私達夫婦の体験談や,国際結婚に関する問題を提起!


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吠える老人(根強い偏見)

先日,家内が息子を連れて町内を散歩していたときのことです。いつも通っている家の前に,おじいちゃんが立っていたので,

「こんにちは」


と笑顔で挨拶したそうです。すると,振り向くなり大きな声で,

「どこへ悪さしにいくんだ〜〜〜!!!」


と,家内に怒鳴ったそうです。

子供はおびえて泣き出すし,かなりビックリしたようです。直後に私の元に電話を掛けてきました。それを受けて,早速そこのお宅へ事情を伺いに出向きました。

私が事実関係について確認すると案の定しらばっくれました。そうこうするうちに,一時避難していた家内も現場に到着し,その時の様子を私達の前で話しました。さすがに観念したのか,

「外国人だと思ったので,悪い事する奴が多いから怒鳴ってやった」

と,ようやく事実関係を認めて謝罪しましたが,その謝り方が,ポケットに手を突っ込んだままで,いかにもふてくされるような物言いだったので,カチーンときた私は,

「町内会の会合で,人種差別について提議させてもらう」


と凄みました。私が,青年団や自警団などに関わっている事や,古くから町内会に貢献している事を知るや否や,その老人は態を一変し,平謝りになりました。

家内の格好は普段から派手なところが無く,どこにでも居る子連れの主婦といった出で立ちです。常日頃から,日本での近所付き合いの心得について話をしてきましたし,家内も私の教えを実践し,自ら心を開いて近所の人とすれ違うときは,進んで挨拶を交わしていました。それが,顔が外国人に見えたというだけで大声で怒鳴られたとは・・・・・。呆れてものが言えません。

年配者には,依然根強い人種差別の意識や偏見があることを,改めて感じました。特に,私の住む地方都市では尚更のように思います。なんとも,やるせない憤りを感じた日でした。

今回,こういった事が起きて,改めて町内会の活動に参加していて良かったと思いました。自治会活動は地味で面倒くさいところも多いのですが,いろいろと身を助けることも多いと思います。特に,国際結婚家庭の方達は,積極的に参加することをおすすめします。日本人の知り合いも増えて良いと思いますよ。