音楽の好きな人なら一度はピアノを弾いたことがあるか
もしくは、弾きたいと思ったことがあるでしょうね。
ピアノを弾いてみて「もっとピアニストのように上手く弾けたらなー」
と思われたことがあるでしょうね。
そして現在ピアノを習っていらっしゃる方なら尚更ですね。
世の中には多くの音楽家や作曲家がいますね。
19世紀に活躍したショパンやベートーベンなどの時代には
作曲の才能とピアニストとしての才能とをあわせ持っている音楽家が
当たり前の風潮でした。
しかしながら作曲家としての才能はあっても、
ピアノが余り上手ではない音楽家がいました。
オペラ「ファーストのごう罰」「ロメオとジュリエット」などを作曲した
ベルリオーズはオーケストラやオペラなど、
和音の響きをチェックする程度にしか
ピアノを使っていませんでした。
しかし彼はその和音の編成法に非常に優れていて
美しいハーモニーを奏でています。
他には以下のような作曲家達もいます。
彼らはピアノソナタ曲を1曲も作曲しなかったらしいです。
オペラ曲「セヴィリアの理髪師」「ウイリアムテル」などを作曲したロッシーニ。
ピアノ曲「ユーモレスク」交響曲「新世界」などを作曲したドヴォルザーク。
組曲「アルルの女」オペラ「カルメン」などを作曲したビゼー。
ピアノ編曲の「パパネラ」は皆さんが良く知っている
オペラ「カルメン」第1幕よりのものです。
ピアノを習っている皆さんもピアノを上手に弾く事だけの勉強にとどまらず
ピアノを通して音楽理論を勉強して理解する事ができれば
もっともっと音楽が好きになって
きっとあなたも有名な作曲家になれる・・・・かも?!