2022年9月


8月もあっという間に過ぎてゆきました。毎年この時期は高校野球がありますから、大好きな私は釘付けになってしまいます。入場行進から始まって、最後のあの感動的な監督の挨拶まで、幾度となく涙を流しました。お盆の1週間はスポーツクラブも休館になってしまうので、ほとんどの試合をテレビ観戦で一喜一憂しました。今年はマッサージの先生の甥御さんが選手で、試合は負けたもののヒットを2回打つなど目を離せない場面もあり、ドキドキしながらの観戦でした。

毎年思うのですが、高校野球って、本当に感動を与えてくれます。涙なしには見ることができないのは、私1人ではないでしょう。甲子園に行くことを目標にコロナの中でも頑張って団結して、大勢の野球部員のいる学校では、ベンチにさえ入ることが叶わないのに、スタンドで思いっきり声を出して応援している姿は、本当に立派です。監督さんにしても出場させる選手、ベンチの選手、それ以外と分けるのは、酷な仕事でしょう。

そういえば、高校時代にアナウンスコンテストに出る人を決める際、最終的には放送部の顧問の先生が決めるのですが、2人しか選ばれませんからもし駄目だったらどうしようとドキドキの毎日でした。私が2年生の時は、3年生が1人と2年生が1人選ばれましたが良い結果にはなりませんでした。

3年生の時には、2年生で出た人がまたまた選ばれ、最後の1人に私が選ばれました。全体で50人くらいの中からですから先生も迷ったのだとは思いますが、最終的に私が入賞でき、2年続きで選ばれた友人は全くダメでした。

今回高校野球を見ていて、こののアナウンスをする人はどのように選ぶのかなと気になりました。おそらく放送部のなかから選ばれるのでしょうが、いつも聞いていてアクセントが全国共通のアクセントではないことに気が付かれるはずです。

選手の名前を呼称するときに「〇〇君」という時は、3音目が高くなって「君」は下がって聞こえます。それで全部がそうかというとそうでもない。この言い方は甲子園の近くだけなのでしょうか?不思議なアクセントです。

もう一つは、名前が読めない選手があまりにも多いということです。アナウンサーや、実況担当者も名字だけで、名前は呼ばないことが多いので、漢字を見ても全く分からないという状況です。

これは、高校野球に限らず研修でも良くありますから、私は事前に振り仮名を振ってもらいますが、厄介なのはパーティーで祝電を読むときです。送っている本人はわかっていても、読み手は理解できません。ご家族にお聞きしてもわからないことも多く、また、お忙しい時にいちいち問いただすことも出来ず時間もないために、その他大勢になってしまわざるを得ません。せっかく電報を打ってくださった方には申し訳ないことです。親御さんは自分たちさえ理解できていればよいと考えて当て字の名前にされたのかもしれませんが、それにしてもあまりの多さに驚きます。

先日トイレの入れ替えで来られた方が、最後に書類にサインして欲しいと言われて用紙を差し出されました。見たら、何やら読めない名前です。それで、聴いてみたら「さあ、何ですかね?適当に読んでいいです」って言われたのには驚きました。工事をした本人の名前ではないのでしょうか?社長の名前をサインしたのでしょうか?狐に騙されたような不思議な話です。

さて、高校野球も終わり、テレビも日常に戻りました。優勝旗が白河の関を超えて仙台はもちろんの事、東北の皆さんは大喜びでしょう。

ロシアとウクライナ問題、旧統一教会の問題は解決には程遠いような印象ですし、コロナの患者や後遺症に悩まされている人も多いと聴きます。友人や知人の中にはワクチンは絶対に打たないという人がかなりいるのですが、そうなるとその人を交えての会食は思うようにはできません。私は中学校時代の幹事ですから、以前は毎年開催していた同期会がこの3年間はストップしたままです。ワクチンをしないという仲間もいますし、ワクチンを打たない人とは同席したくないという人もいますから、これから先、どうしたら良いのか、頭を悩ませているところです。