ジェット船の欠航状況と就航予想結果の評価 2012 |
※ 当HPで就航予想を掲載した期間についてのみ集計しまし、作者の都合などによりホームページを更新できなかった日は対象から除きました。 2012年は合計347日でした。 ※ 基準を一定に保つため、季節的に運行される久里浜、館山、下田経由のジェット船は集計に算入していません。 ※ 大型船の欠航は、10/1(台風17号)の1回でした。 ※ ジェット船の一部欠航、全便欠航予想に対する評価を追加しました。 |
1、 ジェット船の欠航状況 |
2、 ジェット船就航予想の的中率評価 |
3、 出帆(到着)港予想の的中率評価 |
1、 ジェット船の欠航状況 |
2012年の欠航日数と記録日数 年間を通して 一部欠航は15日 全便欠航は9日 合わせて24日 (昨年は合わせて16日) 記録日数は347日なので欠航率は、6.9% 2012年は7月8月に台風の影響が無く就航率100%だったものの、冬から春先の荒天による欠航が多く、年間を欠航率は昨年より高くなりました。(昨年は4.7%) |
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季節的にいつ頃欠航が多いのか 記録を開始した2004年8月から2012年12月まで、月別に集計しました。 資料は1月から7月までが8年分、8月以降が9年分になります。 冬の季節風と冬から春にかけての発達した低気圧による強風の時期、台風の影響を受ける時期の欠航が多くなることがはっきりしています。 |
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ここ8年余りの欠航率の変化 (一部欠航、全便欠航の計) 月別に見ると、台風や季節風の影響でかなりばらついています。 年間の欠航率は5%〜7%程度で、近年は安定しています。ジェット船は2002年から就航していますが、当初に比べてほぼ半減しています。 |
2、ジェット船の就航予想の的中率評価 |
予想が外れた場合の分析 左の記号が実際、右の記号が予想。 例、○×は全便就航したのに×と予想した。 ○△の率が高いのは、判断が微妙なときに悪めに予想していることの表れだと思われます。また、これだけは避けたいと心がけている1日前の×○が1回有りました(3/10 南岸の前線上を進む低気圧)。 ○ 全便就航 △ 一部就航(予想の場合、欠航の 可能性あり、を含む) × 全便欠航 |
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一部欠航、全便欠航を○と予想した(欠航を予想できなかった)率 前日の予想で21%、7日先で79% |
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就航、一部欠航、全便欠航の予想がその通りになった率 就航率は93,1%だったのでこの率が高いのは当然、そこで、欠航を予想できたか、を見たのが下のグラフ。 |
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欠航が予想通りだったか。 一部欠航は15日、全便欠航は9日だったことを考えると、前日でも的中率は5割から3割と見えるが、×を△、△を×との予想もあるので、下の二つのグラフをご覧いただきたい。 |
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一部欠航、全便欠航(下のグラフ)とも、概ね4日〜5日前にはある程度予想できている、と言えるのではないか。 | |
4日前でも7回のうち6回は欠航ありの予想をしている。 6日前でも3回は何らかのかたちで欠航を示唆している。 |
3、出帆(到着)港予想の的中率評価 |
※ | 的中率は、実際の出帆港が元町の時に元町港と予想できていたかで計算しました。岡田港の場合も同様です。 |
※ | 欠航の場合、もし就航できたとしても岡田港になると考えて処理しました。また、ある時間以降、元町港から岡田港に変更になった時も岡田港として処理しました。 |
元町港・岡田港を合わせたこの期間の平均の的中率は 前日・・・・83% 7日前・・・70% でした。 |
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出帆(到着)港は季節変化が大きくなっています。冬季の季節風、春先の発達した低気圧の影響で岡田港になることが多くなります。2012年は6月、7月に岡田港が多くなりました。これは港湾工事などの別の理由によるものと思われます。 年間では 元町港・・・97日 岡田港・・・250日 2011年は 元町港・・・89日 岡田港・・・251日 2010年は 元町港・・・110日 岡田港・・・226日 2009年は 元町港・・・136日 岡田港・・・209日 2008年は 元町港・・・112日 岡田港・・・212日 2007年は 元町港・・・118日 岡田港・・・210日 2006年は 元町港・・・133日 岡田港・・・147日 でした。 |
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7月は、的中率を見ても海況以外の理由で岡田港になっている事が推察できます。 | |
1月2月3月は元町港がそれぞれ1日でした。これでは的中率が0%か100%のどちらかとなってしまいます。 | |
出帆港が岡田港の時は、冬期は成績がよく、夏期は悪くなる傾向があるように見えます。 |