2001年 8月 13日〜14日 家族4人で常念岳〜蝶ヶ岳 縦走登山へ行って来ました。 PART.




8月14日 (晴れのち雷雨)    午前4時起床 テントの外に出て見ると、明るくなり始めた空に、槍ヶ岳・穂高連邦の山々が
                    眠気を吹き飛ばしてくれた。
                    なんて、すばらしい眺めなんだろう・・・!!
                    あまりの雄大な景色に、しばらく見とれてしまった。
                    そして、常念岳山頂で御来光を見ようとする人達が、ヘッドライトをつけて
                    列になって登山道を登って行く様子がまた幻想的だった。
                    私達も御来光を見なくっちゃ、早速フリースを着こんで、御来光を待った。
                    午前4時50分頃 真っ赤な太陽が、雲海の間から顔をのぞかせた。
                    思わず、今日一日の無事を祈った。

                    さぁ、ぐずぐずしてはいられません。
                    今日は、蝶ヶ岳まで縦走しなければならない長丁場、
                    早々に、コーヒーとカップスープ・カロリーメイトをほうばって
                    予定より、1時間遅れの6時40分頃出発した。
                    

槍ヶ岳に朝日があたってきた 真っ赤な太陽が顔を出した 槍をバックにハイポーズ


    
                    常念岳山頂への登りは、これまた急坂で、歩きにくいガレ場。
                    途中、何人か後続者に道を譲りながら(母と娘はさらに遅れをとって)
                    やっとの思いで、午前8時30分 山頂へたどり着いた。
                    そこは、狭い上に、大きな岩ばかり、人もたくさんいて
                    気をつけないと、足をすべらしてしまいそう・・・
                    でも、360度展望できて、槍・穂高はもちろん、遠くは富士山まで見ることができた。
                    しかし、先の事を考えるとゆっくりはしていられない。
                    8時40分頃 山頂を後にした。

わすれられない槍の姿 大キレットもくっきり 中央が富士山
常念岳山頂で 400m一気に下る 蝶ヶ岳へのやせ尾根


  
                    巨石を、縫うように一気に400m下る。
                    昨日の、疲れが完全にとれていない私達にとっては、つらいものがあった。
                    しかも、今日中に下山したい。
                    気持ちは、あせるが思うように足が運べない。
                    昨日、登りでは順調に歩いていた息子も、この下りは苦手なようで
                    先頭のお父さんからだんだん離されていた。
                    さすが、我が家の大黒柱のお父さんは、疲れた様子も見せず足取りも軽い。
                    後の3人は、足場の悪い巨石の上をルートを探しながら下って、尾根道へ出た。
                    
                    この道は、ガイドブックには歩きやすいハイキングコースのように書いてあるが
                    実際は見た目以上に歩きにくく、アップダウンの差が大きいつらいものだった。
                    さらに、登りでは5分歩いてはフーとため息をつきながら行くのでなかなか距離が稼げない。
                    やっとの思いでピークをふたつ越えて、蝶槍の手前で、午後1時
                    常念小屋で朝買っておいたお弁当を食べた。
                    この弁当一つ千円、家族4人で4千円、注文するときは高いなーと思ったけど
                    4っ買っておいてよかった、みんなおなかがすいていたのか
                    ぺろっとたいらげてしまった。(大き目のおにぎり2個・小さい焼鮭1切れ・漬物)
                     「今まで、食べた弁当の中で一番おいしかった。」と全員が口をそろえて言った
                    休憩も、そこそこに出発して、途中雨が降ってきたのでカッパとザックカバーをつけて
                    午後2時すぎ 蝶ヶ岳ヒュッテに到着した。
                    

常念小屋の弁当 これにお茶がついていた




                    ここから三股の登山口まで、明るい内に下ることができるだろうか・・・
                    迷っていると、今から三股まで下るという人達が何グループか下って行く
                    私達も、下ろう!!家族4人の気持ちが一つになって
                    疲れた体に、むち打って午後2時40分 下り始めた。
                    降り始めた雨がさらにきつくなり、雷が頭の上でなっていた。
                    下りは、樹林帯の中で、雨はさほど気にならなかった。
                    時間が気になったので、ろくに休憩もせずに下った。
                    転げ落ちるように3時間ほど下ったあたりからだんだん薄暗くなって来た。
                    父 <昨日、熊がでたと言う事を思い出し、さらに不安になる。
                        歩いても歩いても、たどり着かない。暗くならないうちに下山しなくては
                        と言う思いから休憩はあえてとらなかった。
                        娘は、弱音一つ言わないが、かなり足が痛い様子。
                        息子は、私の後を懸命について来るが、怖いのか時々すすり泣きが聞こえる。
                        子供達もそろそろ限界が来てるようだ。>
                        
                    母 <半分過ぎたあたりから膝の痛みを感じ始めた。みんなからだんだんペースが落ちて行く、
                        段差があるたびに痛みが走る
                        娘が、心配そうに後ろを振り返り、私を待っている「お母さんは、一人でも大丈夫だから
                        おとうさんと先に行きなさい。」と言ったものの内心は心細かった。>
                        
                    午後7時 やっとの思いで、登山口に到着した。
                    朝いた補導のおじさんはもういなかった。
                    下山届を出して、駐車場まで林道を歩く。
                    あたりはもう暗くてヘッドライトをつけて歩いた。
                    昨日、ここで熊が出たという話を聞いていただけに、
                    怖くて怖くて、ステッキで道の石をたたきながら歩いた。
                    帰りのこの林道がすごく長く感じた、行きはそんな事思わなかったのに・・。
                    15分ほど歩いて、なつかしい我が愛車にたどり着いた。
                    ザックを放り投げて、アスファルトに寝転がった。
                    足は痛く、もう一歩も歩けない状態だったが
                    無事たどりついたことをみんなでよろこんだ。
                    

蝶ヶ岳ヒュッテの前で 蝶ヶ岳ヒュッテの前で 疲れたよぉ〜






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