へら鮒の家
”大作のセキ”


周囲を山に囲まれ、こじんまりとしたこの池は、もう20年以上お世話になっているのにやっとUPできました。若い頃は早朝からやる気モード一杯で釣りまくったのですが、最近は堕落してしまい、早くて10時、今日も午後一時半からのんびり餌打ちという有様です。

・・釣 行 記 ・・
事務所正面の流れ込み   平成13年10月21日千葉県茂原市の「大作の堰」に行きました。
当日も前の晩飲み過ぎてしまい、品川の自宅を昼頃出発するというていたらくです。日曜日だったためか地元の小さな例会が入ってました。

事務所左側   当日はあいにくの曇り空でしたが、暖かく魚は上ずり気味。周囲の様子を見ると、えさ打ちのポイントに真っ黒くサカナが浮いてます。夏の延長上のような釣りが予測されチョットがっかり・・・
最近は歳のせいか、忙しい釣りは敬遠気味なのです。

釣れている   気をとりなおして、久々に短竿によるカッツケ釣りに決め、竿「胡弓」9尺、浮きはボディー9センチの「小春」、餌は良く練りこんだ「黒べら」の素練りでスタート。所謂”メーターの釣り”スタイル。

ハリはずし   餌打ち数投であたりだし、タナにあまり関係なく、深宙にセットしても途中で食ってしまう状態。
「だんごの底釣り夏」やスイミー混入の重い餌を落とし込みにしても改善されませんでした。この池で生まれた、手のひらサイズのカワイイ小べらもたくさん居るようです。

しぼってる   こういう状況の釣りはあんまり好きでなく、いまいちやる気モードにならないので、事務所にビールを買いに行く事にしました。
池の周囲の歩道や駐車場はビニールが敷いてあり、泥濘防止でよく通った厳寒期を想いだします。

堰堤付近    オーナー高山さん
ミニの堰堤。池の反対側は10メートルぐらい下に田んぼが有る。   時々こうして釣りにくる。イイおじさんです。

    大作の堰は東京から近くて便利。山あいの池なので風にも強く夏のカッツケ釣りから真冬の底釣りと、四季折々のつりが楽しめ、若い頃からずいぶんお世話になりました。こじんまりした隠れた小場所ですがいつまでもこの環境のままであって欲しいと思います。


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