この庭園は室町時代中期、当家に滞在していた画聖雪舟によってつくられたと伝えられている。
書院の前庭として造られた上下二段式の池泉鑑賞式庭園である。山の斜面を利用し、多数の名石を巧みに組み合わせた、きわめて豪放雄健な手法で、蓬莱山水の景観を表現している。特に、崖地につくられた渓谷の美しさ、三尊石を中心とした大小の平天の立石を多用した巧妙さなどに特徴がある。山陰地方屈指の名園として、島根県第1号の名勝に指定されている。
昭和34年(1959年)9月1日指定
名勝第1号
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