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Q・5 「君が代」の最初はなぜ伴奏がないの? 質問者  京ちゃん


ほとんどの日本人が知っている「君が代」が国歌として認められたのは

実はそれほど古いことではありません。

1990年代に入ってからのことです。

それまではまだ国歌としては認められていませんでしたが

日本人はもとより、世界にも広く日本国歌としての位置付けがありました。

(オリンピックなどの競技で日本人が金などを取ったときには表彰台で流れますね)

(明治中頃には実は今の国歌である「君が代」とは違った別の国歌が作曲されていたらしいです)。


現在歌われている「君が代」の元は、イギリス人であるフェントンが作曲したものでした。

しかし彼は日本語をほとんど知らなかったのでことばとメロディーがあっていなかったそうです。

その後ドイツ人の音楽教師エッケルトの意見なども取り入れて

壱越調律旋を用いた現在よく知られている「君が代」になりました。

「君が代」のメロディの最初に伴奏がついてないのはこの曲が

西洋音階を元に作られた曲ではなかったからなのです

先人の編曲者たちはニ短調であるDmというコードを中心に伴奏を考えたのですが

無理という感じがしてどれもピンこなかったのです。


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