2024年4月
年齢とともに出かけるのが億劫になる人が多くいますが、私は出かけるのが大好きで、近くを歩いたり、自転車に乗ったり、電車で出かけたり、お天気が良いとうきうきとしています。春は花粉症の私にとっては辛いのですが、いそいそと出かけています。
道を歩いていると思わぬところにかわいい花が咲いていたり、家が新しくなっていたり、街の様子が変化していて驚くばかりです。
家やビルが取り壊されると、以前そこにどんな建物があったのか、まったく思い出せない場合が多く、見ているようで見ていないことに我ながらがっかりしています。注意散漫ですね。
先日、自動車免許の更新時期でしたが、今回からはそれをやめることにしました。一番の理由は、マイナンバーカードがあれば運転免許証が無くてもことが足りるからですが、実はこれまでほとんど運転をしていないから必要がないと感じたからです。
私が運転免許を取得したのは、16歳で、当時軽免許は16歳で取ることができました。夏休みに頑張れば取得できたので、自動車学校に通い一発で取得しました。女学生で一発合格は自動車学校始まって以来と言われ、うれしく感じたものです。
大学1年の夏休みに自動車学校に数時間通い無事普通免許になりました。
今はもっぱら乗せてもらうばかりで、私が運転することは全くありません。
それでも免許証を書き換えていたのは、何かの際に運転免許証で自分を証明する必要性があるためでそれ以外の必要性はほとんどありませんでした。
考えてみればほとんど運転していなのに、持ち続けているなんて、不合理この上ないことに違いありません。
いま、高齢者の間で事故が起きるたびに免許証を返上すべきだとの意見が出ますが、生活上交通の便が悪いところでは車は必要不可欠ですから、そこが改善されない限り免許証は返上できないのが現実です。東京に住んでいれば交通の事で不便さを感じませんが、地方では電車やバスの便が悪いので、矢張り高齢者であっても車は必要に違いありません。
高齢者の免許更新を見ていますと、試験は落とすためのものではなく、何とかして合格させるための試験としか思えません。
例えば認知症をチェックする試験では、思い出せない人には、試験官がヒントを与えて何とか合格になります。100点満点で36点を取れば合格です。実際に運転をしての実車試験でも何回もやり直しができて、結局合格となります。75歳以上の合格率は約90%、不合格はよほどのことでなければならないようです。これでは事故が多発してもなんの不思議もありません。
自動運転ができる車もこれから増えそうですが、なんか信用できない気がします。
もっとも、私が乗る場合でも高速ではほぼ自動運転にして走っていて、前の車との車間距離もきちんと取れ、何かあれば音で知らせてくれるので、とても便利には違いないのですが、一般道ではまだ使う気持ちにはなれないのが現状です。
自転車が車道を走るようになってからは、車にとっては相当なプレッシャーでしょう。バスに乗っていてノロノロしていると感じる時は、大概前に自転車がいて停留場にすんなりと入れないようで、乗っていても気が気ではありません。
高齢者は歩道を走っても良いとされていますが、前後に子供を乗せて車道を走っている人を見かけると歩道を走ったらどうかしらとつい思っていしまいます。しかも先日は逆走ですから、危なくてひやひやドキドキでした。
昨日は前後に子供を乗せ、おまけに前に子供を抱っこしながら4人乗りで自転車を走らせているママさんを見ました。勿論片手運転です。子供が暴れでもしたらどうするのでしょう。怖さと同時に何とたくましいママさんだろうと思いました。
東京はとにかく道幅が狭くて、それなのに自転車が多く、更には電動キックボードも多くなり、危険がいっぱいです。
これからのシーズンは自転車でサイクリングが快適ですが、事故に合わないよう、また事故を起こさないように気を付けて、風邪を感じながら爽快にペダルを踏んでいきたいですね。
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