右の頬を打たれたら左の頬も出しなさい。 |
打ち込み系サウンドを主体に、そこにオーケストラの生音を採り入れた作りとなっている。そこから紡ぎ出される音は、冷たく、ミステリアスで、そして暗黒の深淵を表したかのようであり、それが魔女がテーマのこのアニメの世界観に実にマッチしている。
感じとしてはエニグマ(洋楽)+マトリックス(サントラ)か。
1曲目は、ビートルズの名曲「ノルウェーの森」の美しいイントロ部分をピアノによって何回も繰り返して演奏し、そこに打ち込みのビートが絡んでくる。美しく優雅であり、ミステリアスでもある。
4曲は、ハンス・ジマーが作るサントラっぽい曲調。
5曲目は、エニグマのような、聖歌と打ち込みビートが交錯する、不気味で荘厳な曲。
11曲目は一転して、ピアノによる美しい演奏。午後に紅茶を飲みながら聴く音系。
13曲目は1曲目を打ち込みではなく、今度はピアノとアコギ(?)の生音によって演奏したもの。非常に美しい。それにしてもビートルズの「ノルウェーの森」の旋律は素敵だ。
15曲目は、FF7のボス戦のときに流れるようなサウンドに似て、緊迫したサウンド。
17曲目は、ダークでファンキーなとぐろを巻くリズムに、「マリア」、「マリア」と電子音声が繰り返し唱える曲。呪術的な不気味さを漂わしている。非常にカッコイイし躍れる。
18曲目は現代音楽風で、胸を掻きむしるような、発狂しそうな嫌な音(ライナーノーツによると岩崎琢さんは大学で現代音楽専攻だったそうです。)
21曲目は次回予告の時に流れる、黒い香りがするミステリアスな曲。タモリが出てきそう。
どの曲もアニメサントラとは思えないハイ・クオリティーな仕上がりです。洋画アクションのサントラに全くひけをとっていない。岩崎琢さんの腕前は相当なものではないでしょうか。
このサントラだけで十分楽しめます。
しかし、アニメも観ればもっと楽しめますね。
アニメはX−ファイル風の進展の仕方をします。 |