暈、環水平アーク、環天頂アーク

  • 太陽や月が暈(かさ)をかむると次の日は雨。
  • 月暈、日暈は天気が悪くなる前兆といわれ、上空に巻層雲などの氷晶でできた雲があるときに現れます。
  • 環水平アークも環天頂アークも、上空に巻層雲などの氷晶でできた雲があって、かつ、その氷晶が板状で底面が水平で揃っているものが多いときに見られます。いずれも太陽から46°離れた方向に現れます。
  • 環水平アークは太陽と地平との間、太陽から46°の方向に現れるので、太陽高度が高いとき、つまり、夏至を中心に前後一ヶ月の正午近くが観察に適していることになります。
  • 環天頂アークは太陽と天頂の間、太陽から46°の方向に現れるので、太陽高度が低いとき、つまり、季節を問わず、朝夕が観察に適してることになります。

環水平アーク(水平環)と日暈


2005.5.11 12:11
大島高校玄関前

環天頂アーク(天頂環)


2011.7.1   17時頃
元町 八重の水
撮影 齋藤道生氏




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