懐かしの名車SUZUKI GT550
サンパチ
じゃあないところがミソ


ヴィーナスライン・クルージングの先導車として活躍するため、
ガレージから復活してきました。
取り回しはやたらと重く、現行250ccよりも遅く性能的には何にもいいところ無しだけど
単車的スタイル・青春時代の憧れの回想・必要もない4本マフラー
どれをとっても、現行車のような走りを考えるとめらめらと燃え上がる戦闘意欲に対して
ノスタルジックな感動をじわじわとくすぶらせる感じです。
磨いているだけで・眺めているだけで幸せを感じてしまうのは古い人間だからかなあ。
目覚めたばかりの55は何処そこ触るのも憚る位腐食してました。

さあ頑張って整備・お掃除しましょう。
アルミ・金属部品の多い55には真鍮ブラシ・ピカールが大活躍


三又・フロントフォーク・マスター・キャリパーはRC30
以前付いていた30のフォーク(キットパーツ組み込み)は
H本に取られてしまい、
今は何処ぞに売られてしまったのか不明

長年探し続けオークションで頑張りました。
かっこいい4本マフラーはスタンダード



フロントホイールはワークスレーサーSUZUKI XR750
ディスクローターはGPマシンRG500γ



リヤホイールはマルケジーニ5.00×17
リヤサスは本物オーリンズ(製造中止された旧タイプ)を
スタンダードの角度のまま装着(現在レイダウンはしないのが主流)
タイヤはレース用に準備したレインタイヤをリサイクル
雨が降らないとフレッシュさが命のタイヤはそのままお蔵入りになってしまいます
F3.50 R5.00のホイールにはドンピシャ



キャブレターをOHメーンジェットは♯97.5でした。
もっと絞りたかったのですが、スペアーは昔乗ってたTZ500のセット。最低が同じ♯97.5でした。
ホース類を新品にして油面調整。真ん中の2番はカブリやすいので少し低めにして同調も絞りました。
3気筒ともニードルを1段下げました。
ガソリンタンクはボルトをいっぱい入れてシェイク洗浄



リヤブレーキディスク化は苦心の作
スタンダードのワイヤーでGSX−R750J用プレートのブレーキペダルをレバーに改造し
油圧マスターを作動させるシステム。
リヤブレーキを使わないのが流行った一昔前に作ったので、いくら踏んでもロックしないレバー比
現行車のつもりでかけるとあまりの効かなさに驚きます

隅々まで清掃作業が終了し、キャブレター装着

プラグテスト終了
GS750R用にストックしてあったプラグ9番に決定したので手持ちの中で一番低いB8EGV

本当は7番がよさそうです
ヘッドカバーのバフがけはそのうちに・・・



エンジン始動
快調です
サイレンサーはストーブの中で焼きました。


調子に乗って暖機していたらガレージの中は五里夢中







かぶりやすいプラグの対策をしました

先日シェイクダウンをしたところ、センタープラグが死んでパワー大幅ダウン。
我慢してアクセル大きく開けて無理やり走らせていたところ、のぼりの坂道で
センターマフラーからGASとオイルの混合泥がドロドロと。
燃費もものすごく悪く、一気にGAS欠


早速全気筒新品プラグ(B7ES)とアース用コード誘電細工で電気的強化対策。

キャブは、センター絞ってあった同調を、均一に。
エンジンを始動するとクオーンと、3000rpmも
これでアイドリングしていたのだから燃費が悪いわけでした。

同調を絞ることでかぶり防止のつもりでしたが、GASが少なくオイルは同量である為
燃焼温度が低く、エキパイは生暖かくなるだけの間違ったセッティングでした・・・。

プラグコードに細工して 火花が強くなると期待して かぶって失火するのを防止


SUZUKI竜洋テストコースにて





スズキGTクラブのミーティングです


チームREDMAXの750と550


バックストレート全開


集合写真一部