25・音楽の永久欠番って?!
往年の野球選手で有名な選手を知っていますか。
元、巨人軍で活躍された「王さん」や「長嶋さん」を
ご存知の方も多いでしょう。
また、古くは元、巨人軍の「川上さん」も
とても有名な方ですよね。
彼らの共通していることは、
現役時代に使っていた背番号が、
巨人軍では王さんの「1」番、長嶋さんの「3」番、
そして、川上さんの「16」番が
それぞれ永久欠番として扱われています。
それだけ偉大な功績を持った人物であることの証明です。
そして、音楽にも永久欠番というものが存在します。
他の音楽家たちは、決して自分の作った交響曲の作品番号に
その番号を使うことはありません。
その番号とは「9」です。
そして現在までの音楽界で唯一そのような栄誉のある永久欠番を
持っている人物こそが、「ベートーベン」です。
合唱として有名な「交響曲第9番」です。
日本では「歓喜の歌」として年の暮れによく演奏されますね。
その曲はスケールがとても壮大で、彼は
「この世でもっとも最大の楽器は人間の声である」として
オーケストラと共に編成された曲です。
彼はオーケストラを超えられる楽器はないかと日々思っていました。
そこで思いついたのがそのオーケストラと合唱のコラボレーションでした。
これほどまでに壮大な曲は今まで存在していません。
そして、その偉大なベートーベンを称える意味でも
「交響曲第9」という番号は永久欠番になったのです。
やはり、ベートーベンはすごいですね(^^♪
(歓喜のうた ベートーベン曲 アレンジ SunakawaHarumi)
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