写真集・花&虫

ツユムシ
 子供の頃、この虫がツユムシという名前だったのを知らなかった。又、クツワムシやウマオイ、マツムシ、スズムシなどのように大きな声で鳴いたり、綺麗な声で鳴いたりしないのであまり印象がなかったようだ。いまだにどんな声で鳴くのか分からない。種類によっても違うようだが、ツツツ・・・ジー・・・といった鳴き方をするらしい。(違ったかな? 自信はない。)
 今年(2004年)、虫たちを毎日のように撮るようになってツユムシのスマートさにとりこになった。ほとんど毎日撮り続けたので数え切れないほどのカット数である。何度かデジカメ日誌でご紹介しましたが、虫たちがいなくなり寂しくなったこの時期に、改めて編集し直しましたのでご覧下さい。
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ツユムシの幼虫-1

翅はまだ生えていない。(♂)
【撮影日:2004.8.10】

ツユムシの幼虫-2

翅も大きくなって、成虫の形に近づいてきた。(♂) 
【撮影日:2004.8.26】

←↑ツユムシの初見でした。

【撮影日:(2枚とも)2004.8.26】

大人になってからは始めて見ました。子供の頃に見たような気がするが定かではない。今年、写真を撮るようになって、スマートな優雅な姿に一目ぼれしました。公園でも、人の歩かない明るい草むらなどに結構いました。

私の撮影場所は..
神代植物園近くの造成中公園(隣り合わせに2ヶ所ある。)と
深大寺城址公園でした。2箇所とも沢山いました。
又、自然観察園、武蔵野公園、同、草原にもいましたが、個体数は多くなかった。
浅間山も少なく探すのに苦労した。

ツユムシには、ツユムシ、セスジツユムシ、アシグロツユムシなどの種類があります。
アシグロツユムシは特徴的な足の色から判定可能ですが、ツユムシとセスジツユムシの区別がつきません。そのため、アシグロツユムシを除いてはすべてツユムシと表示しますのでご理解ください。


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↑スマートでカッコいいですネ。【撮影日:2004.9.4】
↑これもカッコいいが、落し物が... 【撮影日:2004.9.17】
↑↓高尾、多摩森林科学園で始めて見たアシグロツユムシ。足の色が赤っぽい褐色です。やや細身で、よりスマートでした。【撮影日:2004.10.1】
↑↓高尾、多摩森林科学園にて。上は翅が、後の葉っぱのように枯葉模様に…?  枯葉模様は人間で言えば加齢病みたいなものか?   ↓下の画像は前回アシグロツユムシがいたところで。アシグロツユムシの姿はなかった。
   【撮影日:2004.10.15】
↑褐色のツユムシ。褐色は珍しい? 【撮影日:2004.10.14】
↑枯葉模様が大分進行し、左後足も欠損している。(♂) 【撮影日:2004.10.18】
↑今年の終見でした。小春日和の中で秋に咲いたタンポポの花を食べていました。 
 【撮影日:2004.11.22】
初見:(ショケン) 初鳴、開花等と同様、気象関係の用語で始めて見たの意。
終見という用語が正規にあるかどうか不明だが、初見に対しての用語として使用した。(地球ウォッチャーズ、気象友の会機関紙・11月号で終見の使用を確認した。2004.12.10)

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