案内初報
1)4月12日(火)19時〜22時
会場 六城さん打合せ中
OB津村氏の貸し会議室
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■テーマ 「 がん研究 雑記 」
その発生メカニズムの理解からその治療法へのアプローチまで
講師 稲田 吉昭 様 農化院 H2年単位修得退学
■内容
今、自らもやっている中心体の研究も含めて、がん研究の最近の知見等を、
分かりやすくお話したいと思っています。
■講師略歴
生命科学者 教育学修士 客員研究員 (東京理科大学大学院 科学教育研究科)
中心体研究会(代表世話人)
本講師は、平成2年から桜井女子短大の専任講師としての仕事の傍ら、奈良県立医科大学で、長年、マウス培養細胞のPARP欠損株の遺伝子解析を中心にDNA修復の研究に
従事してきた。平成18年からは、同大学の先端医学研究機構に移り、癌に関する臨床的研究を開始し、このほど、世界に先駆けて、ヒトの癌組織の中心体異常を検出する非常に
高感度な抗体免疫染色法を改良開発した。中心体とは、主に動物細胞等が分裂する時に重要な働きをする細胞内にある小器官である。また、中心体研究は単に癌研究にだけに収ま
らず、ウイルス研究や再生医療に貢献する魅力あるテーマである。平成20年からは、学習院大学理学部を経て、昨年秋には東京理科大学院に移り、一昨年からの、癌研からの協
力も合わせて、精力的に同じテーマで研究を続け、更なる興味のある知見を得ている。