☆第4回東北屈折矯正研究会

平成16年11月号(No.64)

視能訓練士 波岡 聡子

 10月16、17日に仙台市で第4回東北屈折矯正研究会が開催されました。
1日目は、東北地方でレーシックを中心とした近視・乱視矯正手術を行っている6施設の医師、看護師、視能訓練士。関連検査員が集まりミーティングを行いました。当院からは、院長をはじめ8名が出席しました。各施設の施行状況や問題提起、対策などについて話し合い、情報交換を行いました。2日目は講演会が行われ、医師を中心に全国から多数の方が出席しました。一般講演では、当院院長が『特殊症例に対するエキシマレーザー手術』と題し、白内障手術後のPRKと角膜移植後のレーシックの経験を発表しました。また、横浜市・クィーンズアイクリニックの荒井宏幸先生、名古屋市・社会保険中京病院の加賀達志先生、市川一夫先生の特別講演では、現在のレーシックでは限界があり治療できないとされてきた強度近視や角膜の厚みが足りない方にも対応できる最新の屈折矯正手術(マイクロケラトームで角膜の上皮のみを削りフラップを作る“Epi LASIK”、水晶体の上(虹彩の下)に眼内レンズを挿入する“有水晶体眼内レンズ手術”等)やレーシック後の網膜剥離に対する硝子体手術についてなど、大変貴重なお話を聞かせて頂きました。
 この2日間はたくさんの講演を聞き、他施設との情報交換をすることができてとても有意義なものでした。この会に参加して学んだことを生かして、今後も患者さんに満足して頂けるような検査をしていきたいと思います。
(第4回東北屈折矯正研究会プログラムはこちらから)

☆第45回日本視能矯正学会

視能訓練士 渡部 直美

 10月23、24日の2日間、盛岡市民文化ホール(マリオス)にて第45回日本視能矯正学会が開催され、全国から医師や視能訓練士など約840名が参加し盛大に行われました。当院からは院長、副院長、視能訓練士3名が参加しました。地元盛岡市での開催ということで、私たちは学会運営のお手伝いもさせて頂きました。
 学会は「健診」「視野」「視機能」「屈折」「両眼視」の5つのセッションに分かれ、「屈折」では当院視能訓練士主任の高野が『レーシック術後のリグレッションの要因』について発表しました。
 私が印象に残ったことは、「3歳児健診で異常を指摘されなかった視力不良例について」の発表です。3歳児健診の視力検査は家庭での検査に一任されているところがあり、家庭での検査で上手にできなくてもまだ小さいから理解できていないだけかもしれないということで、問診票の記入をあいまいにしてしまい疾患を見逃す可能性があるようです。また、就学後も眼科検診にて眼科受診の用紙が配布されたにも関わらず受診せずに、大きくなってから弱視が発見された例が実際に当院でもありました。小児の場合は、早期発見、早期治療がとても重要になります。3歳児健診時、家庭で上手に検査ができなかった場合、小さいからできないと決めつけず、保健センターなどで行われる二次健診でそのことをお話することも大切ですし、家庭で少しでも気になる症状があれば、遠慮せずにアンケート用紙へ記入することをお勧めします。
 視能訓練士1年目、日々勉強中の身ですが、今回初めて全国レベルの学会に参加し、その会の大きさに圧倒され戸惑うこともありましたが、多くのことを学び得ることができました。また、スタッフとしての参加はとても良い経験となりました。この2日間で得たことを無駄にしないよう、これからも努力していきたいと思います。
(第45回日本視能矯正学会プログラム・当院視能訓練士の抄録はこちらから)

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