2015.1.23

ジェット船の欠航状況と就航予想結果の評価  2014


※ 作者の都合などによりホームページを更新できなかった日は対象から除き、就航予想を掲載した期間についてのみ集計しまた。   2014年は合計361日でした。

※ 基準を一定に保つため、季節的に運行される久里浜、館山、下田経由のジェット船は集計に算入していません。

※ 大型船の欠航は、2/15(発達した低気圧)、10/6(台風18号)、10/14(台風19号)、12/17(強い冬型気圧配置)、の計4回でした。


1、 ジェット船の欠航状況
2、 ジェット船就航予想の的中率評価
3、 出帆(到着)港予想の的中率評価





1、 ジェット船の欠航状況


2014年の欠航日数と記録日数

年間を通して
一部欠航は18日
全便欠航は10日
合わせて28日
    (昨年は合わせて22日)
記録日数は361日なので欠航率は、7.8%

4月5月6月は欠航がありませんでした。
季節的にいつ頃欠航が多いのか

記録を開始した2004年8月から2014年12月まで、月別に集計しました。
 資料は1月から7月までが10年分、8月以降が11年分になります。
冬の季節風と冬から春にかけての発達した低気圧による強風の時期、台風の影響を受ける時期の欠航が多くなることがはっきりしています。
10年年間の欠航率の変化
(一部欠航、全便欠航の計)


月別に見ると、台風や季節風の影響でかなりばらついています。

年間の欠航率は5%〜8%程度で、今年は冬季の欠航が多くなりました。



2、ジェット船の就航予想の的中率評価


   全便欠航時の予想状況
  計10
   一部欠航時の予想状況
  計18日
   予想が外れた場合の分析
左の記号が実際、右の記号が予想。
例示、○×は全便就航したのに×と予想した、という意味です


○△の率が高いのは、判断が微妙なときに悪めに予想していることの表れだと思われます。



○ 全便就航
△ 一部就航(予想の場合、欠航の
   可能性あり、を含む)
× 全便欠航
   一部欠航、全便欠航を○と予想した(欠航を予想できなかった)率

前日の予想で18%、7日先で71%
(昨年は前日27%.7日先64%)
就航、一部欠航、全便欠航の予想がその通りになった率
就航率は92.2%だったのでこの率が高いのは当然、そこで、欠航を予想できたか、を見たのが下のグラフ。
   欠航が予想通りだったか。



実況は、一部欠航は18日、全便欠航は10日
   実況、一部欠航は18日
   実況、全便欠航は10日。6日前まではそこそこ的中、7日前になると成績が悪い。
   全便欠航、一部欠航を○と予想した率の2005年からの変化。

縦軸左目盛りが率、右目盛りは年間欠航日数(一部欠航を含む)






3、出帆(到着)港予想の的中率評価


的中率は、実際の出帆港が元町の時に元町港と予想できていたかで計算しました。岡田港の場合も同様です。
※  欠航の場合、もし就航できたとしても岡田港になると考えて処理しました。また。


元町港・岡田港を合わせたこの期間の平均の的中率は
   前日・・・・84%
   7日前・・・66%
でした。

出帆(到着)港は季節によって大きく変化します。冬季の季節風、春先の発達した低気圧の影響で12月から4月、台風の影響で9月、10月が岡田港になることが多くなります。

年間では
  元町港・・・103日
  岡田港・・・258日
  

2013年は
  元町港・・・95日 
  岡田港・・・192日
  (この他に災害のため岡田港になった日数51日)
2012年は
  元町港・・・97日 
  岡田港・・・250日
2011年は 
  元町港・・・89日
  岡田港・・・251日
2010年は
  元町港・・・110日
  岡田港・・・226日
2009年は
  元町港・・・136日
  岡田港・・・209日
2008年は
  元町港・・・112日
  岡田港・・・212日
2007年は
  元町港・・・118日
  岡田港・・・210日
2006年は 

  元町港・・・133日
  岡田港・・・147日

でした
   年間の出帆港的中率の2005年からの変化



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