Flute・Piccolo 豆知識
豆知識4 キーオイル
オイルの役割は次の3点があります。
1.金属同士のこすれあいから出る金属音を防ぐ
2.キーの動きを滑らかにする
3.錆を防ぐ
オイルいろいろ | |
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ヤマハ | キーオイルはH・M・Lの3種類あるがフルート用はL。やや粘りがある。 |
REKA | さらさらしていて粘りは少ない。容器に針状のさし口がついている。 |
プリマ | 粘りは少ない。注油用の針がついている。 |
ALISYN | NASAでスペースシャトルや航空機オイルとして開発された。 |
ムラマツ | 粘りがある。容器に針状のさし口がついている。 |
サクライ | 粘りがある。 |
キーのカチカチという金属音が出た時に注油します。
(かすかな音なので慣れないと判別しにくいけれど、目安として半年に1回くらい)
針のように先端が細いものを使ってごく少量注油します。
その後、キーを動かしてカチカチ音が消えるまでなじませます。
余分なオイルは必ず拭き取っておかないとほこりを寄せ付けてしまい、かえって楽器に良くありません。
フルートは大変精密に作られています。
メカニズムを知らずに注油するとかえって楽器をいためてしまうことになります。慣れない人は専門家にまかせましょう。
(カップが2つ以上連動して動く部分には注油してはいけません)
また、違う種類のオイルが混ざると余計悪くなるそうです。
※The Flute 参照しました。