2006 Y.C.Round in TSUKUBA D.O.B.A.R. 1

 2006年3月19に筑波サーキットで行われたテイストオブフリーランスに
当基地のインストラクターを送り込みました
 

レース報告

今回は、チームRED MAXの皆さんが応援に来てくださいました。



天候は前夜からの雨。


出場するクラスはドーバー1上限800cc。


今大会は、計測器付き・破損の場合5万円弁償

ウエットコンディションでは、パワー差が出にくく、
技術の競い合いになるので期待しました。
イントラからは「雨なら優勝。」宣言が出ました。

しかししかし。雨は予選開始
30分前で上がり、
緊急タイヤミーティング

・予選上位を狙うのならばドライタイヤ。
・安全策を取るのならばレインタイヤ。


決勝も見たいと言う応援部隊の意見もあり、
チキンハートのイントラは、
安全策をとって、
Fレイン Rドライのタイヤを選択。


これが本日の結果を左右する大事なキーポイント。
予選開始コースイン直前眩しいほどの晴天に激変。



夜間はマイナスを記録する長野と違い、
筑波サーキットは真夏を思わせる温度になりコースは完全にドライになりました。
始めの
3分は計測無し。グリーンフラッグで計測開始。
ドライ路面に、レインタイヤは厳しいため、
グリーンフラッグ後1周だけのタイムアタックで予選を終了する作戦。

予選終了 ミーティング 監督の走行レクチャー
GTに使えます



結果は予想以上に下位の、14番。ほぼ中央のグリッド

これでは渋滞に巻き込まれるのは必至!
安全運転を最大のテーマに臨んだ予選だが、これは失敗ではないのか?
予選前、タイヤのミーティングで安全策を取ることに決定したのだから仕方がない。
いよいよ決勝。スタートラインが遥か遠方に見える。

スタートは、いつものソフトスタート。
1コーナーまでに3台に抜かれ17番でコーナー進入。
かと思ったら、オイオイブレーキ忘れたのか?と、
アウトいっぱいからごぼう抜き。安全運転宣言はどうしたの?
1周目の1コーナーは危険だからインキープの鉄則は、ありゃウソかいな。
オープニングラップは11番でストレート通過。
2週目は7番で帰ってきました。



周回ごとに順位は上げるものの、速いトップはどんどん逃げる。
進入とコーナーはなかなか遅いが加速と伸びが半端じゃない上位集団に
突っ込みとコーナーリングでは何度も追突しそうになりながら抜きあぐね、
タイムを上げられずに周回は進む。
非常に危険なレース展開。

加速性能の違うオートバイ同士が走るのって結構危ない。
その為にクラス分けがあるんだと痛感しました。

3位に上がったのは9周目。残り1周。
結局2位に3秒差まで迫ったところでチェッカーでした。

予選14番からの追い上げが凄かった
ですね。と言うインタビューに・・・


まあまあの出来だったかな?

追記

優勝した
パワービルダーのマシン(ヘッドとシリンダーが別物)
が、レギュレーション違反かと思われる記載に、
お叱りを受けました。

レギュレーションでは、ヘッドかシリンダーを変更した場合、
カムシャフトと圧縮比は変更不可
排気量上限は800cc

TGN
の社長から、このマシンは違反していない
「俺が責任を取る。」との断言を頂きました事を追加します。

実際に違反者が多数出場している疑惑が多いこのレースに、
選手同士の誤解が生まれることをなくし、
参加者として胸を張る事が出来るよう、
せめて入賞者だけでも完全な検査を主催者にお願いします。



筑波サーキット
公式リザルト
2004年
12月の様子