないですね。10番違いで、大金が手に入るところだったのにと、悔しさいっぱいです。連番で買った1枚のみ、300円、バラで買ったものはすべてハズレ!欲張ってはいけませんね。

カード詐欺はこれからもっと巧妙になってくるでしょうから、皆さんも気を付けてくださいね。