ひとりごと
                                           

BGM 「Tomochan_to_futari」 作曲 Harumi Sunakawa (MID)
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   2005/7/1(金) 


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今年も梅雨の季節がやってきましたね。

でも各地で雨不足のニュースが聞かれる一方で、

大雨の被害のニュースもあり、

地球が何だか病気になっているようですね(;_:)

さて、、、、

私は先日2つの命の終わりに遭遇しました。

ひとつは、私の自慢の祖母でもあった

大好きなおばあちゃんの最期でした。

祖母は去年から危ないといわれていましたが、

病気と闘って頑張ってくれていました。

しかし母たちの看病も及ばず、長い人生に幕を閉じました。

祖母のお葬式の時、母が言った言葉に深く感動しました。

母は、、、「自分の親は絶対に死なないと思っている

上を向いて口をあけてても生きていて欲しいと思うものだよね」と。

そして、母は祖母が焼かれる時に、

「お母さーん!」と

号泣しながら追いかけていった姿がとても目に焼きついています。

親孝行したい時に親はなし、ってよくいわれますが、

皆さんは親孝行していますか?

私自身、親不孝はしても、、、

親孝行らしいことは何もしていないかもしれませんね。

私に音楽の道を開いてくれた両親、

その親から受けた恩を決して返すことはできないけれども、

これからはできるだけ、親孝行したいと思います。

そしてもうひとつは、

私の目の前でこの世を去った若者です。

先日、、たまたま皇居のお堀を散歩してる時に

若い男性が飛び込み溺れているのを発見しました。

その時、、、

とっさに思ったことは「助けてあげなければ!」という強い気持ちでした。

幸い私は泳ぎに自信はあったのですが、、

溺れているのが男性であり、もしかしたら、二人して助からないかもしれない、

女性である私自身、下着姿で飛び込むことに抵抗があるし、、、

そのときたまたま近くを歩いていた外国人の男性が飛び込みました。

その後2人の男性も次々に飛び込み、溺れている男性を

水中から浮かびあがらせましたが、、、

3人の男性が水中で抱えながらの蘇生はなかなか困難をようし、

その後もレスキューなどの救助が入ったのですが、、、

、、、多くの人達が彼の命が助かることを信じ祈っていました、が、、

残念ながらその甲斐もなく、、若い命は助かりませんでした。

その男性が落ちた瞬間に考える間もなく助けてあげれば

もしかして助かったかもしれないと思い、今でも後悔の念が消えません。

しかし、この二つの命の終わりで私自身が学んだことは

人の生き死には人間だけの力ではどうにもならない、

運命なのかもしれないということ、そして、

やはり今生きている事に感謝して、

力いっぱい生きていくべきだということです。

そして私が助けてあげられなかった若い男性の事故を無駄にせずに、

今度、「誰かを助けてあげたい!」と思ったときは、

躊躇することなく、私でできる限りの事をしたいと思います。

命は尊いものです。

私の祖母と若い男性の冥福を祈りたいと思います。


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